2002 私の山日記



■2002山行記録■

牛岳(987m)
2002.12.23(月)曇り
 T氏恒例のクリスマス会が牛岳ヒュッテであるので参加する事にした。7:00高岡Pを出発し、庄川の登山口に向う。
人気の山だけあって、もう踏固めてありカンジキは要らないそうだ。気楽な顔してご馳走を詰めたリュックを担ぎ、8:00それぞれ参加者19名は登り始める。
 ヒュッテでは、不要な荷物を下ろし、薪に火をつけ、後を残留組に任せ、牛岳頂上を目指すことにした。六合目からは尾根伝い、トレースもしっかりしていて、歩き易い。途中A氏に会い一休み。ガスが出てきて風も冷たく、すぐに動き出す。
 10:30頂上に到着。日も射し下界が見える。「ああ気持ちいい。」と近景の山を見ていたら南尾根から声がして金沢の夫婦が登ってこられた。仲間の皆も到着し、ここでワインやビールで乾杯。頂上は賑やかになり大いに盛り上がったが、寒くなってヒュッテの温かい鍋が恋しくなり11:10下山開始した。
 小屋に戻ると、囲炉裏の火が燃え盛り、宴会の準備が出来ていた。温かい豚汁が身体を暖め、薪の炎が心を暖めた。ケーキ、田楽、漬物、持参のご馳走が、顔をほころばせ、歌も出て、楽しいクリスマスになり、「これもヒュッテがあればこそ」と感謝した。
 後片付けをして、13:40ヒュッテを後にする。帰りは庄川荘で汗をながすことになったが、駐車場が混んでいて、バックをしようと後進した時、ポールに引っ掛け擦ってしまった。楽しい気分が一転し、浮かない気持ちで高岡に帰り、見積りをしてもらったら6万円。ますます落ち込んだ、一日の幕引になった。
2002年12月24日 21時08分43秒



国見平(690m)
2002.12.15(日)晴れ
 夫婦二人だけの山登りが無性に寂しくなり、久しぶりに会山行に参加させてもらうことにした。行き先は医王山の国見平。
7:00高岡Pには懐かしい顔が勢ぞろい。おまけにマイクロバスまで停まっている。「あ、まるで遠足みたい。」行く前から顔がほころび、総勢29名の大きく膨らんだ期待と荷物を満載して一路祖谷の登山口に向けて出発した。
 祖谷に着くが、登山口付近にはマイクロバスの駐車スぺースが無く、やむなく小山まで戻り、林道標高200m地点から歩くことになった。
 9:30祖谷の登山口に到着。車が1台止っていて、トレースも付いている。2〜3日前のまとまった雪の中、有り難くそれを辿る。標高520mあたりのカラマツと杉の林で一休みして、1番心配な急斜面のトラバースに備えた。
 谷を左に、山側は今にも雪崩が起きそうな急斜面を注意深く眺めながら、間隔を空け一人ずつ緊張しながら鞍部めがけて登って行く。青空と真っ白な雪のコントラストが山の楽しみを倍増させて「やっぱり冬山はいいな。」と呟いた。
 10:50国見平に到着。剣、立山、薬師、が輝き、その前には散居村が広がっていた。「気持ちいい。」大きく深呼吸し、写真をとる。先客に「お礼を」と思い、出向いたら知人のO氏だったのでびっくりした。
 いよいよ皆が揃い大宴会の始まり始まり。やっぱり楽しいことは大勢が1番。次から次とご馳走が回って来て、お腹一杯になったところで、T氏のハーモニカコンサート。拍手喝采。目も耳も口も心も全ての五感を充分満足させ、風もなく穏やかな日差しの中、幸せな一時を過ごし12:30下山開始となった。
 帰りは雪崩危険場所を避け、北側稜線を少し行き東斜面に下り、最初休んだ標高520mに出た。後は来た道を戻り、13:25祖谷登山口に着き、ここで待機組と車回収組の2手に分かれ、14:00車デポ地点に到着した。待機組を迎えに行き、その後はぬく森の郷で汗を流し身体を温め、16:45帰高した。
2002年12月16日 17時27分41秒



