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2003年11月9日 御前崎ハーフセンチュリーラン 何とまぁ長距離ライド以外にこれほどお楽しみが多い大会があろうとは・・・・構成次第ではもっと楽しめそうだ。 肝心の競技はあっという間に完走 |
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距離 75km 御前崎〜吉田〜島田〜牧之原台地〜相良〜菊川 〜御前崎 | |
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いよいよ03シーズンも終わろうとしている。10月からほぼ毎週自転車で遊んでいるので余裕で御前崎ハーフセンチュリーにエントリーだ。しかし、この大会は本場修善寺を擁する静岡の大会だけあってタイム計測は当たり前、参加者も腕にチェック票を巻き付け血眼で走ると聞かされた。 むむむ・・富山のアットホームな遠足大会とはえらい違いらしいが静岡→海→平地というイメージ浮かぶし、大会の案内だって「遅いあなたが主役です」と書いてある。制限時間もハーフとしては普通だし何とかなるでしょう。 それにしても御前崎は遠かった、実家に住んでいるときはわりとポピュラーな遊び場所だったのでそれほど遠いつもりではなかったが高山からだと片道300kmオーバー、公共交通機関の便も悪いので朝3時起床で赤ノア君と行くしかなかった。 高山は大雨だが小牧インターのあたりで雨はやみ現地に行く頃には太陽がお目見えした・・・実はこの日、日本列島で晴れマークがでているのはこの静岡県西部地方だけ、隣の愛知県東部地方も静岡県伊豆地方も雨マーク、晴れ男パワーは天下無敵である。 |
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会場では先週一緒に高山を走った渡邊氏、大山氏が既に大王旗をおっ立ててメンバーを待っている。おぉ諏訪のモンスター篠原氏も来ている・・・どおりで雨雲が逃げてゆくわけだ。 さて、本日初にお目にかかるのは滝沢氏と伝説の百哩仙人杉村氏、その走りは70才を越えているのに後にすがれるものはほとんどいないという高速仙人、本日も朝飯前に40kmを自走して参加である。 タイム計測が伴うので5人一組で1分間隔でスタートする。最初の組と最後の組ではかなりの時間的開きができるがその分計測も正確にしてくれるのがウリらしい。 それほどタイムにこだわる大会なので何となく我々もタイムの話になってしまうところが恐ろしい・・・・みんなの目標タイムは3時間59分とか4時間1分といったところ・・・・そんなに恐ろしくはない。 先にスタートするメンバーを見送る。かなり早くエントリーしたはずだが郵便トラブルで登録がかなり遅れてしまったので最終組に近いスタート位置、出走まで優に1時間は待たされた・・・・同じ組にはまたしても篠原氏、03シーズンは篠原氏に始まって篠原氏で終わるのが運命のようだ。 昨年は立っていられないほどの激風だったらしいが今年は大変穏やかで気持ちがいい、海岸線は綺麗だし道路もすこぶる気持ちがいい・・・ただ一緒に走る篠原氏がとても速い。それでもまだ後続スタートの集団走行組にはさらに速い速度でヒュンヒュン抜かれてゆく、何となくサイクリングモードで景色を楽しんでいるのが悪いような気がする・・・・私はタイムよりもこの海辺の景色や茶畑の眺めの方がはるかに大切なのだ。 交通量の多い国道にさしかかっても集団走行組の強引な追い抜きや割り込みには閉口する。人の邪魔して走らねばならないほどタイムは大切なのか?あげくの果てには集団信号無視でまったくやってられない。きちんと声を掛け御礼を言いながら抜き去ってゆく礼儀正しいライダーがいるのがせめてもの救いだ。 |
