那須岳 1915m
(茶臼岳 1915m 朝日岳 1896m 三本槍岳 1917m)


朝日岳から見た茶臼岳

2003年06月07日 (土曜) 

アクセス
山行記
温泉
カシミール作成データ
タイムテーブル

 アクセス
 行き
  5:20発 (マイカー)−東北道 −那須IC − ボルケーノ・ハイウェイ −那須ロープウエイ山麓駅 8:10着
 帰り
  (マイカー)−那須ロープウエイ山麓駅 − ボルケーノ・ハイウェイ(往復360円) −那須IC −東北道

 山行記
北道を北に向けて車を走らせる。那須ICへ間もない地点に差し掛かっても雲は晴れない。山も見えない状況だ。「山は雨だろうな」
那須高原の有料道路を登っていくうちに太陽が僅かに指してきた。下界も含め晴れてきたのか、標高が高い部分だけ晴れているのか、定かではないが、目的地のロープウエイ山麓駅に着いた時には、青空も広がっていた。
駅前のスペースはバスなどの専用エリアであり、一般車は駐車禁止。その入り口から数メートル先に15台前後が止められる駐車スペースがあり、最後の1台分のところに車を入れる。他には少し下ったところに2箇所くらい駐車スペースがあった。
駅のトイレで用を済ませ、自販機で片道分の切符(650円)を買い、列に並ぶ。(登山用の案内パンプレットがないかと探したが、それらしいのはゲットできず。)
8:30の始発には乗れなかったが、折り返しの次のロープウエイにのり、頂上駅へ向かう。改装したばかりらしく、新しいものであった。 分ほどで頂上駅に到着。トイレはここにもあった。下界の景色もそこそこに登山開始。
初は緩やかな砂利道を進むがすぐに傾斜がきつくなり、太陽が指している事もあり、汗をかきだした。早速、長袖シャツを脱ぎザックにしまう事となる。
砂利道から岩場に差し掛かり更に先に進む。岩場の黄色のペインティングが目印らしい。
分岐標識を確認し更に上へと進むと、虫が肌に纏わり付くようになる。火山熱の影響で気温が高いためか理由は定かではないが、この虫は少し邪魔くさい。(蚊ではないようなので少し安心)
臼岳の頂上に到着。ごつごつした火山岩で覆われた山頂である。祭壇の前で男性登山者にシャッターを押してもらう。西側の下のほうから火山ガス(水蒸気)が上がっている。その 吐出口を見ようと岩場を少し降りようとして、ポケットからデジカメを落としてしまう。
「ヤバイ壊れたか?」
岩場の間に手を伸ばし拾い上げる。角に傷が入ったが壊れてはいないようだ。それにしても下の方まで落ちなかったのは不幸中の幸いだ。
茶臼岳を後にして 分岐標識を左手に向かう。しばらく岩場を下り、川跡と思うような平坦な砂利道を進む。反対側からの登山者とすれ違うようになる。ロープウエイを利用せずに茶臼岳を目指しているようだ。
と眼下に小屋が現れた。快適に下りて行きポイントである峰の茶屋跡避難小屋に到着した
荷物を降ろし、ベンチに腰掛ける。風の抜け道になっているとの事だが、確かにここに来ると強くなった風を感じる。この風は汗をかいた自分にとっては心地よい。小屋の中は宿泊禁止の文字があった。
休憩ののち、剣が峰の南側斜面を北に進む。途中、登山道を整備するための、白い袋の土のうが並べて置いてあった。しかし近くに来て見ると残雪である事に気づく。(残雪の表面が汚れて黒ずみ、登山者が踏み固めた部分が白く浮かび上がっていた)
ここで滑って落ちたら笑い話では済まないな と慎重に他の登山者の靴跡に自分の足を下ろして進む。
やがて鎖の補助を打ち付けた岩場道となる。下山者とのすれ違いも譲りあわないとならない位の狭いルートである。そこを抜けると登りが急になり、鎖のポールに体重をかけながらの登山となる。
目の前に分岐標識を確認した。朝日岳の左肩に到着だ。テーブルとベンチも備え付けてある。またそこら中にザックが置いてある。どうやら朝日岳山頂へはザックを降ろし、身軽にして登るのが慣例のようだ。確かに結局この左肩に戻る訳だが、同じ山を愛する登山者たち、泥棒はいないだろうの判断からかな? 自分も習ってザックを降ろし、山頂を目指す事にした。
日岳の山頂には、身軽となったため軽快な足取りで到達できた。