扇山(1033m)
2002.12.7(土)曇り
 お天気が崩れると云うので急遽出かける事にした扇山(赤祖父山)は、3年前の秋 八乙女山から縦走した事はあるが、井口村からはまだ登っていないので気になっていたコースだ。ゆーランド花椿の前を通り過ぎ、すぐに左折し林道を走り丸山を過ぎて直ぐの標高450mの登山口に着いた。山の上部はガスが掛かり何も見えず、晴れることを期待して赤いリボンに導かれ9:00登り始めた。
 登り発てから急登の階段が続き、杉林を抜け高度を上げていく。大寺山からの林道と交差するまで丸太の階段が付けてあり、急登も手伝って短時間で標高を稼げた。いよいよガスの中に突入し、神秘的な世界に身を置く。標高950m辺りから、木々には樹霜が付き静寂の中 凛とした空気が漂い、別世界に紛れ込んだようでテーマパークにでも居るような嬉しさが込み上げてきた。素晴らしいブナ林では、枝に着いた長い霜がザラザラ落ちて来てまるで雪が降っているような銀世界になりそれは綺麗だった。
 10:40扇山に到着。福岡町の人々が付けた緑の標識が木に吊るしてあった。赤祖父山と扇山は違うが扇山が最高地点のため、ここでランチタイムとし今日も登れたことを喜び合い、山頂の幻想を充分楽しんだ。
 11:10下山開始。帰りは尾根からの合流登山道を確認したかったが、見つけることが出来なかった。
12:05登山口に着く。1時間前にいた別世界が嘘のように思いながらも、豊な余韻に浸りながら、ゆーランド花椿へ直行した。
2002年12月08日 19時10分04秒



マルツンボリ山(1236.8m)
2002.12.1(日)曇り一時晴れ
 M氏に山行を要請したら、マルツンボリ山に行きたいとの事で同行することになり、3名で6:30高岡おとぎの森を出発する。
 マルツンボリ山へは西俣谷林道に入りそこを詰め、後はマルツンボリ山に登ると云う計画だった。156号線を利賀の神の山トンネルに入るように左折し、大きなカーブを小谷林道で右折し小谷川を遡り林道を進んでいった。雪が現われ570m地点で車を捨て、乳白色の幻想的なもやの中を8:05歩きだす。
 誰も歩いていない雪の上を歩くのは気持ちがよく、日も差してきて、期待が膨らんできた。林道を2時間弱歩くと「人形山」と書いた標柱があり、右折した林道をジグザグに登ると標高950mで行き止まっていた。ここから右斜面に取り付き、稜線を目指すことにした。急登となるが、根気強く登ると広いなだらかな場所に出て一休みする。地図を見て南方の奥にマルツンボリ山と思われるピークがあり、トラバース気味に高度を上げ稜線を目指し突き進む。ガスが出て辺りの様子が分らなくなってきた。稜線に辿り着き、忠実に進むと広いなだらかなピークに着いた。「おかしい。」高度計はもう1380mを示している。「でもあと一つ奥の山のはず」と、高度計が合っていないと考え、タイムリミットを気にしながら登り続けた。1450m地点でM氏が「来過ぎている。こんなに人形山が近くに見えるはずが無い」と叫ぶ。
 12:30今日は此処までとした。青空が見えて来たので、私はピ−クが気になり宴会の2人を残しピ−ク(後で調べたら1500m)を目指して登ってみた。此処からの眺めはよく、右から大滝山、その左奥には大笠山、カラモン、人形山、その前には宮屋敷に続く尾根が直線的にのびている。
 ゆっくり休み13:30下山開始。足跡を辿り最初休んだ所(1332mの下)まで戻り反省会。最大の間違いは西俣と東俣を間違えた事、マルツンボリ山より南緯の地図を持っていなかったことなど話し、下方のずっと右側の丸い形をして座っているマルツンボリ山を眺めた。大変苦労したのにマルツンボリ山の頂上を踏めず、もっと奥の1500mのピークまでいったのに充実感がまるで無かった。まるで水が欲しかったのにジュースが出て来たような、がっくり感を覚えた。途中、東俣からマルツンボリ山に取り付く杉林を確認したり、雪の足跡(人が来たようだ)を推理しながら15:55車デポ地点に到着した。
 帰りは車を低速にして、注意深く西俣に折れる道を探し、再訪に備えた。たっぷり一日、雪と遊んだ身体を“ゆ〜楽”で心行くまで暖め、暗くなった空をながめ家路を急いだ。
2002年12月02日 20時10分45秒

