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2004年1月11日
厳寒白川遡上舞台峠越え

雪が少なければ下呂あたりなら練習可能!しかし気温を考えないと下りでは死にます。
距離       55km
白川町〜東白川村〜加子母村〜舞台峠〜下呂



高山はこんな状況ですが
 「自転車に乗れない冬が来たなぁ」などと思っていたら神戸の松岡さんがおもしろい遊びを開発した。東京から大分まで分布する大王会員がそれぞれ一定の区間を受け持ち大王旗を駅伝するというのだ。

 大王東海近辺は沼津〜浜松〜名古屋〜大津の3区間往復、冬場にこんなにおもしろいことを考案するとはさすが大王西日本幹事、さっそく参加の段取りをするが12月に東京を出発する往路はあいにく予定が詰まっていて参加できない。それならばと雪の心配は多いが年末に大分を出発する復路にエントリーだ。

 さて、毎年なら12月以降は坂はリフトで登り下りはスキーで滑るという冬ライフを送るのだが、この自転車遊びのために多少トレーニングを積まないと途中リタイヤという恥ずかしい目にあう可能性がある。幸運にも12月の雪も年が明けてから消えつつあり下呂から南ならなんとか走れるでしょう。

 正月は実家へ帰省したついでに元日ランを挙行、香流川から矢田・庄内川の堤防道路を経て伊勢湾を拝み、東海通にでて鳴海から天白川を遡る75kmの「名古屋外周コース」を走ってきたためそれほどのブランクはない。
 予定では10日に練習するつもりでいたが、前日の新年宴会でバカ飲みして午前(早朝)様、午前中一杯は高レベルアルコール性廃棄物として居間でゴミ化していた。
 11日は天気も良く気温も高め、昨日はゴミ化していて正解だったようだ。いくら雪が少なくてもさすがに小坂までは自転車で走れたものではない、下呂まで赤ノア君でワープして下呂からは高山線で白川口まで輪行する。

金山を過ぎると雪はなく十分練習可能だ、本当は金山で降りる予定だったがあまりにも風が強いので70kmの予定を向かい風係数を勘案し、予定消耗体力数値に体面積指数と向かい風補正係数を乗じた値を勾配で除した結果、20kmばかりさっ引くのが無風快適状態と同じ条件の体力消耗になるとMSエクセルが答えてくれた次第でして・・・・ううう根性なし。
 
 窓から外を見ている限りはのどかな風景も駅を降りたとたん「びぃゆぅぅぅぅぅぅぅ〜」と風の洗礼、高山はただ単にクソ寒いだけで意外にも季節風には無縁だ・・・吹雪はあるけどね。だからちょっと着込めばずいぶん暖かく感じるので地元民は都会人から見れば驚くような薄着で歩いているのだ。
 
 得意の登山用高機能ウェアで身を包んでいるがちょっとした隙間からつめたぁーい空気が進入し身震いするが、さすがに気温は高く(←高山よりも)風裏の日当たりの良い場所では少し汗ばむ。
 しかし、風の抜け道では自転車が止まるほどの強風が吹き付けるが白川の清流が心和ませて・・・・くれるわけがない、夏ならいざ知らず白川のチャプチャプザーザーする音は余計に寒さを助長させるだけだ。時々すれ違う行楽とおぼしきクルマの人々はたいてい気の毒そうにこちらを見て通り過ぎていく。それでもトレーニングと思えばこそペダルを回す足に力が入る。上半身は寒さをこらえるために力が入る。



祈・ツチノコ捕獲
 しばらく走り東白川村に入ると名物「ツチノコの里」がある。あのツチノコの資料館・・・・まだ捕獲されたことがない生物なのに資料館というのもないだろうがと思うが、その8割は土産物屋の商品スペースである・・・毎年5月には村あげて捕獲作戦が展開されるが毎年ツチノコはその捜査網をかいくぐり、マヌケな人間達をせせら笑っている。

 この道は以前東濃地方の某町に住んでいた頃、各務原の彼女に会うため毎週のように愛車カリーナ1800STで往復した懐かしい道なのだ。いまでも当時の面影がずいぶんと残っていて20年前を思い出す。

 1時間半ほどで道の駅「茶の里東白川」に到着、お客さんがだぁ〜れもいなくて寂しいが暖をとりがてら休憩する。防寒着を脱いでいると若い女性スタッフが白川茶のサービスをしてくれたが、これがまたとても美味しいお茶で身も心も温まった。

 加子母村から257号線にはいると進行方向は「北」、当然風は真っ正面から猛然と吹き付ける。少しでも風を避けようか家が建て込む旧道に入るがこれがまた人っ子一人通らない寂しさでますます寒さを感じる。オマケに途中でデジカメのパーツを落として道脇の草をかき分け大探しした。
 舞台峠への取り付きから再び257号と合流、風は強さに冷たさも加わってかなり凶暴である。風を遮る物が何もない上に手元の気温計はマイナス3度、速度はかろうじて二桁をキープしているが道はだんだん勾配を増しまっすぐに舞台峠へ駆け上っているが、運動量が多い登りはまだ条件がよいのだ。
 
 問題は舞台峠から下呂までの10kmの下り、登りでさんざん汗をかいたあげく頂上気温はマイナス6度、太陽は既に山の向こうに隠れここから運動量が極端に低下する激下り、顔は完全に固まり声すら出ない。何とかペダルを回そうとするがついには体も硬直、なるべく風を切らないようにブレーキングしながらゆっくり下るがそんなことはまったく無駄なことだ。
 
 体が冷え切ることこんなにも疲労を感じるとは思わなかった。いつももっと条件の厳しいスキー場で長距離を滑っているので大丈夫だろうと思っていたがスキーの運動量がいかに大きいか意外なところで気が付いた。
 
 さて、トンネルを2つ抜けて下呂の温泉街が見えるがここからの強風がまたすごい、道はフラットだがほとんど一桁の走行速度、すぐそこの温泉の湯気がこれほど遠くに感じるとは・・・・・・あぁ意識が遠のいてくる。
 
サイクルスポーツ「冬こそ自転車に乗ろう」・・・寒冷地は除外しますと注書きを求めます・・・・・・

高山より50km南へ行くと・・・・加子母村舞台峠