裏銀座 北アルプス深部での3泊4日

2001.08.12〜15 

高瀬ダム→烏帽子岳→野口五郎岳→雲ノ平→三俣蓮華岳→双六岳→新穂高

鋭い烏帽子のピーク。
怖くて頂上には立てなかった。
三ツ岳から見た烏帽子。
小さいが美しい形だ。

1日目

JR信濃大町駅で電車を降り、
タクシーで高瀬ダムへ向かう。
このダムの巨石の山は二人の
庭師の指揮で並べられたと
聞き巧みの技を感じた。
ダムの上でタクシーを降り
登山口まで30分ほど歩く。
いきなり急登なのでペースに
注意が必要だ。
変化の少ない樹林帯の中を
ひたすら5時間程歩くと稜線
に出て烏帽子小屋の看板が
現れる。
テン場を確保後、烏帽子頂上
へ向かうと、15分程で
烏帽子のピークが見える。
美しく鋭いピークだ。
頂上付近は岩が切り立って
いて我々は誰一人本当の頂上
には立てなかった。
(立てる人がいるのだろうか)
小屋へ戻り乾杯。
ここのビールは雪室で冷やし
てあるので缶を持てないくら
い冷たい。最高。

2日目

三ツ岳で朝日を見て長い稜線
歩きの開始。
ここで初めて槍と対面できる。
野口五郎まではアップダウンは
少ないが後半の水晶への道は
結構登る。
天気が良く景色は最高だったが
体力を消耗した。
水晶小屋へ荷物を置いたまま、
頂上へ向かう。
空身だと15分程で着く。
赤牛がすぐそこに見え、行って
みたくなる。
今日の停泊地雲ノ平へ下る。
疲れた体に長い下りが堪える。
噂通り水が旨い。


3日目

祖父岳で夜明けを待った。
ここは主だった山と隣接して
いるため、どちらを向いても
素晴らしい景観が広がる。
雲ノ平を散策。
美しい湿原の中をアラスカ庭園
まで行くと薬師が大迫力で迫る。
大きな山だ。
○○庭園という名前は三俣山荘の
伊藤さんが付けたらしい。
洒落たネーミングである。
祖父岳を回りこみ日本庭園から
黒部の源流へ下る。
美しい流れの中へ頭を沈めた。
最高に気持ち良かった。
30分程登り返すと三俣山荘に到着。
山荘のコーヒーは最高においしい
ので是非飲んで欲しい。


4日目

三俣蓮華で最後のご来光を迎える。
このあたりは緑が多く稜線が美しく
見える。
双六では今回見たかった景色が
あった。
緩やかな丘の向こうに槍ヶ岳が美しい
シルエットとして浮かんでいる。
槍がとても大きく見え、手前を行く
登山者と不思議な遠近感を感じる。
ここからは新穂高へ長い長い下り。
途中で鏡平名物「かき氷」を食す。
旨過ぎ。体に染み渡る。
6時間近く歩きようやく林道へ出る。
わさび平を少し行ったところに風穴が
あり、冷たい風が吹き出している。
あたりはドライアイスの様なモヤが
漂い、最高に気持ちがいい。
新穂高へ到着。
久しぶりの娑婆を感じる。
とても疲れていたので穂高町まで
タクシーで帰った。(約25,000円 ! !)


美しい水と、ずっと360°山に囲まれて
いる景色が印象的なコースだった。
3泊はなかなか出来ないのでとても
楽しかったぜ。

三ツ岳へ登るとこれから行くコース
が見渡せる。
陽の圧力を感じた。
今日はいい天気になりそうだ。
野口五郎への稜線歩き。
360°の景色はここの奥深さを感じる。
野口五郎から水晶岳への稜線。
かなり長い。
水晶小屋の桑原さん。山と酒を
こよなく愛する素敵な方です。
念願の雲ノ平。
「おお・・ガイドブックと同じ景色だ」と
変な感動をしてしまった。
祖父岳から見た夜明けの薬師岳。
ここからの朝の景色はオススメです。
黒部の源流へ下り、登り返したところに
三俣山荘が見える。
三俣の伊藤さん。普段の優しげな
感じと、山を語るときの頼もしさが
非常に印象的な方です。
三俣から見る槍は北鎌が最高に美しい。
双六から見た三俣蓮華岳。
とても美しい稜線だ。
双六から見る槍ヶ岳。
実際に見ると槍がとても大きく見える。