「やっぱり山で飲む酒、おいしいね」  マルツンボリはあそこだったのか


唐堀山(1159.5m)
2002.11.23(土)快晴
 晩秋に登りたいと思っていた唐堀山に行ってきた。猪谷からR360に入り、立派なトンネルに感心していると行き過ぎてしまい、新トンネル脇から旧R360を戻り、高山本線と交差する46番トンネルに着いた。車が一台止まっていて、先客が居るようだ。
 8:40登山口を出発するが何の案内板もなく、ただピンクのリボンが吊るしてあった。気温1℃の中、プラスチックの黒い階段を登って行くと広場に出て、道なりに進むと杉林の登山道がジグザグに伸びていた。かなりの急登で直ぐに汗が出てきた。暗い杉林を抜け、ブナの林に来ると分厚く積もった落ち葉が心地よく、「気持ちいい。」と二人は連発しルンルン気分。9:30最初の鉄塔に着き休んでいるとガスが発生し、水蒸気が雪に変わり落ちてくる。「日本中晴れのはずなのに。」とぼやき戦意喪失。重い心を奮い立たせ、腰を上げ登り始めると雲一つ無い快晴となった。第3鉄塔で先客の男女二人が休んでいて挨拶を交わした。このあたりから雪が多くなってきて、第4鉄塔でカンジキを履く。ここでの眺望は素晴らしく、白く輝く北アルプスに見入ってしまった。一休みしてまた登り始めると先日の大雪でぶなの木の枝が大量に折れ、登山道を塞いでカンジキが引っ掛かり歩き難い。仕方なくすぐに脱ぐ。先ほどの男女二人が追い着き、先行でラッセルしてくれ、私達はその後を歩く。1本調子の急登が終わる標高1000mでは雪が深くなり、またカンジキを履く。
 11:25頂上に着いた。なだらかな山頂は雪に覆われ見晴らしが良い。御岳、乗鞍、笠、槍、白木峰、岐阜の山々に眼をやり大満足。こんな山日和に登れた喜びをかみしめ、「良かった良かった」と山頂を駆け回り写真をとる。お昼を食べ終え、12:05下山開始。雪と落ち葉風情の両方を楽しみ、「また来たいね」と言うほど今の時期にぴったりの良い山だった。
 帰りに猿倉山の風の城に寄り、またまた剣立山を眺め、幸せな一日だった。
2002年11月24日 22時44分05秒


伊吹山(1377.3m) 御在所岳(1209.8m)
2002.11.16(土)晴れのち曇り 
 11月に入り雨が続き、山では雪に変わっているだろうと想像しつつ、積雪状況が判らないため、少し南の方へ遠出することにし、伊吹山と御在所岳に登ることにした。
 高岡を5時出発し、長浜ICで下り、365号線に入り8時過ぎに伊吹スキー場に着く。
 林道を行ける所まで行こうと思ったが、道を間違がえたり、立ち入り禁止と書いてあったりしたので、三宮神社に引き返し神社横の有料駐車場に車を止めた。
 8:50登山開始。大きな灯篭の横を登って行く。幅広い登山道を25分程登ると1合目のスキー場にでた。若者達がハンググライダーの練習をしていて賑やかだ。青空に向かい広々としたスキー場を、左にリフトを見ながら登って行く。久ぶりの山歩きに大きな喜びを感じつつ、振り向くと裾野の民家や工場や山が箱庭の様に見え、ウキウキワクワク心が弾んだ。大きく右に巻くように登山道を登ると高原ホテルの3合目に着いた。
 ここから見る伊吹山は見事で大きく堂々と立ち構え、山肌は全山草で覆われ全く木が無く、気候の厳しさを感じさせた。4合目で一休みして、此処から一気に山頂を目指した。日が翳ってきて風が冷たく、手がかじかんで来る。眼下には近江平野、琵琶湖が広がり何回も立ちすくんで眺めた。根気よくジクザクの道を登り詰めると頂上台地に着いた。雪が積もり、草々に着く白い樹氷が美しかった。Tが「まさか今年一番の雪を滋賀で見るとは」と、はしゃぎ写真をとる。右に少し行くと小屋や祠のある頂上に到着した(11:30)。物凄く寒く、すぐに服を着込んだ。頂上からの山々の見晴らしは良いのだが山名が判らずちょっとがっかり。日本武尊象の後側に目をやると、えびのしっぽが長く成長している。あまりの寒さに二人は小屋へ逃げ込んだ。
 暖かい小屋には15人位の登山者人がいたが1パーティーが下山したので静かになった。食堂で休憩させてもらい、おにぎりを食べコーヒーを飲みながら、展示してある植物の写真を眺めた。「花の季節には沢山の花々が咲き乱れるのだろうな」と想像した。
 12:05下山開始。標高差1150mをどんどん下り登山口に13:40到着する。靴を抜きながら「人間の足は凄い」と感心しながら雄大な伊吹山の思いを振り返った。有料駐車場1000円と書いてあるのに、シーズンオフのせいか誰も居なく無料となり、次の目的地である三重県の湯の山温泉に向った。
(時間の無い人は、注意書きを無視すれば3合目の高原ホテルまで車で行けるようです。広い駐車スペースもありました。)

