『野望の会』第6回「山が呼んでるぜ!」登山IN伊吹山
日 時 : 平成14年8月30日(土)
【山  名】伊吹山(1377.3m)。日本百名山の一つ。

【概  要】滋賀県内最高峰の伊吹山は、特異な船底型の山容とお花畑の美しさ高山植物や薬草の宝庫でしられる。山頂からは琵琶湖はもちろん伊勢湾から日本アルプスの大パノラマが楽しめる。帰りは薬草風呂でゆっくり汗を流しサッパリ帰宅です。

【コ ー ス】米原駅−Taxi→伊吹ゴンドラ→3合目→5合目→8合目→山頂→5合目→3合目→伊吹ゴンドラ−徒歩→ジョイいぶき−バス→近江長岡駅

◎コースタイム:約3時間

◎コース概要 今回8月は暑さもあり休みにしようと思っていたが、お盆が過ぎ涼しくなってくるとムクムクとムショウに山に登りたくなり、急きょ第六回の開催となった。題して『野望の会』第6回「山が呼んでるぜ!」登山IN伊吹山。

台風が近づいており天候が心配されたが、前日台風に近い九州に行き確認したところ雨や風はたいしたことないような感じがし、伊吹登山の実行に対し自信を持って帰って来た(仕事です)。その途中関東の入会希望者を翌日の山行に誘ったところ快く参加を表明、9番目の会員証を手に入れるチャンスを得た。帰阪途上、天気について参加者にその旨メールで伝え準備に怠りのないよう促した。

当日朝6時に起き空は晴れており、天気予報を見たところほぼ晴れに思われた。安心したためゆっくり食事していると出かける時間になり、慌てて出発した。途中で携帯をケイタイしてないことに気づいたが、取りに戻る時間がなくそのまま電車に乗った。この判断が後にあの『野望の会』登山会史上類を見ないドラマを引き起こすとは気が付くはずのない私であった。

引く髪の無い頭であるが、少し後ろ髪を引かれる思い(気のせい?)で電車に揺られた。大阪駅でメンバーのタカダカ君と会い一緒に長浜行の新快速に乗り込む。携帯を忘れたことはやはりマズイんじゃないかと指摘される。幅広い話題で会話が弾みあっという間に米原かと思いきや遠い、長〜い。大阪8時に出て米原に9時21分に着いた。JRで京都まで帰るつもりで寝過ごし米原まで行ったことのあるタカダカ君はよくこんな遠くまで起きずにいたもんだと変な感心をしていた。因みにタクシー代は3万円だったそうです。

米原駅でオサマラン氏と合流。米原駅で合流する計画でいたがあと2人が来ていないのか見つからない。オサマラン氏からは携帯を忘れたことに総括もんだと激しく叱責を受ける。10時ころまで待ちながら、仕事で不参加のこぼ隊員に電話するがまだ出勤していない様子。本当に仕事?と疑る3人でした。

で結局3人でタクシーに乗り込み伊吹山へ。プチブル的と批判を受けるかもしれないというと、タカダカ君に革命の先頭で戦う人は贅沢なんだとに説得される。船底型の山容を見ながらだんだん近づくと、我々と同じような格好で歩いてる人を沢山見かける。ひょっとして近くの駅から歩いてるの?駅からバスで20分の道のりだよ?麓に着くまでにバテるよと心配する(余計なお世話?)。登山口付近でも歩いてる人をタクシーの中から見つめる。登山口から歩いて登るんだ大変だなと、そんなことを気にしながらゴンドラ乗り場まで車で乗り付ける。

結構急な角度でゴンドラは我々を3合目まで運んでくれた。目の前にスキーのゲレンデが広がり近くに胸像(1914年に伊吹山スキー場を開設した中山再次郎氏で、日本スキー界の草分けのひとりであることが後の調査で判明)がある。「誰やこのおっさん」っていったのは?⇒オサマラン氏でした。伊吹高原ホテルでトイレと水分補給(ビールじゃないよ)をすませいざ出発。

