2003年1月4日 大山(1251m)
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神奈川県の県道70号をヤビツ峠に進む途中に、菜の花台という景色の良い場所があった。15台程停められる駐車場に、トイレや展望台などがあり、丹沢はもちろんの事、富士山や相模湾まで眺める事ができた。江ノ島などはハッキリと見えたが、東京湾を越えた房総半島などはわずかしか見えなかった、風の強い日にはもっと遠くまで見えるのであろう。 ヤビツ峠から大山まではコースタイム1時間とある。500mの登りであるが、これだけでは物足りないのでヤビツ峠から蓑毛まで一旦下り、大山に向けて登り返す事にした。蓑毛から大山までは900mの登り一辺倒となり、登り甲斐がありそうだ。 ヤビツ峠からの下りはなだらかな坂となっており、しばらくすると沢沿いを進むことになる。心地よい水音を聞きながら歩くと、春岳沢を渡る橋にでる。 |
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橋を渡ると名水百選の標柱が立っている。ここから蓑毛までは林道を下っていく。右手にキャンプ場が表れ、更に進むと蓑毛の大山登山口だ。大山登山口といっても、関東ふれあいの道の道標が目印である。途中までは関東ふれあいの道を歩き、途中から大山方面へと進む向きを変える。 少しつらい登りを大山に向けて歩いていくが、雪は全く見当たらない。結局、雪が現れたのは標高が1000m近くになってからであった。 山頂が近くなると、木々の間からであるが、眺めが段々と良くなって来る。他の登山道との分岐点にベンチがあったので少し休憩する。登山道の分岐点だけはあり、少しの休憩ではあったが多くの人が行き来していた。
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山頂近くでは、ケーブルカーを利用した一般の観光客が多く見られた。登りですら滑って苦労しているようであったので、下りには相当気を使ったであろう。山頂に近づくにつれ、段々と雪が多くなってくる。雪とはいっても、登りではアイゼンを出す程ではない。滑らないように少しだけ注意しながら登り続ける。 山頂からは横浜や江ノ島などはもちろんの事、霞んではいたが、新宿、海ほたる、富津岬なども見る事ができた。しかし、木々に阻まれて360度の大展望という訳には行かず、更に景色も、菜の花台の展望台のものとあまり変わらなかった。少し残念なものである。
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山頂でひと休みし、軽アイゼンをつける。ヤビツ峠に向けて下り始めるのだが、標高を下げるにしたがって雪が減ってくる。特に、日の当たる場所は全く雪が無い状態である。雪が無い登山道には何箇所か嫌なぬかるみがあり、多くの足跡が残っていた。 朝は気がつかなかったのだが、ヤビツ峠にはヤビツ山荘という山小屋があった。どうやら週末営業らしく開いていなかったが、早朝からの登山にはとても便利なものと思われる。
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登山道を終えると駐車場まではほんの20m程であるが、完全に凍ったアスファルトは登山道よりも滑りやすい状態であったので、特に注意して通過する。 車に荷物を詰め込み、駐車場の脇に立つトイレを利用しようと中に入るが、残念ながら冬季は凍結のため使用禁止であった。それでも我慢できずにトイレに入る人はいるようで、水の流れないトイレは酷い状況であった。これなら、凍結防止用の機器を取り付けたほうがよほど良いのではないだろうか。 帰宅の為に車の前で荷物の整理をしていると、バス待ちをしていた数人の登山者が、別の登山者の車に拾われて行った。自分も林道などを歩いている最中に声をかけられた事があるが、結構嬉しいものである。いつか機会があれば、自分からも声をかけてみようと思う。
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ヤビツ峠付近には少しではあるが積雪があったので、スリップに気を付けながら車を運転する。途中菜の花台で美しい日の入りを見る。菜の花台は有名な富士山撮影スポットのようで、何人かのカメラマンが熱心にシャッターを切っていた。 太陽が沈み暗くなった山道を下っていき、国道246号に出る。ここで少し温泉や銭湯を探してみたが、事前の調査をしていなかったので見つける事ができなかった。登山後の風呂も楽しみのひとつであるので、とても残念である。Uターンラッシュで混雑する国道246号は酷い渋滞で、厚木までは1時間に10kmも進まない程であった。 |
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