2002年6月29日 雲取山(2017m)

 

ルート:
鴨沢--小袖乗越--堂所--七ツ石山--雲取山--三条の湯==後山林道==お祭--鴨沢

地図:
昭文社:山と高原地図(23)奥多摩1/50,000
昭文社:山と高原地図(25)雲取山1/50,000

 


鴨沢からの道は整備されていて歩きやすい

 

 東京都の最高峰である雲取山に登ろうと、前日の9時に鴨沢に到着した。青梅街道沿いの駐車場に車を停め、ふと気づいたのだが、見事に食料を買い忘れてしまっていた。山の中であるから当然開いている店など無く、すぐに奥多摩駅前まで戻るが、やはり開いている店は無い。仕方なく地図に載っている最も近いセブンイレブンのある古里まで戻る。しかし、そこにあったのは夜間休業のセブンイレブンであった。

 更に車を走らせてやっとの事でセブンイレブンを見つけたときには既に45分が経過していて、そこは既に青梅市に入っていた。夕食を含めて買い物を済ませ、再び鴨沢を目指してひた走る。

 翌朝、準備を済ませて鴨沢の集落から登り始める。集落の中を抜けて小袖乗り越しの登山口に到着したときには既に汗だくであった。


石尾根に出ると突然視界が開ける

 

 ここからの道は完璧なほど整備されていて、足を持ち上げなければならないところは全く無かった。斜度も緩く、常に一定のペースで歩き続けることのできるとても良い道である。

 小袖から約1時間で水場についた。水を汲んで飲んでみたが、良く冷えていておいしい水であった。再び良く整備された道を進んでいくと、マムシ岩に着く。マムシ岩と言われても、どの岩がマムシなのかはさっぱりである。

 マムシ岩を過ぎてしばらくすると七ツ石山への分岐が表れる。七ツ石山方面に進み、七ツ石小屋を通過し、石尾根の防火帯に出て左手に進むとすぐに七ツ石山についた。


石尾根を振り返り、七ツ石山を見る

 

 七ツ石山山頂は雲がかかっていたが、雲の切れ目に雲取山への石尾根縦走路を見る事ができた。七ツ石山の山頂では軽く行動食を食べようと思っていたのだが、大量の虫にまとわりつかれ、休む暇もなく一気にブナ坂へ下る。

 ブナ坂で休憩後、防火帯の開けた道を進んでいくと、やがてヘリの爆音が聞こえてきた。五十人平ヘリポートへの荷揚げだろうか。町営奥多摩小屋を過ぎると急登が始まる。巻き道を避けて急登を進んでいくと小雲取山に着く。積み上げられたケルンの脇を通過して歩くと、雲取山まではわずかの距離で、あっという間に山頂に着いてしまった。

 

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広くて気持ち良い石尾根

 

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2017mの山頂

 

 雲取山山頂は残念ながらガスの中で、残念ながら何も見ることができなかった。ベンチで食事を取っていると次から次へと人が登ってきていた。山頂には綺麗な避難小屋があり、中で休んでいる人も居たようだが、外のベンチでのんびりと食事を取った。

 山頂から急下降すると、マウンテンバイクを担いだ大学生の集団で登ってくる。2000mの山であっても緩やかな斜面であるから自転車で下るのはきっと楽しいのだろう。20分程で三条ダルミに着く。

 

 ここにはテーブルとベンチがあり、山頂の人ごみを避けて食事を取っている人がいた。天気が良ければ富士山が綺麗に見えるのであろうが、残念ながら富士山を拝む事はできなかった。

 三条ダルミからは水無尾根を下る。尾根といっても登山道は尾根の東側を巻いているので展望は全く利かない。景色の無い同じような景色にうんざりして来た頃に、鍾乳洞への分岐が表れ、そこからしばらく歩き続けてやっとの事で三条の湯に到着。

 


三条の湯は山に囲まれた静かな宿だ

 

 三条の湯は、谷間で薄暗いところにあるが、なかなか趣のある宿である。すぐ脇には水量豊富な三条沢が流れていて、足を入れてみたが冷たすぎてすぐに我慢できなくなってしまった。

 三条の湯は、日帰りで入浴することのできる日もあるようだ。宿の周辺ではたくさんの人が話をしながら山中でのひと時を楽しんでいた。

 少し休憩した後で後山林道への道を進む。三条の湯から林道までは20分程である。土砂崩れで崩壊した登山道を迂回する事もあったが、水の音を聞きながら歩くのは気持ちの良いものだ。後山林道の終点からお祭りまでは2時間程の林道歩きになる。

 

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後山林道終点

 

 後山林道では、沢山の車が道路わきに停められていた。その多くは三条の湯や雲取山荘の宿泊者の車であろう。林道を歩いていると、途中何台かの車に声をかけられたが、丁重に断った。ここまで歩いたからには最後まで歩きとおしたいのである。

 後山林道は、景色に変化が無くて退屈といえば退屈なのだが、後山川に流れ込む沢の音が心地よい。

 国道に近づくにつれて雨が強くなってきた。雨具は持っていたが、雨が冷たくて気持ちよいのでそのまま歩き続ける。

 

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林道終点から10km歩いて国道に出る

 

 やっとの事で青梅街道に出たときには既に6時を過ぎていて、辺りが暗くなっていた。お祭りから鴨沢まではバスを使うこともできるが車道の隅を歩く事にし、ヘッドランプをつけて歩く。途中バスに追い越されたが、暗い中を歩く自分に気遣ってくれ、乗るかどうか徐行しながら手で合図してくれた。こちらから手で乗らないよと合図すると、バスは加速して走り去っていった。

 お祭りから30分弱で鴨沢に到着。丸1日歩きっぱなしであったが、歩き通した満足感からか筋肉痛は気持ちの良いものであった。

 

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