山頂の広さは4平米位だろうか。しばし景色を堪能し例によって山頂看板の前で写真をとってもらう。先程登った茶臼岳も良く見える。
朝日岳左肩に戻り、休憩を取る。小腹がすいたのでベンチに座りお菓子を食べる。ここでストーブを使いカップめんを用意している登山者もいた。ここをUターンポイントにしている登山者なのだろうか?
休息ののち自分は三本槍岳を目指して北に向かう。道案内の黄ペイントは前に現れた頂きを示したが、迂回する道が合ったのでそちらを進む。(後で知ったのだが、これが熊見曽根であった。)
尾根を登って行き1900m峰に差し掛かると、清水平の平原が見渡せた。木道が走り素敵な景観だ。しかしその見下ろす平原へ降りると言うことは、その分また登ることとなるがしょうがない。清水平への下りは金網や丸太で整備された階段となっている。所々崩れかかった部分はあるが、一気に高度を下げていった。下りは体力的に楽だが、鍛えてないせいか、はたまた まだまだ初心者の経験不足という事か、膝に負担がくる。少し左膝を痛めたようだ。
水平に下り木道を歩く。木道には休息ポイントの広間も用意され、そこでグループがストーブを使って食事の準備をしていた。湿原を流れる川に目を下ろすと僅かだが水面に油模様が浮かんでいた。少しショックを受ける。
木道を過ぎると樹木の間を縫うように進む。背の低い木々に半そでから出した腕が擦れる。針葉樹の一種だと思うが、突き刺さる感じでないため全く痛くない。平坦な道のため快適に距離を稼いだ。北温泉への分岐点を過ぎる少し下りとなり、時々湿った泥道となる。少し周りが開けると前方に三本槍岳が現れた。山頂は見えていないようだが、槍の名が付く山には思えない。(故事に由来があるらしい) 泥と岩場の道を登っていくと山頂に到着した。
本槍岳の山頂は突然と現れた。何人かの登山者が思い思いの場所で食事をしていた。山頂ポイントがこれだけ広いとは思わなかった。広さは80平米位だ。自分もザックを下ろし景色が見渡せる北のポイントに腰をおろした。おにぎりを食べながら、用意したストーブで水を沸かし、カップラーメンに注ぐ。空を見上げるをガスがかかって来た。先程まで見えていた周囲の景色が少し霞んできた。それでも雨が降る感じでもなかったので割とのんびりと時間を過ごした。仕上げにホットコーヒーを飲み、出発前に写真を撮ってもらい下山を開始した。
帰りの清水平手前でガスが濃くなり、一瞬雨の心配をしたが、1900m峰を登り始める頃には晴れ間も覗けるくらいとなった。
天気は上々だが、この最後の登りがかなりきつかった。息を切らしながら登りきり、水分を補給する。ここからは下っていくだけだ。途中の峰の茶屋跡避難小屋で小休止をし、下山道への入っていった。がらば道を過ぎると樹海の中となった。鳥居をくぐると登山指導所の建物があった。時間帯の影響か誰も詰めていない。峠の茶屋を横目でみて最後の下りとなった。
人工的に整備された道を下って行き、今朝見たロープウエイ山麓駅の建物前に到着した。
泉場は車を少し走らせた有料道路脇にある。ネットで情報を得ていた所だ。ガスも一気に濃くなり、霧雨も降ってきた。温泉入り口が土産物売り場同じだったため少し戸惑ったが、750円を払い男湯に入る。内湯と露天風呂(駐車場側に向かっいるため囲いがあり少し残念)にそれぞれゆっくりとつかり、左膝をマッサージした。お湯から出てお土産を買い、那須岳をあとにした。

ロープウエイ山麓駅前。人はまだまばらだ。
拡大写真あり →

ロープウエイ山頂駅から始まる登山道。

茶臼岳山頂の祭壇前で。

峰の茶屋跡避難小屋と剣が峰
拡大写真あり

峰の茶屋跡避難小屋 正面

土のうを並べた登山道かと思ったら、残雪であった。

朝日岳山頂にて。
(看板が少し隠れて残念)

1900m峰から見た三本槍岳。
(残雪も確認できる)

清水平の木道
拡大写真あり →

三本槍岳山頂にて

登山指導所直前の鳥居

大丸温泉 ゆけむり館 湯泉望
(カルシウム硫酸塩泉)

他にも駐車場周辺に硫黄泉の看板の土産物屋を兼ねた所や、更に下った所に鹿の湯(帰宅後知った有名な共同浴場)がある。