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2003年9月13日 サイクルマラソン鳥羽志摩線2003 ツールド能登も魅力的、しかし、サイスポにこの大会の紹介記事を書いてしまったので他人の気がしませんやっぱり出るしかないでしょうな。しかし、痛めた膝は完治していないし練習もまともにしていないがまともにあの厳しいコース走れるのか・・・・・ サイクルマラソン鳥羽志摩線公式HP |
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距離120km 志摩町〜パールロード〜鳥羽市往復 ![]() | ![]() |
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来年の「厄払い」はツールド能登にフル参加するつもりだが、今年は輪島〜能登島を下見がてらに走るつもりでいた。しかし、あろうことかホーム大会の鳥羽志摩線と日程が重なってしまった。 少し悩んだが、サイクルスポーツに大会紹介記事を執筆した手前やはり鳥羽志摩線を優先することにし列車の人となった。前夜祭では予想通りサイスポ執筆の影響で握手を求められたりアドバイスを求められたりとちょっとした有名人になってしまった。 サイスポは何となくマイナーな香りがする雑誌だが、自転車乗りに圧倒的支持を受けていることを痛感し本誌の充実に多少なりとも貢献できたことをうれしく思う。 |
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例によって鳥羽志摩線は今年も台風にたかられそうになるが強烈晴れ男パワーがギラギラしながら志摩半島に向かってきたため台風も恐れをなしてコース変更、志摩半島のはるか南の海上を通過して東北地方ににげていった。昨年もぎりぎりのところで台風を追っ払ったパワーはさらに力を増したようだ。 鳥羽志摩線スタッフのみなさん、2年連続晴天は密かに私の力です。 台風一過で真夏の太陽と青空が最後の力を振り絞って燦々と志摩半島を照らす。風はすでに秋めいているが日差しの強さはまだまだ油断がならない。 チーム大王のメンバーは今回9人出走、おなじみ京都の櫻田氏、田辺氏、大王静岡軍団から石原氏、渡部氏、地元愛知は杉田氏、渡邊氏、藤田氏、遠来賞獲得の広島の小屋谷氏は「紹介記事を読んでどうしても走りたくなった」と大変うれしいことを言ってくれました。 昨年走っているのでコースの概要が分かっているのが心強い、基本的には一人で走りたいタチなのだがこうして集団で走るおもしろさも最近わかりかけてきた。おかげで走りながら写真を撮るサーカスのような技やペダルを回すのが辛くなっても自分に負けない根性を引き出す術が身に付きつつある。 なんだか昨年は結構必死で走っていたコースがとても楽しく感じられる。本格的に自転車遊びに復帰して2年目、昨年から真面目に走った効果が現れてきたのか・・・いやいやこの大会の本番はパールロードにあり、国道や海岸道路を走るのはただのオマケにすぎないのでここで己を過信するのはよそう。しかも7月には膝を痛めて8月一杯自転車に乗っていなかったことを思い出した。実は「走り虫」がうずうずしてしょうがないので膝の調子が今一思わしくないにもかかわらず9月の声を聞くと同時にトレーニングを半ば強引に再開、不十分ながらこの大会に間に合わせたのが正直なところだ。 膝は心配だが心の余裕があるので絶景の登茂山園地では珍しく記念撮影、アップダウンを繰り返しながら国府白浜、そしていよいよパールロードへ。しかし今年からパルケエスパーニャ手前から磯部方面に走り、伊雑ノ浦をぐるりと一周するコースに変更されたため再びパールロードを離れる・・・ここでパルケ激下り爆走していた櫻田氏がそのまま直進してコースミス、あまりの速さで声も届かないが櫻田氏はタフネス&スピーディなので他人より多少多めに走った方ちょうどよいというもの。すぐ追いつくことを想定して我々はおとなしく右折、伊雑ノ浦沿いを磯部に向かう。 「120kmの看板に偽り有り」の昨年から正味120kmのコースにするための変更だがこれコースがまたすばらしく楽しい。特に磯部市街を抜けて伊雑ノ浦の北側をパールロードに向けて走るコースは最高である。快適なフラット路を高速巡航・・・・と思いきやいきなり名物激坂アップダウンが登場した。しかもハンパじゃないぞ。いきなり伝家の宝刀30tの出番になってしまった。 パールロードにとりつく手前からはより一層強烈になり、休憩していたモーターバイク集団に激励される。やっと登り切ると的矢大橋チェックポイント上部の交差点、せっかく登ったが超絶景を拝まないで何が鳥羽志摩線でしょう当然的矢大橋まで下って休憩だ。 初参加の渡部氏、小屋谷氏から「キツイですねー」と声があがるが「ここまではホンのご挨拶ですよー」と答えると二人はなんだかすごくブルーになってしまった。 |
