南ア・甲斐駒ケ岳・仙丈岳山行記

 
山行日:2003年8月4日(月)〜6日(水)
天  候:晴れ(3日間とも)
メンバー:単独
行  程
8月4日(月)JR新宿駅新南口8時20分発伊那里行きJRバス→仙流荘12時30分着→13時10分長谷村営バス(臨時便)→北沢峠14時着(長衛荘泊)

8月5日(火)長衛荘4.00→仙水峠5.05着/5.35発→駒津峰7.00/7.15→六方石7.35/7.40→甲斐駒ケ岳山頂 8.25/9.10→駒津峰10.15/11.00→双児山11.35/11.40→北沢峠12.55/13.05→北沢長衛小屋13.10(泊)

8月6日(水)北沢長衛小屋4.40→大滝ノ頭(5合目)6.03/6.25→小仙丈岳7.10/7.20→仙丈岳 山頂8.17/8.50→ 仙丈小屋9.10/9.15→馬ノ背ヒュッテ9.50/9.55→大滝ノ頭10.27/10.40→ 北沢峠12.00/12.20→ 仙流荘 13.25/JRバス15.58→新宿20.25

 昨年夏、白峰三山に行ったとき甲斐駒ケ岳や仙丈岳・鳳凰三山・塩見岳などの眺望が素晴らしく、いつかは行ってみたいと思っていた。今シーズンの夏山を計画するにあたり北アルプスのほかこの南アルプスの甲斐駒・仙丈岳を計画の中に加えることにした。
 当初、JR甲府駅→広河原→北沢峠のコースの予定で北沢峠までのアプローチや時間を調べるため、山梨交通のHPを見たが一向に広河原線の時刻が表示されず「決定次第表示します」のみで理由の説明はなかった(どうしてなのか説明がほしかった)。そのうち山梨県警のHPをみて始めて崩落のため林道が通行不能ということがわかり、その後山梨交通のHPでも理由の説明があった。
 やむなく山梨側からの入山をあきらめ、長野県側から入るにはどういうルートがあるか調べているうち、JR関東の高速バス(南アルプス号)が新宿駅新南口から南アルプスの玄関口である仙流荘まで入ることが分かり(仙流荘から北沢峠までは長谷村営バス)、早速HPから予約した。(乗車券はコンビニで支払い受け取る。) この高速バスは横3列、縦10列、1階にトイレ付でゆったり気分で行け、しかもありがたいことに仙流荘ほか3か所で使える「乗車記念入浴券」のサービス付でした。
 また、長谷村営バスは一応時刻表はあるけど乗客の状況で随時臨時バスを運行してくれ、しかも運転手による地形や高山植物などのガイド付もありがたかった。

8/4(月)12.30仙流荘横の北沢峠行バス乗り場、(中にラーメン・そばなどの食堂がある)。その先は無料駐車場
北沢峠 北沢峠に着いたら下山客で一杯。バスは全員が乗れるまで増発し、4〜5台程でた。
北沢峠、その奥は今夜の宿、長衛荘。
長衛荘に向かう階段の入口でこんな看板が。
長衛荘の内部 長衛荘はほぼ満杯。ふとん1枚に一人、トイレも水洗できれい。女性オーナーが元気に切り盛りしていた。
甲 斐 駒 ケ 岳(2003.8.5)
8/5(火)朝4.00まだ暗闇の中ライトをつけ長衛荘を出発、仙水峠から甲斐駒ケ岳を目指す。仙水小屋あたりからいくらか明るくなり、岩塊斜面あたりでようやくライトは不要になった。仙水峠に着く頃は丁度日の出となり、多くの登山者がシャッターを切っていた。左の写真は仙水峠から甲斐駒ケ岳(左)、右は雄大な摩利支天。
駒津峰への登りの途中で仙丈岳。明日はあそこの頂に立つ予定。
駒津峰より北岳・間ノ岳 駒津峰への途中、北岳・間ノ岳方面。まだ朝7時前なのにもう山梨側からガスが・・・
(小屋の人は遅くも9時頃までに頂上に立つ方が良いとのすすめが分かった。)
駒津峰より仙丈岳 7時、駒津峰に到着、仙丈岳頂上はもうガスが。
六方石より鋸岳方面、北沢峠へ向かうバスから見るとすごく険しそうだった。
頂上への分岐(左;直登、右:巻き道) 六方石から少し行くと頂上への直登コース(左)と巻き道コース(右)に分かれる。予定どおり登り直登コースへ、下りは巻き道を選択。
上の分岐矢印の先にも「直登コース」のペンキがあり。最初の取り付きで大きな岩があり、適当な足場が見あたらずてこずった。あとはそれほど困難なところもなく、六方石より50分足らずで頂上へ到着。
甲斐駒ケ岳。花崗岩の白と快晴の青空、ハイマツ?の緑とのコントラストが素晴らしい。(巻き道コースより)
甲斐駒ケ岳頂上 8時25分甲斐駒ケ岳頂上、後方わずかに顔を出しているのは仙丈岳。
甲斐駒ケ岳頂上より摩利支天 頂上付近から見る摩利支天。写真ではそうでもないが実際はもっと迫力がある。
下山した巻き道より六方石 下山の巻き道からみる六方石、登山者と比較するとその大きさがよく分かる。
花もいろいろ咲いていました。花の名前も良く知らない私でもシナノキンバイ・ハクサンイチゲ・ミヤマダイコンソウ・トウヤクリンドウ・ウサギギク等々、他にもいろいろ咲いていましたがここでは省略。ただ、左の写真は北沢峠のバス停から長谷村側に少し下った林道脇に金網で囲われた花があり、花の名前がかかれた看板(下の写真)がありました(珍しいのかどうかはわかりません)

