遍路-33 高松 を抜ける

7月3日 

さ〜て、さ〜て、さ〜て、さて 遍路旅はもう31日目です。

 昨晩は財布紛失で家内には(電話メールで)ゴチャゴチャ
いやみを言われ、寺やら、カード会社やら、交番やら、
アチコチ電話して遅くなってしまう。

民宿はこれまでと大違いで食事がイマイチ(ジャガイモの
煮っ転がしと冷奴だけ)でご飯のお代わりもできない。
低料金ではあるが、あまりおすすめはできない宿だ。

 今朝はまた雨、カッパを着て昨夕の道を戻り、遍路道を
見つけて山登りとなる。
ここからは遍路にとってつらい行程になる。

標高30mの国分寺から、一気に400m登って五色台に上がり、
そこから120m下って五色台の西の肩の白峰寺に行って、また
五色台に登り返し、東の肩の標高360mの根来寺に行き、また
また五色台に登り、高松へと下る。

 五色台の上の分岐にザックを置き、白峰寺に往復する途中で、
マツモト君が白峰より帰ってくるのに出会う。
昨夜は国分寺門前の宿に泊まり、遍路道ではなく、車道を直接
白峰に上がったという。その方がよほど理に適っている。
遍路道の設定がおかしい。

 11:30根来寺着。お参りを済ませて、五色台に戻り車道をだら
だら下がる。途中、旗さおが連なっているのに引かれて、車道を
外して南に下る山道に入る。
旗さおの先は遍路道とは関係の無いお稲荷さんだったが、そのまま
下る道があるのでやぶっぽい山道を下り、住宅街に出る。

 JRの踏み切りを渡って駅の方を見やるとうどん屋の旗が見えた
ので寄り道して昼飯とする。例によって靴を脱いでゆっくり休む。

 雨上がりの畑やら田んぼやらの中に家が点在する散村地帯を延々と
歩く。高松市街が左手に見えるがそれを避けるように、遍路標識は
正面の山へと向かう。

 現在地がわからなくなり走っている軽トラを止めて聞き、大きな
川の堤防に上がる。自転車道になっている河川敷におりて、橋を数え
ながら歩く。

旧道、バイパス、新道、高速道路、県道、国道など8つめで堤防と
分かれて橋を渡ると間もなく83番一宮寺。
ここはもう高松市街になる。16:30。

ここに宿をとるのが一般的と納経所で聞くが、雨も上がったし、もう
少し歩き,高松市内のビジネスホテルに泊まろうと高松市街へと
北上する。

 高速道をくぐって国道に出て栗林公園をかすめて高松駅に向かう。
琴電だかJRだかわからないが高架の駅のそばのうどん屋に入り、
大盛りうどんと稲荷寿司を食べる。

もう少し歩くか。再び雨が降ってきた。宿を屋島の下に予約する。
帰宅の車で込み合う片側3車線の広い道路で高松の繁華街を抜け、
屋島に向かう。

遠くに見える屋島は徐々に形を変えながら近づき、大きな橋を3つ
渡って、国道バイパスに出るとすぐに目指す宿のネオンサインが
見えた。19:40着

 かくして四国最大の都会、高松も素通り  59,166歩
 
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