管理人@松本の「撃ったんだから語らせてください」

月刊「GUN誌」に連載の「撃たずに語るな」をご執筆されていることで著名な、キャプテン中井さんが米ラスベガス主催されている、「デザートシューティングツアー」 (http://www.desertshooting.com/)に(ひとりで)参加してまいりましたので、お前らに自慢 レポートします。

この日は何と20mくらいの強風!近くに置いてある簡易トイレがひっくり返る!砂嵐ふきすさぶ、超寒いネバダ砂漠。西部劇みたいに枯草が転がる、射撃日和とは到底言い難い日でした。

とりあえず「スペシャル・フォース・コース」でお願いしました。結構いろいろ撃たせていただきました。
なんと撮影者はすべてキャプテン中井さんです。(ほんとお世話になりました)


1丁目はS&W M65 (弾は38spl。そのまま357マグナムも撃てる。)。笑顔が固いのは、初めて実銃触った緊張感から。(小心者モード)
でも意外と様になってるだろ?



リロードの瞬間がたまらない。(?)


発射直後?4インチバレルでそこそこ重いので38splなら、反動も少なめ。しかもシングルアクションならよく当たる!



6連発。やっぱ実銃はかっこいいよね。この銃のサイト、すごく狙いやすかった。



23mくらいのレンジ。この銃だけは1発も外さなかった。
金属のプレートターゲットに当たると「カキン!」と心地よい音が!


かなり慣れました。キャプテンに「初めてなのにちゃんと当たってますね〜」とお言葉をいただきました。



お次はベレッタ92FS。カスタムスライドが付いてます。カッコイイよな。



当たらねえんだ、この銃。レンタルガンだからしかたないけど、サイトずれてます。
でもキャプテンいわく、「オートは命中精度低いですよ」とのこと。
でも修正したら、ガンガン当たりました。


38SplのM65より、断然リコイルが強い9mmの92FS。
この銃、映画だとにすばやく撃ちまくるシーンがよくあるけど、よほどの至近以外は
最初の1発以外は無駄撃ちだね。リコイルでサイトから1瞬目が離れちゃう。よほど訓練しないと無理。



トリガーの遊びが独特で、なれるまでちょっと大変。なれたところで終るんだよな。




お次はコルト ガバメント M1911 おなじみの奴。



トリガーはとてもタイト、しかも軽いけど、こいつもサイトがずれてた。92FS以上に。(泣)
45ACPはかなりリコイルがあるので、大量には撃ちたくないかも。
銃も軽いので、余計感じますな。



ちゃんと狙ってるんだけどね・・・。



ホールドオープン。マガジンチェンジ。



イヤープロテクターなしでは撃たせてもらえないんだよな。
一度なしで撃ちたかった。



でた!スーパーレッドホーク 44Mag!!
これがすごい!でかすぎ!重すぎ!とても戦闘には不向き!



シングルアクションで、ちゃんと狙えば、ちゃんと当たるよ。当たるけど・・・。
手が痛い!反動強すぎ!



これならゾンビやガナードなんて一撃だろうね。なにせ、撃ってるほうにもダメージあるんですから!



お次はレミントンM870 12ゲージショットガン。こいつも結構すごい。
なにがって?射手のダメージが。
でも、マルゼンのエアガンみたいにジャムは発生しなかったね。



チューブマガジンに装てん中。入れやすいよ。



キャプテンいわく「そんなに狙わなくても当たりますよ。」
でも律儀にサイトで狙う俺。よく見ると、ターゲットに無数の小さい弾痕がまんべんなくできてたので、
ほんとに誰でも当てられるんでしょうな。



9mmパラをマガジンに30発詰める。こいつは・・・。



UZIを撃たせたね!電動ガンでも撃ったことないのに!



全然あたらねえ。セミでも正直ターゲットに1発しか当たらない。
サイトはおおざっぱだし、フルだとマズルジャンプで上に向かって撃ってるだけ。しかもオープンボルトで、命中精度も悪い。
「当たらなければどうということは無い!」の典型。



ストック伸ばしたUZIは無骨でカッコはいい。だが実戦には使いたくない。



ライフルレンジに移動して、まずはM4から。
サバゲとはケタ違いの長射程。当然セミでしか撃たないよ。
強風で銃がぶれる!当然着弾点も!
でも実物COMP2サイトは像ぶれもなく、やっぱ本物はいいわ。

俺:「やっぱ、こんな強風の中でも海兵や陸軍も射撃訓練するんですよね?兵隊は大変ですね?」
キャプテン:「いや、普通はこんなコンディションなら訓練も休むでしょう!」
俺:「・・・・・・・・・。」


