遍路−5 救急車?いや焼山越え
6月5日
さてさて・・・
遍路旅2日目の宿では約20名の同宿者があり、2間続きの部屋に
4名いる。皆ベテランに見えたのでいろいろ教わり、一方、足
にマメのできた若い衆に絆創膏をあげる。30才台の香川県の
男性で「香川県に入ったら是非寄ってくれ」と住所などを伺う。
夜、ホタルの乱舞がすぐそばで見られ、皆、歓声をあげてほ
たる狩りです。さすが四国、6月初旬にもうホタルです。
明日は遍路転がしと言われる難所、焼山越えです。先輩方はい
ろいろ言ってますが、ここはやはり、ゆっくり確実にかと思い
つつ床に就く。
4時に目覚め、家に葉書をしたため、日記を書いていると、
また突然昨日の腹痛です。脂汗を出してうなっていると同宿者
が心配し「救急車を呼びましょうか」と言う。少し落ち着くの
を待って、厨房に行き宿の人に「近くにお医者さんは」と聞く
と「○○医院が近い。9時からだから、タクシー頼んでおきま
しょう。」と言ってくれお願いする。
ここで2〜3日停滞か、あるいは遍路旅の中止か。
ところが食欲は全く正常、朝食を食べ終わる頃にはすっかり痛
みは収まってしまったので、タクシー予約を取り消し、お昼の
おにぎりをいただき、宿のおばさんの励ましを受けて、他のメ
ンバーにやや遅れて出発する。
すぐに山道となり、ゆっくりゆっくり登り始める。先行者に
はすぐに追いつき、ゆっくりゆっくり、しかし休みは5分以内
にして上り続けると森の中に突然、巨大な青銅製の弘法太師が
現れる。
更に登り12:00やっと焼山寺に着く。
今朝の腹痛の再発は無いが、昨日朝から全く便通が無い。腹痛
の原因の可能性があると考え、下剤を飲む。
いっしょに登った人たちの多くは焼山寺から下ってすぐの民
宿か、少し先の温泉に宿を取ったが、自分は明日を考え、約15km
先の宿を予約し16:40まで歩く。
宿には同宿者なし、たった一人のために風呂を沸かし、料理
を作ってもらい申し訳ない気もする。
足にマメができている。縫い針に糸を通し、消毒薬に浸しマ
メを突き通し治療とする。
今日も一日中晴れ、46,466歩
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