白馬「唐松岳(標高2696m)」は晴天なり♪
吹く風は<やはり冬の北アルプスの風!!
(2003.3.23)


 春が来た♪

 天気予報を調べると、週末の日曜日は晴れ。
うーん、こりゃ久々に山に行くぞう、全員集合♪
 今回は、長野県北アルプス、「唐松岳(2696m)」に向う事に決定!
いつもの様に前日突然計画、そして即日実行だ。

 予定では、白馬八方尾根を登り「唐松岳」に向うのである。
長野オリンピックで有名な白馬八方尾根スキー場の一番上から約3時間30分で唐松岳。
 そのスキー場の一番上まではゴンドラ&リフトで楽々標高を稼げる、うれしいコースなのである

 日曜日、朝、晴天

  我等は日曜早朝7時に、長野県は白馬村の「白馬駅」前にいた。
最近の天気予報は精度が高い、予報通り晴天の白馬連山が見える・・・・

 白馬関係のHPを見ると「トレッキングチケット」なるものがあるという。
ゴンドラ&リフトの往復が300円安くなるって事なので、わざわざ白馬駅に立寄ったのだが、ナント、このチケットは夏だけの物、無駄足だったのだぁぁぁ!
時々我等は、そんなセコイ金額の為に時間と手間をかけたくなる時があるのじゃ・・・・・^p^

JR糸魚川線「白馬駅」前から白馬連山を見る

楽々リフトでこ満悦♪
 八方スキー場の駐車場に車を止める。
駐車料金1500円。

 スキー場の頂上には、ゴンドラ1本&リフト2本の乗り継ぎが必要。
 料金はゴンドラ往復1800円、リフト往復2本で1200円。
なかなかの料金だが、これを歩いて往復と考えれば高くない、歩いたらなんて考え様もない距離なのである・・・・・・・・

 午前9時30分、スキー場の一番上に到着。

10本爪のアイゼンを装着し、さぁ!山登り開始だぁ!

 八方尾根は、距離が長い。
そんなに急な斜面はないのだが、ダラダラと長い尾根を登りつめなくてはならないのだ。

 幸い晴天に恵まれ、右に白馬連山・左に五竜から鹿島槍岳とスバラしい景色が広がる・・・・・・

 以前スキーする為、ここ八方によく来たものだが、その頃登山姿の人をよく見てた。
スキー場のさらなる上に、ザッザッと登って行く彼等の姿がやけにカッコ良く見た記憶がある。
いつかは俺もと思ってから何年経ったかは忘れたが、今俺はそれをしようとしている。
 そんな自分が俺は好きだ♪  はははっ
 リフトの山頂駅から約1時間で、八方池に着く。
夏なら池があり、白馬連山が美しく池に写りこむ場所なのだが、冬は様子が違う。
ただの雪原となっているです・・・・・・

 この八方尾根、夏とは全く景色が違う。
夏には歩く道がちゃんと整備され、高山植物が咲き誇るのだが今は雪原であったり、雪の稜線である・・・・・・・・
 山スキーを履いた人達が思い思いのルートを刻み、そのシュプールが夏の景色からは考えられない斜面に残っている。

 俺も山スキーやってみたくなった。
山から帰ったら、早速山スキーを物色しにいくぜぃ!!
 八方池から1時間程で、丸山ケルンに到着だ。

 ひたすら白い斜面を登りつづける。
登っても、登っても新しい斜面が現われるのだ。
うぎゃゃゃゃゃゃ! もう、エエかげんにしてくれぃぃぃぃ!

