2003年1月3日 塔ノ岳(1491m)、鍋割山(1272m)
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ルート:
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夜になり辺りが暗くなった中、表丹沢県民の森を目指して車を進ませた。しかしどうも入り口がわかりにくい。登山地図を参考に、迷ったすえに何とかみくるべ病院を見つけ、その奥にある駐車場にたどり着いた。県民の森というからにはもっと大きい駐車場があるのかと思っていたが、6−7台程しか停められない狭い駐車場であった。 車から出て空を見上げると、市街地から少し離れただけであるが、星が綺麗に輝いている。いつまでも星を見ているわけには行かないので、寝袋を広げて車中で仮眠する。日が昇って明るくなってきた7時に歩き始めた。 閉じられたゲートの脇を通って二俣方面に向かうと、林道脇に多くの車が停められていた。どうやら沢の東側の林道を使えば、ゲートに遮られること無く登山口まで車でアクセスできるようである。 |
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未舗装の林道を歩いていると雪が降ってきた。二俣から登山道に入り、左側が切れ落ちた場所を慎重に通過する。きつい枝尾根を大倉尾根に向かって登る。堀山の家からは、少しではあるが雪が積もり始めた大倉尾根を歩く。花立山荘前で休憩していると、男性が薪を歩荷してきた。山の上まで薪を歩荷するのは大変な労力であろう。 気温が低いせいか雪はさらさらしていて、まるで塩粒の様である。服に雪がついても溶ける事は無く、とても気持ちが良い。塔ノ岳山頂につき、山頂を示す標柱まで歩く。しかし、登山道のように踏み固められていないために足が雪に埋もれてしまった。積雪は30cm程だろうか。 標柱の脇にあった温度計を見ると−4.5℃である。雪が溶けずに快適なわけである。風もそれ程強くなく、寒さは感じない。そのため、防寒用として用意していたダウンジャケットは全く使わなかった。 |
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山頂には尊仏山荘と、閉鎖中の日の出山荘の2つの山小屋があった。日の出山荘の方は長い間使われていない雰囲気である。山頂でうろうろしていた短い間にも多くの人々が山頂に到着し、皆尊仏山荘に入って行く。 人々でごった返す山小屋で休憩するのはどうも好きになれないので、小屋の中に入る事無く外で食事を取る。 行動食だけでは満足しない性質なので、面倒だがお湯を沸かして暖かいものを取る。昼食は前日に買っておいたオニギリと、暖かいカップラーメンである。更にカロリーメイトなどを食べ、暖かいココアを飲んで昼食を終える。
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片付けを終え、下りに備えて軽アイゼンを装着した。目指すは鍋割山である。軽アイゼンのお陰で、下りも快適に歩く事ができる。何人かの登山者を追い越し、すぐに鍋割山方面への分岐点となる金冷シまで辿り着いた。鍋割山までの道程は大倉尾根とは違って人が少ない。人気が無く歩きやすい雪道は、とても気持ちの良いものであった。 たいしたアップダウンも無く快適な尾根道歩きを終えると、森の中に鍋割山荘が表れる。表側に回りこむと有名な鍋焼きうどんのノボリが風に揺れていた。鍋割山荘前のベンチで休んでいると、後から来た登山者に「アイゼン落としませんでした?」と声をかけられ、軽アイゼンを渡された。足元を見ると確かに軽アイゼンが片方無くなっていた。 |
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お礼を言い、親切な登山者の後を追うように下山を開始する。しかし、数分歩いたところで浮石を踏んで転倒してしまった。雪で石の表面が隠れているために全く気がつかなかったのである。幸い足を少し捻ったものの、すぐに痛みが消える程度のものであった。
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登山道を抜けて広い林道に出ると、道端に沢山のペットボトルが並べられていた。山上にある水の乏しい鍋割山荘まで、ボランティアで運んでくれる人を待っているペットボトルである。 |
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