2002.11.17(日)晴れ
 御在所山の家の前で車中泊し夜を明かした。ここには7台ほどの車が止まっていて、水もトイレもあった。
 7:30出発。山の家の横を通り抜け一の谷新道から御在所岳を目指す。登り発てから急登が続くが、花崗岩で出来た御在所岳は美しく白い細石と常緑樹が庭園さながら、目を楽しませてくれる。昨日と違う急登の登りが楽しく、思った以上の山登りに大満足した。大きな奇岩が2つそそり立っている辺りでは右に木々の間から小さく赤いロープウエィーが動き、その前には大小の岩塔が折り重なるように立ち、深緑の木々の中に白い姿を空に向けて競い合っている様は見事だった。この辺りから岩場となりロープやクサリがあり注意を払いながら登った。
 9:10突如観光客のごった返す広場に出た。標識が見当たらず、頂上めがけて進むとリフト乗り場で、仕方なく引き返し何回も迷いうろうろした。レストランとカモシカ園の間に立派な道があり、そこを進むと9:30御在所岳頂上に着いた。頂上は観光客が一杯でおまけにブランコまであるのにびっくりした。登り甲斐のある良い山なのに頂上は開発され痛ましく、御在所岳の魂が腑抜けにされたようで心が暗くなった。
 10:05下山開始。中道を降りるはずが、間違って裏道を下ってしまい、とんだアルバイをすることになった。裏道は1番簡単な道なのだが距離が長く、おまけに子供連れの登山者が多く、すれ違うのに時間がかかった。簡単といってもかなりハードな道だ。沢を見ながら下るのだが紅葉も綺麗で、籐内小屋は掃き清められ庭園の中にあるような素敵な処だった。いよいよ間違いに気が付き、その内鈴鹿スカイラインに出るだろうと構わず下って行くと蒼滝茶屋まで来てしまった。鈴鹿スカイラインは橋に成っていて高い木々の上に在り、知らない間に通り過ぎてしまっていたのだ。蒼滝茶屋のおばさんに道を聞き、また来た道を戻り、橋の下から急登をのぼり、鈴鹿スカイラインに出た。ここから山の家まで1.2kもある。頻繁に通る車を横目に最後の頑張りをみせ、ようやく12:15駐車地点に戻った。登りより遥かに長い時間を費やしてしまい、中道を通れなかった無念さも手伝って、本当に疲れた。
 御在所岳は登るのに魅力のある山だ。何処から登っても満足を得られるだろう。しかし、山頂にカモシカ園や池を造って水芭蕉を植えたり、遊園地をつくる必要があるだろうか?なだらかな広い頂上が草木で埋め尽くされた御在所岳であって欲しかったと思うのは私達夫婦だけであろうか。残念だ。
2002年11月19日 15時50分53秒


大日ヶ岳(1708.9m)
2002.10.26(土)晴れのち曇り
 雨天の場合、参加しなければいけない行事が有った為、山行きを迷っていたが、朝起きたら良い天気だったので、前から気になっていた手軽な山で秋に行きたいと考えていた岐阜の大日ヶ岳と決めた。7時30分高岡を出発し、高速に乗り、ひるがの高原のガソリンスタンドを折れ登山口には1時間半で着いた。貯水地の駐車場には車が7台ほど止っていたが、予報通りお日様は隠れだし暗くなった。準備をして9:10出発。
 紅葉が真っ盛りで、辺りの山々に時折さす陽が錦繍の木々を照らし秋の華やかさを際立たせていた。降り積った落ち葉を踏みしめ、尾根伝いの歩き易い登山道を進むと急登が始まるがすぐ平坦になり、ブナの林では秋のど真ん中に身を置いている喜びを身体一杯で感じた。
 風がビュウビュウと鳴り、いつ雨が来るか心配だったので休まず歩く。手前ピークからは穏やかな大日ヶ岳、ひるがの高原、鷲ヶ岳、スキー場などが箱庭のように見え綺麗だった。頂上直下では4人の若者がマウンテンバイクを持ち上げ急登を凌いで登頂。その後を私達も11:20頂上に到着した。頂上では1パーティが休んでいて、皆で喜びの言葉を交わし写真をとった。残念ながら頂上ではガスが出て何も見えなく寒かった。如来像の後ろで風を避けランチタイムを取ることにする。いつものごとく至福の時を過ごし、お腹いっぱいになったところで12:00下山開始する。
 登山口に「頂上まで7km」と書いてあったが、その長い登山道を休まず下り、13:50駐車場に到着した。靴を履き替え終わると同時に雨が降り出し「なんと、ラッキー」と叫び、車に飛び乗り岐阜を後にした。
2002年10月27日 12時39分21秒



■2002山行記録■