遍路-23 延々と歩き久万へ
6月23日
さ〜て、さ〜て、さて 遍路旅は21日めです。
昨夜はとなりに怪しげな二人連れが寝ており、弘法大師さま
とは違った意味で、まんじりともせず夜を明かした。
長居は無用と4:20まだ暗い小雨の中、ヘッドランプをつけて
歩き始める。
国道は早暁というのに交通量が多い。峠を越えバイパスを
外れて明るくなった静かな町に入る。内子町だ。
まだどこも店は開いていないので自動販売機の所で腰を下ろして
昨夕求めたパンをかじり朝食とする。
再び歩き始めると皮肉なことに(朝6:00と言うのに)レストラン
のチェーン店が開いている。朝食を食べたばかりではあるが、
あったかいスープに惹かれて二階のお店に入る。
朝食セットを注文する。もちろん客は自分ひとり。例によって
靴を脱いでゆっく2回目の昼食とする。
内子からは国道56号線を離れて379号線に入る。とたんに
道幅は狭く通行量もガクンと減少する。
沿道にうどんの看板、昼飯をと入ろうとするが、そこは製麺所で
朝6:00からの1時間程度のみ暖かいうどんを出していると言う。
そんなことで食べ損なう。
歩数計を見て7000歩をメドに休みを取り、歩く。
能舞台のような真新しいお堂があり大休止とする。バス停が
そばにあるためバス待ちに立ち寄る人が多い。近くこのお堂
にもキチンとご本尊が入るのでそれまで広々した休憩所として
利用できるのだとか。
またお遍路さん用の無料宿泊所もある。電話番号があり、
そこに電話するとカギを貸してくれるシステムのようだ。
お腹が空くがお店はない。11:30 国道の別れ。右は広い道で、
久万まで28km、左は狭い道で、途中山越えの21.5km。今夜の宿
は久万の民宿と決め、電話する。
「今日は雨で滑るから山道は危険、右の道を来るように」と
言っていたが、7〜8時間もかかる。本降りとなりカッパを着て
左の道に入る。
12:30 遍路標識が見えなく、心配となり、小学校に入る。
昼休み中の生徒に「久万へはこの道でいいのですね」と、問うと
走って去り、替わりに教師が出てきて久万への道を教えてくれる。
小さなトンネルを抜けると、国道を離れて更に細い県道に
入り、やがて突然道路が切れて山道となる。むしろ国道よりは
歩きやすい。
峠を越えてしばらく進むと東屋付きがあり、そこにテントが
張ってある。覗くと若い一人がいる。「疲れたので、静かな
ここでしばらく静養する」と言う。うらやましい。
そこから1時間足らずで宿へ。マンションの一階が料理屋で
2階が宴会場、そして3階がなんと民宿になっている。
部屋にお風呂もある。食事は一階の料理屋でキジ鍋をいただく。
高級料理ではあるが量が少ない。量があれば最高だ。
今日は歩きに歩いた。 67,912歩 約48kmか
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