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釣りはどんなものでも分け隔てなく面白い。
私の場合、ヤマメのルアー釣りの魅力に、とり付かれてしまいました。
そんな想いを、私、えいしょうが、
今までの経験を交えて紹介していきます。

ヤマメ釣り記 釣りの基礎知識

ヤマメ釣り記
1.ヤマメとの出会い
2.釣れることは釣れる
3.賢い連中
4.ポイントの習得
5.釣れる時期・釣れる時間帯
6.1年目の記録
ヤマメとの出会い
 朝霧の中、浅い瀬の下流にキャストされたルアーを流れに逆らうようにリーリングしていた時、”コツ”と言う小さな当たりがあった。初めての感覚に戸惑いつつ、そのまま引き寄せると、12cm位だったろうか、鮮やかなパーマークをまとった宝石のようにとても美しいヤマメが、ルアーを加えていた。

 約4年前、初めてルアーで釣ったヤマメとの出会いである。場所は大分県日田郡を流れる川で、会社の先輩と出勤前に釣りに行ったときの事である。それから、ヤマメ釣りの魅力にどっぷりと浸かり、住んでいた場所から車で20分も走ればヤマメの釣れる川に行けたため、シーズン中は毎週のように釣りに出かけていた。

 一口にヤマメ釣りの魅力と言っても、人それぞれだと思います。普段生活している喧騒から離れて、きれいな渓流で、釣りをするという行為自体も好きですが、私の場合、なかなか大物が釣れない所が最大の魅力だと思っています。

 なんとしても釣りたい、尺ヤマメと呼ばれる大物を釣りたい。釣れないだけに、釣りに出かければ出かけるほど、その想いは強くなって行きました。
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釣れることは釣れる
 すっかりヤマメ釣りに取り付かれてしまった私。それまで、ブラックバスや、海でカサゴ系の魚をルアーで釣っていたこので、竿やリールは持っている。ルアーを買うだけでよかったので、ルアーを購入しては、釣りに出かけていた。

 当時、私の足は原チャリ。おのずと行動範囲が限られ、遠方の川にはいけないので、ひたすら近くにある川に通っていた。その川は、日田市にある川で、渓流の規模としてはさほど大きくない川である。が、ルアーに対する反応は良く、必ず釣れる川であった。
 しかし、釣れるのは釣れるが、サイズが上がらない。釣れたのはどれも15〜18cm程度で、大きいとは言えない。どうして、大きい魚が釣れないのか。また、どうしたら大きい魚が釣れるのか。その頃から、会社の先輩方と談義をしたり、釣り雑誌に目を通し、ヤマメ釣りの修行が始まった。
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賢い連中
 釣り雑誌を見ていると、30cmを超えるような、それはもう大きなヤマメの写真が載っている。それを見ていると、いいな〜、私も早くこんなヤマメを釣り上げたいな〜、そんな気持ちが、絶対的に湧いてくる。

 そんな、うらやましい気持ちを持ちつつ、釣れるスキルを身につけようと、雑誌を読んで行く。そうすると、ヤマメさん達が、なかなかに賢い事が分かり始めた。

・警戒心が強い。
 とにかく敏感で、人の姿や影を感じると、川底の岩に潜み、絶対に姿を現さないらしく、小枝を踏んで”パキッ”と言う音でも立てようものなら、そこのポイントでヤマメを釣り上げるのは、難しくなるらしい。
 さらに、無造作にルアーをキャストしていては、釣れるどころか、その警戒心を増す行為につながり、絶対に釣れないらしい。事実、好ポイントで、ミスキャストして、大きな音を立てて水面に落ちたルアーには、反応してくれることは少なく、さらに、同じポイントで、ルアーをキャストできるのはせいぜい3回くらいで、それ以上のキャストで釣れることは、非常に稀だ。
・学習能力が高い。
 色々な修羅場を積んで育った大物は、非常に賢く、疑似餌を疑似餌と見抜くらしい。フライフィシングなんかでは、少しでも違和感を感じる物には絶対に口を使ってこないし、口を使っても、違和感を感じたときは、直ぐに吐き出してしまう。

 なるほど、それで経験の少ない小さなヤマメしか釣れないのか。そんな、簡単な結論ではないのだが、その時はそう感じ、それからの釣りに、この情報を役立てて行った。
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ポイントの習得

 ヤマメに警戒心を与えない。その事に気をつけて、釣りを続けていたが、やはり釣れるものの、そのサイズは一向に上がらない。まだまだ修行は続く。
 釣れるポイントに目を向けると、まず基本的なこととして、ヤマメは流れがあるところで、流芯と呼ばれる太い流れと、その流れの横にある緩い流れの境界に流れに居る可能性が高く、その流れの勢いを軽減できるような沈み岩の後に定位し、上流から流れてくる獲物を捕食している。ヤマメは縄張り意識が強く、定位する場所も、大きな体を持つ優位な固体がいい場所を独占している。すなわち、良いポイントにピンポイントでルアーをキャストしない限り、釣るのは難しいのである。
 他にもたくさんのポイントの例があるが、これは経験を積んで習得するかないような印象を持った。

