四国88カ所 区切り打ち遍路行 

前書き
私と四国とのつながり、それは親父から受け継いできた阿波人の血であり、それを知らず知らずに意識することが、やがて四国への親しみにつながっているだろう。いつか四国を遍路として歩いてみたい、四国に繋がる者として是非やらねばならない、と少し誤解のままそう思っていた。誤解とは、四国の人は必ずしも遍路を自らやらねばならないこととは思ってはいないのだ。遍路に対する好意や思い入れはあったとしても、自分もやるものとは皆が思っているような行為ではないのは、後に分かってきた。そうとはいえ自分は50歳手前にして四国遍路に向かう決心をした。仕事の都合で今は休みを利用して区切り打ちしか出来ないが、やがていつかは通し打ちをと思っている。何年かかるか分からないが今は何回かに分けて四国を歩いて行きたい。