リハビリー1 ヤブコギ
山暦は長いが、正直な所、この20年、山行の密度は薄く、特にこの10年は、 年に1回の正月合宿に参加する程度になっている。 徐々に体力が落ち、皆に追いついて行くのが苦しくなり、「これではいかん」と 5年ほど前からランニングを始めた。 おかげで、持久力はかなり回復したが、山行回数は少ないままなので、 瞬発力や判断力、バランスはメチャクチャになっている。 考えるところがあり、36年間勤めた会社にこの4月末でケリをつけ、 5月からはフリーとなった。 これで思う存分、山行ができる時間は確保できた訳である。 しかし、前述のようにすっかり勘が鈍っているので、 しばらくはリハビリをせねばならない。 アチコチのピークを尋ねる夏路を歩くのも良いが、 山岳会の山行のリハビリにはなりそうにない。 そこで、なるべくヤブをこいで、地形図を読み、体力とバランスを確認したいと リハビリ第1弾として「ヤブコギ」を取り上げることとした。 (と言っても完全ヤブでは楽しくないので、「夏路を辿って夏路の無い部分をヤブコギする」 あるいは「ヤブコギで夏路に出る」コース選定とする。 ヤブー1. 二口 磐司尾根 その昔、残雪期に下った記憶がある。(途中、大きなかもしかと至近距離で ニラメッコをした覚えあり) 山仲間に聞くと、「アチコチに踏み跡があり、糸岳手前で夏路に出る」との ことであり、ロートルのリハビリに適していると計画した。 (今時、ヤブコギなんて人気が無くメンバーを募ったが誰も応募がなく 単独山行となった。) 記録 日時:2003年5月18日 天候 曇り時々小雨 9:50 わらじ祭りを共にした仲間と別れ、キャンプ場を出発 キャンプ場の最上部より北進し、杉林の中の尾根の末端より急登 10:10 急登終わりヤブ尾根 10:30 山内リレーフ 若くして遭難死した三原氏と山内ピッケルの山内氏との 交流を記念した遭難碑 10:50 イヤな岩場 左に大きく捲くのがルートのようだが、直登 イヤな一歩あり。 登りは何とかなっても下りは極めてイヤらしい。 11:30 磐司沢がやっと左に現れる。深い。 11:50 ピーク状(806m??) ヤブひどくなる。 12:20 浅く明るいヤブとなり傾斜も緩くなる。 12:40 磐司沢 浅くなる。雪渓残っている。 12:52 夏路に出る。 行ったり来たりして、現在地を確認。糸滝から北石橋への夏路の最高部付近と判断 14:00 夏路を南下し、糸滝着 二口本流に架っていた橋は流されたままになっており、(浅いが)徒渉を強いられる。 15:10 車道を辿りキャンプ場着 感想 季節的に早く、思ったほどヤブはひどくなかった。替わりに尾根上に一箇所、 やや困難な岩場があった。(積雪期は何とか下れる??) いずれにせよ第一回目のリハビリ山行は何とか無事に終了した。 目次に戻る