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2002年10月5日 カメラを忘れてえっさっさ 本当は第三セクター神岡鉄道途中輪行お楽しみライドのはずが・・・・ | ![]() |
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距離 135km 高山〜古川〜宮川村〜猪谷〜道の駅林林往復 所要時間 7時間00分 最高標高差 380m | ![]() |
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娘はテレビのリモコンが大好き、この日もチャンネルをランダムに変えては大喜びしている。もっともこの家の大人達はほとんどテレビを見ることはないのでテレビは娘のオモチャとなっているのが実態である。 しかし、この日は一瞬だがとても美しい風景が目に留まった。娘からリモコンを奪いチャンネルを戻すとローカル線らしき線路に沿って青く透き通った川がしゅらしゅらと下り、初夏の日差しが山々の緑やら黄色やらを反射させた中、真ん中の黒い穴からローカル列車がやってきた。 「ん?」 「何か見たことねーか?」 白を基調にした車体には「おくひだ1号」というプレートが夏の日差しを受けて誇らしげに光を走らせる。 「ありゃ、神岡鉄道やんか」 すぐに手が届く神岡鉄道だが開業以来十数年、まだ一度も乗ったことはない。 併走する国道よりもずっと低い谷間を走る神岡鉄道は高原川の渓相と森茂の山々を存分に楽しむことができそうな気はしていたがこれほどまでに美しい風景が続くとは思わなかった。 「乗りに行きたいなぁ。けれどただ単に往復するしかないしなぁ」 鉄道マニアではないので単に列車に乗って景色を眺めるだけでは何となくおもしろくない。 もともと神岡鉱山の輸送用に敷設された鉄道なので周辺にこれといった施設はないうえにダイヤまで一日数本の超過疎、たかだか20kmほどの距離を往復するのに正規ダイヤで4時間かかる。岐阜県側の終点「奥飛騨温泉口」は看板に偽り有りで温泉には車でさらに40分ほど、温泉まで行くと今度は帰ってこれなくなるという不都合さである。 「自転車で輪行すればいいじゃん」 かつこがナイスなアイディアを出す。 そうだ、そうだ、トレーニングとツーリングをミックスすれば済む話である。 高山から宮川村を抜けて猪谷駅へ、そこから待望の神岡鉄道に乗り終点まで輪行、上宝から十三墓峠を越えて国府へ降りる125kmのコースが頭に浮かんだ。 朝からもやっているところを見ると本日も晴れそうである。かつこと海祐に見送られて出発するが今回は半分ツーリングなのでそれほど急ぐこともなくペダルを回すがやっぱりロードレーサーにまたがっているとついついペースが上がってくる。 2時間ほど走るともやがとぎれ始め朝日が射し込み始めた。ちょうど景色の良いダム沿いでそのコントラストが非常に美しい場所を見つけたので写真を撮ろうとデジカメを構え、ベストな色合いを狙おうとモニターをオンにする。 モニターには景色の代わりに青い画面に白の文字で 「メモリーカードを入れてください」 「・・・・・・・・・・・」 前にもやったぞこの失敗、そそっかしい私には定番の失敗である。 「ううっ」 今回は絵がないとつまらない、まだ紅葉には早いしもう少し後の方が絵になる気がするし、仕方がないので「神通峡往復白エビ天うどん付き練習コース」に変更する。 結局トンネルの開通でほとんど使われなくなった国道360号線岐阜富山県境旧道の厳しくも美しい渓谷を眺めながら細入村の道の駅で白エビ天ぷらうどん(これはなるさんのオススメ、天ぷらは注文を聞いてから揚げるためできあがりまで時間がかかります)を補給してそのまま同じ道を引き返すことにした。 今回の収穫は100kmを越えるとやっぱりお尻が痛くてたまらなくなることを再確認したこと。 現在のサドルはビジュアル的にバイクとよく合うために購入したモノ、それなりの値段だったので今までは 「こんなはずじゃないからさ」 「そのうち慣れるさ」 「ポジションが悪いのさ」 とさんざん自分自身をごまかしていたが今回でこのサドルには愛想が尽きた。 実際毎回100kmを越えたあたりから心肺足腰は全く不安がないのに「ケツの痛み」のために30分漕いで5分休憩を余儀なくされていた。 こうなったらツーリング車に装備されているサドル系統にするのだ。 輪行・・・・・じゃないミンコー博士とやらが開発したおもしろい形のサドルにするのだ。 これのサドルならツーリングで一日200km以上の実績がある。しかし、同じモノは大変重いのでへそくりを大放出して軽量なレース用最高級品を買うことにした・・・・・キャンペーン価格で半値近いし。 |