遍路-36 お礼参り

7月6日  
 
 さ〜て、さ〜て、さ〜て、さて さて さて さて 遍路旅も
34日目、今日でおしまいです。

 昨日は4人打ち揃って最後の札所にお参りして、これでオシマイと
思いきや、「歩き始めたお寺さんにお礼参りに戻るしきたり」と
聞かされて、徳島県に戻りました。

 今朝は曇り空、6:30朝食、宿泊者は計6名。4名はオバサンの
グループで車でこれから回るようだ。リーダーらしきが食事しながら
いろいろ道中の注意をしている。
「1ヶ月前は自分もこんなだったかなあ」と、なつかしく余裕を持って
聞く。

なかなか起きてこない松本君を置いて7:00出発。

 1番・霊山寺へと急ぐ。道順を聞きながら、8番から7⇒6⇒5⇒3と
進む。なかなか食堂がなく、あってもまだノレンがあがっていない。

3番の門前近くで街中にフラフラ入ってやっとうどん屋を見つけ
「準備中」の札を見ながら中に入る。
「お遍路さんならしようがない」と入れてくれる。

「うどん大盛り」と注文すると「うどんだけではお腹が空くから」
とおにぎり2ケとつけもの、そして食後にミニトマトのデザートを
お接待してもらう。
(昨日は10番のすぐ近くの農家で「完熟トマト」のお接待、おいし
かった。)

 2番門前からは参拝客が多くなる。団体さんが歩いて来る。
先達がこちらに向かって合掌すると続く約30人も次々と合掌して
くれる。歩き遍路、特に88箇所を巡り終えたお遍路さんは、
バスツアーのお客様から見れば憧れの的であり、また崇拝の対象
でもあるのだ。

 12:40 とうとう出発地の霊山寺着。型通りお参りし、靴を
脱いで中に入って、納経帖の最終ページに朱印とサインをもらい、
なつかしい接待所に入る。
思えば1ヶ月前、ここで緊張しながら道具を買い、ノートに記帳して
出発したのだった。

 無事に戻ったとノートに書き(同じころに出発した人はまだ
誰も戻ってきていない)、コーヒーをいただき、13:30出発。

インターネットで出力した地図を見ながら南下し、吉野川に
ぶつかる所で、バケツをひっくり返したような夕立。
折りよくそばに大きなセルフサービス式のうどん屋があり、
雨宿りを兼ねて2回目の昼食とする。

 ぶっかけうどん大盛りを食べて小降りとなった国道に出る。
長い長い鉄橋で吉野川を渡り、小高い山を目指すと徳島城址に
ぶつかる。

近くのコンビニで明日の夜行バス(大阪⇒仙台)を予約しようと
するがうまく行かない。どうもコンビニから予約するシステム
ではなく、電話などで予約しコンビニではその料金の決済をする
仕組みのようだ。

 大きな道路で東を目指し、弁当やさんで今夜の食料を求め、
17:50 やっと徳島港フェリー乗り場着。四国遍路旅は終わった。

 最終日 62,555歩 45km程度か
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