遍路ー 11 久 しぶりの山歩き
6月11日
さてさて・・・・・・・・
遍路旅も9日目になりました。
宿坊とは言うものの観光ホテルと変わらない世俗的な宿を後に、
山道を下り、国道に出て長い海岸線を歩く。
次の27番は31km先と遠い。曇り空ながら、ずうと先まで見え、
見えるけどなかなか近づかない街を追いかけ追いかけ歩く。
珍しく腹痛は無い。
室戸市から吉良川町、羽根町、奈半利町と過ぎ、田野町に入った
ところで旧道に入り、小汚い食堂を見つけて昼食。
食事を済ませ出ようとするが、店の人はどこかに行ってしまい
なかなか帰ってこない。別のお客さんが来たので、代金を託して
出る。のんびりした街だ。
とうとう雨が落ちてくる。もう梅雨の季節だ。上だけのポンチョ
を着て、下は濡れるにまかせて歩く。遍路マークの標識に導かれ、
また道々で会う人に確認し、遍路道を見つけて山道に入る。
たぶん本当は車道のほうが楽で早いが、せっかく先人が開いた
遍路道があるのだからと困難な遍路道を選ぶ。
きつい登りが約1時間半、ガイドブックには「荷物を下の宿に預
かってもらうと良い」とあるが本当だ。27番・神峯寺は標高500m
近い山の中腹にある。
お参りを済ませ、宿を予約。それほど先を急ぐ訳でもないが、つい
つい、先へ先へと進む気持ちが抜けないのはまだまだ修業が足り
ないせいか?。
すぐ下の安田町の宿ではなく、10kmも先の安芸市の旅館を予約する。
薄暗い急な山道を下りる。途中、無人販売所(四国では「良心
市」と名づけられている)ですももを買い求め、家内がよく便秘の
ときに食べていたのいを思い出し、食べながら下る。
海岸沿いの国道に出るとまたずうと先まで見えるがなかなか
近ずかない弓なりの道を歩く。
薄暗くなり、ネオンサインが目立つころ、やっと安芸市に入り、
阪神タイガースがキャンプの際に定宿にしてるという大きなホテル
を右手に見て、繁華街に入り、たこ焼き屋さんや花屋さんに聞き
ながら19:40、やっとめざす旅館に到着する。
64,479歩 43kmぐらいか?
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