 夏の山と冬の山では同じ山でも登山ルートが違う。
夏は環境に配慮されて、しっかり管理された登山道を行くのだが、冬は大抵尾根筋を登る。

 つまりルートの目標がしっかりした道を選ぶ事となるのだ。
したがって、妙にUP&DOWNを行く事にもなる。
誰も歩いてないショートカット道も可能なのだが、それはスキー等を履いた人だけの道。
 登山靴で行くと膝まで埋まって、よけいに時間がかかってしまうのだ・・・・・
したがって、ひたすら人の踏み跡を行くのがラクチンとなるのである。

あの飛行機雲の下あたりに「唐松岳」がある

雪も付かないほどの風がある稜線
寒いんですわぁぁぁぁぁ
丸山ケルンを過ぎると、なだらかだった雪原から切れ落ちた斜面を持つ尾根へと様相が変わる。

 北アルプスの風はビュービューと強さを増し、目出帽なしでは顔が痛い。
もちろんサングラスも無しでは目が雪焼けする。
完全防備、銀行強盗ばりの装備が必要、冬山ならではの姿だぜ。


 右に切れ落ちた斜面、そして発達した雪庇を見ながら、雪も付きにくいほどの稜線を行く。
(まぁ、そんなに大げさじゃない・・・けど、落ちたらダメ・・・・終る)

 はぁはぁ、と息を乱す事1時間。
唐松山荘のあるピークに到着だ。
ピーク直前の斜面はヤバイ、みんなの踏み後があるが切れ落ちた斜面。
 かなり慎重に登る必要がある、落ちたらダメダメ・・・・・滑落君ダ。

 
唐松岳山頂へは、唐松山荘のあるピークから一度下って登り返す。
 さすが北アルプス、ここの風はかなりキツイ。

 唐松岳への登りは、すごい雪庇が張り出してる。
踏みぬいたら、うーん確実に終るな・・・・・・・・
 慎重に踏み後をたどるのである。

普段いいかげんな性格の俺だが、こう言う時はとっても真面目。
石橋を叩いて叩いて叩き倒して行んだぜ・・・・・・・・


 スキー場頂上から約3時間30分、予定通り唐松岳山頂に到着。
 360度の大パノラマで大満足だ。
ここで、紅茶を一杯といきたいところなのだが、やはり寒すぎる。
記念写真をとって、そそくさと撤収・・・・・・あー寒い・・・・

ガァオゥゥゥゥ♪
唐松岳(2696m)にて吠えてみる!!
 唐松岳山頂から唐松山荘のあるピークに戻る
 
 ここで、山スキーを持ったオジサンに会った。
何気に話してみると、遠くに見える山々の説明をしてくれた・・・・・・・・・
ガイドさんみたいだ♪

 俺      「すっごい詳しいですねぇ?」  って聞いたら  
 オッチャン 「うーん、もう25年もこのあたりに居るからねぇ」 って
 俺      「何してはるんでか?」               
 オッチャン 「そこの山小屋(唐松山荘)やってるんよ、また来てね」    って

 オッサン山小屋の大将かい!
通りで詳しいはずや!  
でもおかげでガイドさん雇ったみたいに得しちゃったぜぃ。

 で、そのオッチャン、なんと、デカイ荷物担いで山スキー履いて、ゲレンデでは見た事ないような斜面を下ってった!
どう見ても俺には滑れそうにない斜面。 
 うーん角度は不明、危険な斜面と言って間違い無い!
だって、転んだら100m以上は転げ落ちそうな斜面、それも誰にも発見されないような場所。
 でも、オッサンには自分の庭なんでしょうな。

 オッチャン曰く  「山スキー面白いよ、是非やってみなよ♪」
           「あの山の山頂から、あの沢下ってね、また登り返して向こうの沢下りると楽しいルートがあるよ」

 俺思う・・・・・・ オッサン!あほ言うな、3000mの冬山でスキー履いてあちこちウロウロできるかい! 死んでしまうわ!

             あの山って、剣や立山や鹿島槍の事やんけ、それにあの沢って崖みたいな所やんけ・・・・・・・間違っても行かへんわ・・・・・^o^
           
 でも、あのオッサン面白い、今度の夏にでも是非「唐松山荘」に泊まってみよう♪

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