広大な平原の真中を進む、上を見ると点々と登っている人・グループが見える。山頂はガスがかかっている。登山道に取りつくところが4合目。石ころだらけの一本調子の道を登る。雨がパラついてくるなか5合目を通過する。後ろを振り返ると琵琶湖や比良の山々が見える。こういった景色・景観は都会で汚れた心を洗ってくれるような気がする(だれ?心が汚れているのは都会のせいじゃないっていうの)。

この石ころは帰りの下りが大変だなと話す。雨は降ったり、日差しが射したりと、蒸れが気になり合羽使用を躊躇う。6合目、7合目とつづら折れの道が続く。結構雨も大粒になって合羽を使う。雨は8合目までで本格的に降ってきた、風も強く体温が低下するのを感じる。8合目から9合目は岩場の急登はんとなり踏ん張りところと気合をいれ登る。高山植物、野草、薬草などの中を進みドライブウェイからの観光客を出会い、山頂を目指す。

山頂には売店が数軒、伊吹山寺などがあるが、雨風が強く、山頂で写真を取り早々売店に飛び込む。無料休憩で持ち込み可とあり早速昼食を取ることにする。タカダカ君はコーヒー、オサマラン氏と私は伊吹そばを注文し買ってきたおにぎりと一緒に食べる。窓にあたる雨風を呆然と見つめながら早く薬草風呂に入って休みたいと考える。30分くらい休んで下る。

下りは軍手を取り出し万全で望む。滑らないよう岩を持ったりするが、結局一回とうとう足を滑らした。途中の休憩も8合目ぐらいで、そこそこで3合目を目指し一気に下る。途中タカダカ君と道標が5合目か4合目かを薬草風呂の入浴料を賭け、負ける。道が分かれるところで上りとは違うコースを選ぶ。迷わず無事途中で合流し無事ゲレンデにでる。そのまま3合目伊吹高原ホテルに向かう。風雨の中の耐久訓練は無事終了した。

小休止してゴンドラに向かおうとしたその時、我々3人の誰もが予期してないことが起こった。

出発前にタカダカ君がタバコを吸いたいといって、3人が入口で話している所に彼が現れた。驚く3人の前に爽やかな笑顔で立ちはだかる彼であった。合流出来なかったにも関わらず独りで山頂を目指し、人を詰ることなく出会いを喜べる素直な性格、これは未だ8名の会員の誰一人として持ち合わせなかったものではないか?

よく聞くんだ!ゴンドラやリフトで頂上近くまで行くのでないと参加しない宮さま(証拠は挙がっているんだ!家族や試験をその理由にするでない!控えおろうパパンパンパン)さすが一桁会員の最後は自然を愛す心やさしき青年であった。因みに彼は実家が滋賀県大津市で、金曜に東京から移動9時10分に米原駅に到着、我々に出会えなかった彼はJRで近江長岡へ、そこからバスで伊吹山登山口に着き、我々との出会いを唯一の心の拠り所に、単独行を続けたのでした。土曜日は実家に泊まり、日曜には東京に帰ったそうです。

余談ですが土曜は大津駅前の王将の餃子と天津飯を食べたのでした。まさに彼こそが我が会の会員になるべくして生まれたのは間違いのない事実であり、会長の私から会員証を受け取ったときのあの喜びと感動に打ち震えたあの時の快感にも似た表情を私は決して生涯忘れることはないでしょう。あっ思い出した会員証は我々の命にも匹敵する大事なものですから合コンで見せるのは構いませんが、決して渡したりあげたりしてはいけません。

で感動もそこそこにゴンドラで下山し、薬草風呂を目指すことにする。雨は依然強く薬草風呂のあるジョイいぶきを探す。途中で道を尋ねやっと辿り着く。ゆっくり風呂につかり本日の疲れを癒す。風呂をあがり喫茶店でバスの時間までビールを飲む。あ〜美味い!ビール最高!

教訓:忘れ物が引き起こす偶然は予期出来ない。(完)

3合目から望む
おっさんはないやろ!
3合目のホテル
登山口から3合目までお世話になりました
今回顔は出しません
歩きにくい?
順調に登る
琵琶湖を望む
雨中の7合目は通過
早く撮ってよ!はよ茶しばこう!
出る気しない
これを眺めてると
おう君は?
9番目の会員です(Y田K太郎君)
聞いたことある社名だなぁ
またあるなぁ



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