仙 丈 岳(2003.8.6)

北沢長衛小屋 8/5(火)13.10今夜の宿、北沢長衛小屋に到着。小屋に到着したとき宿泊者は3人でこれからどんどん到着すると思っていたら、結局は5人で宿の人は嘆いていた。これも広河原までバスが入れない影響なのだろうか。
 同室者と雑談しているうち、あんなに天気が良かったのに3時ころから雨が降り出した。最初はにわか雨と思っていたのが雨足はだんだん強くなり、やがては雷雨になった。テント場の人も相当あわてた様子。一向に止みそうもない雨に同室者と「明日は雨でだめだね〜」とあきらめの様子。夕方6時頃やっと小降りになりやがて雨もあがりほっとする。明日に期待。8/6(水)朝4時過ぎに外へ出ると予想外の星空。急いで身支度をし、4時40分仙丈岳へ向け小屋を出発。
五合目大滝ノ頭 仙丈岳へは大平(おおだいら)小屋から仙丈小屋方面へのコースと小仙丈岳経由があるが、今年は藪沢の残雪が多く危険なので前者は通行止めになっている。最初の計画では小仙丈岳経由で下山に大平小屋経由のつもりだったのを馬の背ヒュッテ〜藪沢小屋経由に変更した。
 樹林帯の急傾斜をあえぎながら5合目、大滝頭に6.03到着。休憩をかね弁当の朝食とする。
小仙丈岳 小仙丈岳に7.10着。仙丈岳と小仙丈沢カールの眺めが素晴らしい。
小仙丈岳カール 小仙丈岳から仙丈岳へは快適な稜線コース。高山植物を楽しみながら1時間ほどで仙丈岳に着く。
カールに咲くお花畑。
仙丈岳山頂 仙丈岳に8.17着。上空は青空だが周囲の白峰三山や甲斐駒ケ岳方面はほとんどガスの中で大展望を期待していたのに残念。
頂上脇の花は満開 頂上のすぐ脇に咲いてた満開の花。
(ミヤママンネングサ?)
これも頂上から仙丈小屋へ下る途中でイワギキョウの群落。
ソーラ&風力発電の仙丈小屋 ソーラ&風力発電の仙丈小屋
薮沢小屋への分岐 馬の背ヒュッテから少し下ったところの大平小屋への分岐、奥には「通行止め」(残雪が多く危険とのこと)の看板が。(左の写真)
 薮沢小屋方面への巻き道を通り朝来た大滝頭(5合目)に合流。時間調整のためコーヒータイムをしながらゆっくりと下山、北沢峠へ12.00着。13.00発のバスを待っていると12.20分頃臨時便が来た。(乗客が多くなると、無線連絡で随時対応するようだ)
13.25仙流荘着、行きの高速バスの中でもらった入浴券(通常\500)で汗を流し、休憩室でビールを飲みながらのんびり過ごし、15.58発の直通バス(南アルプス号)で新宿へ向かった。