番外:白鷺神社跡

兵庫県三木市


廃墟ではないが、かつて其処に神社があったという荒涼とした風景が目に入ったので思わず車を停めた。
「白鷺神社跡地」、まだ建立されて間もない感じの石碑が車道沿いにぽつんと立っている。
裏面の碑文によると、

「此の神社は大正二年の耕地整理の時に住吉神社境内に合祀された この事を後世に伝えるためこの地に建立する
平成十二年九月吉日 鳥町宮総代一同」

とあり、合祀され(廃宮となり)かなりの歳月が流れたようである。



かつての参道であったであろう階段だけが、碑の後ろの山の斜面に残されている。階段を登った先は一面の笹と雑木が生い茂り、かつての神社の境内の面影はすでに何も無かった。


それでも、往時の面影を求めて、生い茂る笹や雑草を掻き分け奥へ奥へと進んでゆくと、小振りの朱色の鳥居が見えた。勅額(?)には、「白長大神」と書かれている。白鷺神社とはまた別の神社らしい・・・


鳥居を潜ると、雑木林の中に僅かな平地があり、境内には小さなお社が三社祀られていた。供えられたシキミは比較的新しく、今もひっそりと地元の人達の守り神としてお祭りされているのだろう。



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