遍路-35 結願
7月5日
さ〜て、さ〜て、さ〜て、さて さて さて 遍路旅も33日目、
結願を迎えました。
昨晩は、おいしい晩御飯と名物おかみの楽しいお話をいただく。
本当はお休みの日だとかで客は一人だけ。
朝食とお会計を済ますとオカミさんが、「はい、お接待」と
オロナミンCを渡す。更に「お昼に大窪寺門前でおいしいうどんを
食べな」と500円玉を握らせてくれる。
7:00出発。しばらくは平地だがやがて登りとなる。ダムの堰堤が
目いっぱいに見え出す。
「雨上がりで遍路道は滑ってあぶないから車道を行くんですよ。」
とオカミさんに注意されたがもとより当方は遍路道を行くと決めて
いる。
それでもダムのそばの道の駅にある「遍路資料館」が気になり立ち
寄る。野宿の二人は出発した後のようだ。
地元のお年寄りがお茶とお菓子のお接待をしてくれる。
遍路道もいろいろあるらしい。
ダムを左に見て車道を進んで行くと向こう岸に人影が見える。
マツモト君のようだ。ダムを過ぎて対岸に下りると案の定、
マツモト君が待っていた。
ダムによらずにまっすぐに遍路道に入って登ってきたとのことだ。
「私は遅いので」とマツモト君を先にやり、ゆっくり登る。
遍路道はときどき山道となったり車道となったりしながら山に
突き当たり、本格的な山道となる。
最後は岩場の登りとなり標高750mの女体山山頂。
残念ながら雲の中でミルキーホワイトで何も見えない。
そこから山道を途中「ノゾキ」などを過ぎ標高450mまで下って、
11:15最後の札所・大窪寺に着く。
バスで来た人、車の人がいっぱいだ。
やっぱりいた。山伏君、風来坊、マツモト君。野宿の二人は
2時間も待っていてくれた。ありがたいことだ。
ゆっくりお参りして納経所で(山伏君に教えられた通り)結願証を
書いていただく。(納経料とは別に2000円)
風来坊君が「記念写真を撮ろう」と言い出す。
3kgはあろうかと思われる大きな一眼レフと三脚をザックから取り
出し、4人で写真を撮る。互いに住所を書き、風来坊君が無事に旅を
終えたら(12月ころになるらしい)送ってもらうこととする。
札幌に帰る途中、仙台も通るだろうと10月ころには我が家に立ち
寄っていただくことも約束する。
4人で門前のうどん屋に入り、昼食としてうどんの大盛りを食べ、
ここからバスで瀬戸内海に出て電車で徳島に行き、自転車を受け
取って今日中にフェリーで和歌山に渡ると言う風来坊君を残して、
3人でのんびりと車道を下る。
延々と5時間かけて、10番・切幡寺近くに下る。
「ご住職さんの葬儀にぶつかり納経をしていただけなかった
14番・常楽寺に寄るので」と言う山伏君と別れて、17:00、
マツモト君と予約した民宿に入る。
宿帳に書いてビックリ、ダウンタウンのマツモト君と似た
坊主頭の青年は何と本当に松本君と言う名だった。
(ダウンタウンの松本ヒトシ氏との関係は不明)
やっと結願、晴れてとても気持ちよく歩けた。
51,402歩
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