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いよいよ本格的にパールロードだ。普段下りはインターバルと考えて乳酸分散程度にペダルを回すだけの私だが。石原氏の「下り目一杯加速、勢いで登坂」走法を真似してみる。 人一倍体重が重いので下りはよくスピードが乗りびゅんびゅん前走者を追い越す。しかし、人一倍引力の洗礼をうける登りでは一気に速度が落ちる・・・・短い登りでは結構有効だが長い登りではかえって辛いことが判明するのはずいぶん後のこと。おかげで早々に足を使い果たしてしまったと同時に膝の痛みが再発した。 ほとんど最後尾を走っているのでチームメイト以外のライダーが少なく寂しいのが難点だが、地道にペダルを踏み景色を楽しみボチボチと標高を稼ぐ。やはり昨年のイメージよりはずいぶん楽に走る事ができている。これは大変嬉しいことだ、加齢と共に衰える肉体を強引な手法で持ちこたえさせている効果がてきめんに現れているようだ。といいつつも鳥羽展望台へ至る急な登りはホントこたえる。膝をかばいつつ30tをフル活用してヨタヨタ受付へたどり着いた・・・・ふふふふ、お楽しみの「手こね寿司」だ味は昨年の経験から保障ができる。「さてゆっくり景色でも楽しみながら」と思っていたら今年は何と観光ヘリが発着しているではないか、そのウルサイことウルサイことおまけにローターの風が大切な手こね寿司を直撃して砂埃のエッセンスを加えてくれる・・・・・結局必死でかっこんで早々と退散するハメになり大変残念である。次回の参加は食べる場所もあらかじめ決めておこう。 ソフトクリームを食べたりしてかなり余裕の休憩の後いよいよ再出発、鳥羽までの豪快なダウンヒル・・・・・といいつつも結構「効く」アップダウンもあるんだなこれが。 相差にはいると例の「鳥羽&山川」の看板が出迎えてくれると思ったら何と撤去されているではないか、あの二人にスキャンダルがあって撤去されたのか?芸能情報に全く関心がないとはいえ多少のゴシップは何かで目にするだろうがその覚えが全くない・・・ということは前回のレポートで「看板うざってぇぇぇぇぇぇ」と声を大きくして文句を垂れていたことが良識ある相差町民を動かしたのか!すごいぞ道楽夫婦HP、すごいぞ距離バカ日誌! さて、折り返し地点はほぼ店じまい状態で余り目立たない、先行していた櫻田氏らの集団はチェックポイントを通り過ぎ山腹のホテルにつながる坂道をヒルクライムしていってしまった・・・・大声で叫んだがやっぱり聞こえなかった。まぁ彼らは速い上にタフだからすぐ戻ってくるでしょう。係員の話では我々の後ろはあと二人・・・・・そういえば途中で2台追い抜いたなぁ・・・それまでは最後尾を走っていたわけだ。 ゴール閉鎖・・・より豪華景品の大抽選会開始まであまりり時間がない、櫻田氏ご一行が戻ったところでそそくさと再スタート、しかし、ここからなんですよねこの大会の「すばらしい」ところは。 麻生の浦大橋までのアップダウンで遂に膝が逝ってしまい回すたびに「コキン、クリン」と音がする、真上から踏み下ろすと激痛が走はしるのでなるべく回すようにペダリングする。チームの面々はすでに先に行ってしまいほぼ独走状態、一人寂しくいよいよ鳥羽展望台までの一気登りにとりつく。 |
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一桁台の走行スピードで黙々とペダリングしていると前走者が見えてきた、ほとんど止まっているようなスピードのMTBだ。いつもなら軽く挨拶を交わして追い抜くのだが膝の痛みに耐えながらの登坂はその余裕すら奪いひたすら遠く高く見える鳥羽展望台を目指す。 左側の太平洋を高く高く見下しながら一望できるポイントまで来たら勾配は一段落、鳥羽展望台まではもう一歩、ここで前方に大王ジャージ発見、あのビアンキは広島の小屋谷氏だ。氏も足を痛めたらしく走りにパワーがない。もう少しで追いつくというところで小屋谷氏は展望台へ登っていってしまった。 展望台の峠を越え、やや大きなアップダウンを二つ過ごすとのjこりのハードルはパルケエスパーニャの激坂のみ。膝は幸いにも小康状態を保ってるので的矢大橋チェックポイントまで一気に走破する。しかし、この復路はまったく修行のようなものでハイな気分で走り抜ける往路とは打って変わった自問自答の道だ。店じまい寸前の的矢チェックポイントにやっと到着、うれしいことにちょっと気に入っていた女性スタッフとツーショットで休憩。 試練の「パルケエスパーニャの激坂」を越え国道にはいるともう心配はない。国道仕様にペダルの回転数を上げグングン距離を伸ばす。途中のエードステーションでは最後尾に近い私に大きく声援を送ってくれて励みになる。雨雲に追いかけられた昨年だが今年は最後まで晴れ男パワー炸裂、抽選ではサザエも当選して大満足の2003鳥羽志摩線だった。 |