2003年02月02日 富山(350m)
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| ルート: 町営駐車場--伏姫籠穴--鞍部--北峰--鞍部--南峰--町営駐車場 地図: 国土地理院:保田・金束1/25,000 ガイドブック:
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国道127号を南下していくと、ギザギザな鋸山が見えてくる。ギザギザが鋸山の名前の由来なのであるが、切り立った石切り場こそが鋸山の魅力である。更に南下していくと、左手に大きな山が見えてくる。南総里見八犬伝で有名な富山だ。 富山町の町営駐車場にはかなりの数の車が停められており、数台の観光バスが観光客の帰りを待っていた。駐車場から見る富山は残念ながらあまり良い形には見えなかった。少し離れた場所から見たほうが双耳峰が良く見えるだろう。中学校の脇を通りしばらく林道を進んでいくと伏姫籠穴だ。南総里見八犬伝に興味があれば是非立ち寄りたい。
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林道は沢沿いを進んでいく。沢を堰き止めたと思われる池のあたりまで来たところで、ちらちらと雪が舞ってきた。南房総でも雪が降る事はあるのだが、まず積もる事は無い。一時的に視界が悪くなるほど降ったが、今回も積もる事は無かった。ちらつく雪の中を歩いていくと林道が終わり、登山道へと入っていく。 |
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富山は山頂近くまで道路が通っており、鞍部から北峰までの間は登山道脇に電柱が立っている。林道を離れてからしばらく人工物を見なかったため、結構なショックがある。 鞍部から5分程で北峰に着く。北峰にある関十一州展望台は、その名の通り関東周辺の十一州を見渡す事ができるようだ。十一州は「遠江・駿河・伊豆・相模・武蔵・上野・下野・常陸・下総・上総・安房」の11国のようである。天気が悪く、対岸の神奈川県すら見る事ができなかったのは残念だ。十一国のうち、たったの2国しか見えないというのは、それはそれで珍しいのだろう。 北峰から南峰を見ると、アンテナが3本立っている。結構遠くからでも識別できるので南峰の場所を特定するのにはなかなか便利だ。北峰が複数の団体に埋め尽くされたところで南峰へと移動する事にした。 |
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鞍部から南峰へは、東側から回り込む広い道を通る。西側の登山道は崩落していて通行できない。通行止めの看板が工事現場用のものであったのは、道路が通っているからであろう。 南峰を回り込むと右手に石段が現れる。石段を登るとお社があり、その奥に南峰がある。南峰は切り開かれていない為に展望はあまり良くなく、訪れる人は少ないようだ。 南峰からの下山路はとても良く整備されている。足への負担はほとんどなく、すいすいと下り続ける事ができ、あっという間に七合目展望台に着いた。 |
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七合目展望台にはベンチがある。岩井海岸が綺麗に見えるので、このルートを登りに使う場合には休憩場所に良いだろう。ここを過ぎると左側に水仙畑が表れる。斜面に水仙が植えられており、美しい花を咲かせていた。 登山道が終わり林道に入り、1合目の標柱が表れると登山口の福満時はすぐである。福満時からは水仙街道を歩いて駐車場まで戻る。水仙街道はその名の通り、道端に沢山の水仙が植えられている。わずかながら菜の花も咲いており、南房総の早い春を感じながら帰路に着いた。 |
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