2002年7月22日〜23日 雲取山(2017m)

 

ルート:
小袖乗越--ブナ坂--雲取山頂避難小屋
雲取山頂避難小屋--ブナ坂--小袖乗越

地図:
昭文社:山と高原地図(23)奥多摩1/50,000
昭文社:山と高原地図(25)雲取山1/50,000

 

1日目


1月の間に木の階段が作られていた

 

 前回雲取山を訪れたときには残念ながら数百メートル先までしか見えない状況であったので、1泊2日で景色を楽しもうと思い奥多摩を再び訪れた。鴨沢からであれば日帰りで訪れることができる。そんな所を1泊であれば時間的に相当な余裕ができるという訳だ。今回は小袖乗越まで車で乗り入れる事にしたので、更に楽な行程となるはずである。

 11時頃に小袖乗越から登り始め、しばらくすると花を持った男性を追い抜越した。以前登山道で花が手向けられてあったのを見たので、遭難者のお参り登山なのかもしれない。

 前回から1ヶ月しか経っていないのだが、途中で登山道の変化に気づいた。雨による水の流れで表面がえぐられ、滑りやすくなっていたところに木の階段が出来ていたのである。さすがに登山者の最も多い道だけあって、整備もしっかりしているようだ。

 


雲が夏の日差しを遮ってくれる

 


木々の間から心地よい光が差し込む

 

 歩き始めて約1時間で堂所の手前にある水場に着き、休憩する。水が冷たく体を冷やしてくれるし、水の音を聞いているだけで涼しくなってくる。マムシ岩からブナ坂までは、あまり傾斜を感じないものの、尾根道と違って少し歩きづらい。地図上ではあまり距離が無いように見えるのだが、等高線に沿うような感じで歩くせいかやたらと長く感じるものであった。

 

 ブナ坂からは視界が開ける。空を見上げるが、残念ながら雲がかかっていた。山頂避難小屋での泊まりなので、奥多摩小屋下の水場でたっぷりと汲む。水量が多く、すぐに水が溜まる快適な水場であるが、荷物を降ろしていてもやたらと疲れる。奥多摩小屋からこの水場までの標高差が結構あるのではないだろうか。

 


雲がかかっていても開放的な石尾根

 

 奥多摩小屋を過ぎて小雲取を過ぎ、展望を期待するが、残念ながらまたも雲がかかっていた。小雲取から雲取山頂まではすぐにつく。山頂下の急登を終えて山頂に建つと、辺りでは10人程の登山者が食事や会話を楽しんでいる。

 夕方になるとほとんどの人が居なくなり、静かな時を迎える。避難小屋泊まりは自分以外にはたったの1人のようだ。少しずつ日は傾いていくが夏の日はなかなか沈まない。まだ明るいうちに食事を取る。食事は奥多摩駅前で買ったパンとレトルトカレーだ。食事が終わった頃になって男性が小屋に入ってくる。結局避難小屋泊まりは3人となった。広い避難小屋にこの人数は何とももったいないものである。

 

2日目


山頂からの富士ははるく遠い

 

 翌日は寝過ごして日の出を見る事ができなかったが、幸い天気に恵まれた。もともとはやく起きる気はなく、のんびりする予定だったのだから何も問題は無い。寝袋に入り、登山者の書き残したノートを見る。書き込みには個性があり、なかなか面白かった。

 山頂からはお隣の飛竜山や七ツ石山がハッキリみえ、遠くには小さいながらも富士山が見える。既に同宿の2人は出発して自分ひとりだ。寝袋を持ち出して外のベンチで景色をひたすら堪能していると、2人の外人さんに奥多摩駅はどちらかと尋ねられる。奥多摩駅までは石尾根を下るだけだが、道の分岐とは違って山頂のような広いところではどちらかわかりにくいものなのだろう。

 

 2人が小雲取山の方に歩いていく様子をのんびり見ていたが、あっという間に見えなくなってしまった。人の歩く速度は意外と速いものである。日が完全に昇り、暑くなってきたころになって下山を開始する。

 

 帰りは来た道を戻るだけである。雲取山と小雲取山の間は展望の期待できる場所なのだが、残念ながら飛竜山は雲に隠れてしまっていた。ブナ坂、マムシ岩、堂所と順調に高度を降ろして3時間弱で登山口に到着。

 


奥多摩駅まで行くという外人さん

 


飛竜山は雲に隠れていた

 

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