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さて、平地ばかりの静「丘」だと思っていたらだんだん道に勾配が付いてきた・・・20人くらいの集団に吸収されて走っていたが田舎道のぽつんとある信号に引っかかった。速度を落とす私を後目に後続15人くらいは次々信号無視。楽しいか?そんな走り方して。意外と信号が変わるのが遅くもう集団には追いつけない距離になった。 「丘」だと油断していたらどんどん勾配がきつくなる。何となくはるか前方の山の上に目をやると自転車がたくさん走っているではないか。 まぁしかしなんですねやはり峠の一つ二つないとロングライドの楽しみがないというもの、しかも先週の大山アドバイスと毎週の自転車遊びで足の調子は大変良い。先ほどの集団信号無視のオヤジ連がヒーコラヒーコラジグザグジグザグ登坂中だ。本日の私はこれしきの登りでは伝家の宝刀をかざすほどでもない。ガンガン漕ぎ倒してマナー無視オヤジどもをあっさり抜き返し、必死で登るクロスバイクの女性を激励し、自転車を降りて歩いて登るMTBに声を掛けぐんぐん標高を稼ぐ、強烈なヘアピンを一つ二つ・・・な!なんじゃこりゃぁ〜。思わず行き止まりかと思うほどの壁がそびえている・・・これでも道らしい・・・・雪国では考えられない超急勾配、ここまで来れば普通階段をつけるぞ 先ほどまでの勢いはどこへやら、何の迷いもなく伝家の宝刀30t、リアは保険切れ寸前25tで何とか登る。まぁなんと一漕ぎごとに気圧が変わるくらい強烈だが、ふっと勾配がゆるむと目の前にはお茶畑の緑の波がワワワーっと広がる「わっきれいやなー」思わす声をあげ、壁のような坂を上った疲れが一気に吹き飛ぶ。 |
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登り詰めた先は有名なお茶どころ牧之原台地、激坂根性モードが一気にメルヘンモードに変わる。チェックポイントのコンビニで小休止をしようと思ったら篠原氏が「休憩している雰囲気じゃないよねー」などと先に行ってまう。 ええー朝飯喰ったの5時頃だったから思いっきり腹減ってるのに〜・・しょうがないので参加賞のパンと大山氏からもらったパワーバーをかじりながら追走する。相変わらず篠原氏は漕ぎ倒して進むがそれでもいいポイントを見つけては風景をカメラに納めるがどうもせわしくてイケナイ。 フラットな道が続いたと思ったらいきなりの激下り、ほとんどジェットコースターのような絶景の下りだ。こんな道を雪国に作ったら大変なことになるだろうなぁ、雪が降らないとは幸せなことだなぁ。 |
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しかし、このお茶畑を降りきってしまうと何ともおもしろくない普通の風景が続く、静岡だというのに富士山も浜名湖も見えやしない、こうなるとこの向かい風がとても辛くなる。手渡された読みづらいコース図を首っ引きになりながらルートを探し距離を稼ぐ。 結局なんだかわからないうちに海岸沿いの国道に出くわしゴール目指してひた走る。今度は追い風でぐんぐんスピードが乗り大変楽しい。やがて荒涼とした海岸道路に入り何の苦労もなくゴール・・・・モンスター篠原氏に引っ張られたおかげで目標タイム3時間59分59秒を1時間以上縮めるタイムでゴールイン。結局みんなそれくらいのペースで走破してきたようだ。 さてさて、この大会の目玉はもう一つ「海の幸」、変なばばさに案内された別にどうって事のない観光地の食堂ではタテだかヨコだかわからないような巨大マグロがゴロゴロしている刺身定食が現れた、何というボリューム!さらにオマケといって鰹の佃煮、「連絡していてくれたらカブト焼きぐらいサービスしたのに」ときたもんだ。大山氏、篠原氏とともに来年からのチーム大王オフィシャル食堂に指定したことは言うまでもない。さらにお土産に駿河湾名物キンメと生シラスを仕入れて帰路につくが浜松まで「銭湯」を探してさんざんうろついたあげく結局見つからずに下呂まで走ってようやく温泉に入った。あとから調べたら菊川インターのすぐ近くにあったのに・・・・人生こんなものです。 |