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釣れる時期・釣れる時間帯
 ヤマメを釣る人は早起きである。それは、ヤマメが、朝マズメや夕マズメといった、陽が登るとき落ちるときのほんのわずかな時間帯に盛んに捕食活動をしているからだ。もちろんそれ以外の時間帯でも釣れるのだが、可能性の問題として、上記以外の時間帯で釣りをするのは、時間の無駄遣いといっても過言ではない。
 さらに、釣れる時期が絡んでくる。激しい渓流の流れの中で、素早く動き、捕食活動をしているので、運動量が非常に豊富で、大量の酸素を必要としている。溶存酸素量という言葉を聞いた事があるだろうか。すなわち、水の中に溶け込んでいる酸素の量で、一般的に水温が低いと多く、高いと低くなる。
 水温自体もヤマメの活動に影響を与えている。雑誌によると15℃を境に、水温が上がっても下がっても運動量が落ちるらしい。
 その結果、九州では5月辺りがベストシーズンになると考えられている。これも一概には断言できず、その川の標高、その川が山の東西南北のどの斜面に流れているのかも影響を与える。ちなみに、体験した事がないので分からないが、東北などでは、雪解けの増水時には水温が下がり、活性が下がるらしい。
 このように、一口に釣れる時期や時間帯を絞り込もうとしても、その地方や川の状況で、非常に難しい読みを必要とする。これもまたヤマメ釣りの魅力だと思う。
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1年目の記録
 色々と勉強を重ねたものの、相変わらずサイズは上がらない。結局、1年目の最高は23cmのアマゴ(ヤマメに良く似た魚で、体に朱点があるのが特徴。)。1年目に通い続けた川で釣り上げたものである。それまで、大きくても20cm程度が最高だったので、3cmの違いが生む当たりや引き味に戸惑いつつ、とても興奮したのを覚えている。
 何が何だか分からないうちに釣れてしまった1匹。釣れる時は釣れるんだなという印象しかもてなかった。
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釣りの基礎知識
ヤマメって
 ヤマメはサケ科の魚で、サクラマスの陸封型あるいは河川残留型と言う方が正しいかもしれません。サケのように一度海に下り、海で生活した後、産卵のために川に戻ってくるものをサクラマスと言い、一生を河川で暮らすものヤマメと呼ぶようです。河川残留型のヤマメの場合、体調が30cmを超えるものはめずらしく、釣り人の間では、尺ヤマメと呼ばれています(極稀に40cmを超える固体もあります)。肉食性で昆虫や小魚を食べています。また、非常に警戒心が強く、学習能力が高いので、無神経に近づくと、ひっそりと身を潜めてしまいます。ルアーの場合、同じところを2〜3投もすれば、そのポイントでヤマメを釣るのは、まず無理です。加えて、大物になればなるほど、学習経験が豊富なのか、ルアーを見破る傾向にあるようです。

 数が少なく、釣るのが難しい。その事が私の釣り魂に火を点けたと言ってもいいでしょう。
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ルアー
 疑似餌の一種でルアーにはいくつかの種類があります。ヤマメ釣りで使うルアーは、スピナー、スプーン、ミノーの3種類が主です。その他ルアーには、メタルジグ、ソフトルアー、エギ等、かなりの種類があります。
 私はスプーンを多用します。文字通り、食器のスプーンに似た形状で、安さと根掛りが少ない点、さらに、それでヤマメを釣り上げた経験が多いからです。
スプーン
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釣り用語
キャスティング、キャスト
 ルアーをポイントに投げる動作。
・バイト
 魚がルアーに食いにかかる動作の事。”当たり”とも言う。
 
フッキング、フック
 魚が針にかかる事。
ランディング
 針掛りした魚を、リールを巻いて、手元まで引き寄せる動作。
バラシ、バレ
 針掛りした魚が、針から外れてしまう事。
トレース
 ルアーをポイントに流す行為。(正式にはどうか分かりませんが、私はそう認識しています。)
)上記の用語を使った表現と、使わない表現の違いを確かめて下さい。
)流れが緩くなっているポイントにルアーを投じ、流れに乗せるようにゆっくりとルアーを流していた。その時、ヤマメがルアーに食ってきた。すかさず合わせを入れ、しっかりと針掛りさせる。はずれないように慎重に引き寄せ、手中に収めることができた。
)流れが緩くなっているポイントにルアーをキャストし、流れに乗せるようにゆっくりとルアーをトレースしていた。その時、ヤマメがルアーにバイトした、すかさず合わせを入れ、しっかりとフッキングさせる。バレないように慎重にランディングし、手中に収めることができた。
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