VLTORストック+COMP2サイト、RAS、フォアグリップ。サバゲでも定番ですな。
パッと見同じでも、おもちゃと違って、迫力といい、異様にカッコよくない?
5.56mmの弾って、結構小さく見えるけど、それでもライフル弾だから、300mくらいなら余裕で射程距離。
でもって、結構反動もある。銃は重い方が反動を抑えられるから、M4よりM16A4とかのフルサイズ
の方が撃ちやすいし、バレルも長いからよく当たるんだろうなと思っていたら、キャプテンもそう仰っていましたわ。
よく映画でM16とかを片手でフルオートで撃つシーンがありますが、映画だからだね。俺には無理だ。



最後はレミントンM700スナイパーライフル。本当は400〜500mのレンジならまず外さないはず。
でも強風でどうしても外れるんだよな。スコープはタスコの10倍。ほとんど望遠鏡。



的が遠すぎて写真では見えない。



エアーを圧縮する必要のない、実銃のボルトはとても軽い。でも、キッチリ動作させないと撃てない。
ロングレンジだから、風の影響を考えて撃たなきゃいけない。追い風だと着弾点は上になる。
しかもあらゆる状況で決して外してはいけない。

狙撃とは半端なく難しい。
10倍スコープは、当然ながら覗くのシビア。
軍のスナイパーが特別訓練+特別扱いを受けるのもうなずける。




迫力がありすぎるM700。反動も半端ないので、たった8発で肩がジンジン痛い。
午前中撃ったのに、夕方まで痛かったよ。


以上、全課程終了!


ほんとはオプションでM4でも追加で撃とうかと最初は話してたんだけど、あまりに風が強いわ、寒いわで断念。
キャプテンも本当はもう少し商売したかった感じだけど、仕方ないよね。正直俺も我慢といったところ。
でもまたいつか来ようと心に誓った俺でした。




また、帰りの車の中で、

俺:『5.56mmのM4でも、結構ちゃんとライフルとして戦える距離まで届きますね。
でもやはり、7.62mmのM14だともっと遠距離戦に向いてるんですか?』

キャプテン:『M14、あの銃そんなに良いとおもわないんですよ。
私がイラクやアフガンに持っていくならM14なんかよりSR25、せめてフルサイズM16A4を持って行きたいです。
なんで今更M14なんでしょうね?他に良いのいくらでもあるのに。』

俺:『5.56mmでもフルサイズなら遠距離戦に使えるんですか?』
キャプテン:『M4みたいなカービンとはかなり違いますよ。』
とか、

俺:『今日はじめて実銃のハンドガン撃ちましたが、明らかにリボルバーの方が撃ち安くて、よく当たるじゃないですか?
なんでアメリカのポリスはオートばかりなんですか?』

キャプテン:『撃ちあう距離がせいぜい4〜5mの場合が多いから、命中精度はわりとどうでもいいんですよ。それより装弾数が人気の理由です。
訓練もいわゆるCQCで至近距離ばっかりなんですよ。38splでは威力足りませんし。』

俺:『357マグナムなら威力足りるし、44マグナムに比べて、そんなに撃ちにくくないですよね?』
キャプテン:『357マグナムならリボルバーでポリスでも使っている人もいると思いますよ。護身用で持っている人も多いですし。』
俺:『街中で銃持っている人なんて見かけませんでしたよ?』
キャプテン:『見えないように持っているだけですよ。ネバダでは普通に持ってますよ。普通に。
それより日本の警察はかわいそうですよ。38splのニュー南部ですよ。アメリカのアルバイトの警備員以下の装備です。
武装犯罪者や、テロリストにあれで立ち向かえなんて、ひどすぎますよ。犯罪者よりも有利な武器を持つべきです。』
俺:『確かに特殊部隊(SAT)ですら、MP5ですものね。』

俺:『ちなみに、こちらではハンティングも盛んですよね?』

キャプテン:『ハイ。日本の魚釣りは、エビで鯛を釣るっていうくらいコスト掛かりますが、こちらは安いですよ。
ライフルの弾たった1〜2発で、1頭のシカを撃てば、沢山の肉がとれますから。私もやりますよ。』
俺:『アウトドアショップで、普通に棚売りでウインチェスター.308が1発1$で売ってるの見ましたよ。
銃は割と管理されてるけど、弾はネジと同じ感覚で売ってましたし、日本じゃ絶対考えらえないですよ。』

とか、

俺:『PMCとか、ゲリラはAK使ってますよね?M4に比べるとどうですか?』
キャプテン:『AK、頑丈なのはいいんですが、命中精度は悪いですよ!
ライフルなのにM4なら300mくらいで、マンターゲットのほぼ中心に集中して当てられるけど、
AKだと(余白も含めた)ターゲット内に収めるのがやっとですから。』


などなど、説得力のありすぎるありがたいお話をいただきました。やっぱすごいわ、アメリカは。
俺も日本の商売なんか綺麗に足洗って、アメリカに飛んでキャプテンに弟子入りした方が幸せかなと思いました。



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