鎌ヶ岳





へなちょこ山岳会は今年の足慣らしとして
ご近所の鈴鹿山脈を選んだ。

鈴鹿山脈の中にもいろいろな山があるが
その中でも鎌ヶ岳を選んだ。
何故だ? と言われても・・・

理由はない。

何となく決まったようなものである。

湯の山温泉の駐車場に車を停めて
登山を開始する。
始めのうちは一般道の緩やかな勾配を
のっしりのっしりと登っていく。

登りだしてからすぐに疑問が沸き起こった。
車がどんどん追い越していくのである。
行き止まりのはずなのに・・・

なんと登山道入口のすぐ脇に駐車スペースがあった。
そこまで延々と30分以上もアスファルトの上を歩いてきた我々は
何だったんだ!?

一般道から左に入り、長石谷ルートに向かって
やっと山の中へ入っていく。
ところが茂みの中へ入って15分足らず。
いきなり道に迷った。
木に吊るしてある赤テープを頼りに来たのだが
どうしてもその先が分からない。
そうこうしている内に他の登山者も迷ったようだ。
見当をつけて進んでいくと、元の位置に戻ってしまう。
まるで映画「八甲田山」のように。(逆さから読むと山田 甲八、人の名前? なーんちゃって)

迷う事、5分強。
思いもかけない方角にルートが進んでいる事に気付き
登山再開。
日はあたらず、じっとしていると寒いに違いない。



まだ3月という事もあって気温もそんなに上がらず
雪解けの水がとても冷たそうである。
登山道はあまり整備されてなく
目印の赤テープも少ない上に、小さくて見にくい。





登山道は沢の横を縫うようにして続いていたが
途中から残雪がチラホラ見え始め、
さらに進むとその残雪の中を進むようになった。
雪自体はそんなに深いところはなく
アイゼン等が無くても歩行に問題はないが
岩は雪解け後の浮いた状態なので
注意を要した。

尾根直下で2号と3号がブッシュの中に迷い込み
枯れたブッシュをラッセルする羽目になったが
「本人達は万が一のときの為の練習だ」 と
枯れた枝に体中を引っ掻かれて登ってきた。
1号は先に尾根に登り、上から見下ろすような形で
「なっはははは。何してんの」 と笑っていた。



山頂直下山頂直下より西方を望む



山頂直下の尾根に登ると視界が開ける。
尾根から上の山頂は岩山のようになっており
最後に割とキツい角度の登りが待っている。



山頂頂上より鎌尾根を望む



山頂で食事をとるが、寒そうな景色の割に
なかなか快適である。

1時間ほどの休憩を取った後
三ツ口谷へと下山を開始した。
山頂をそのまま通り過ぎるようにして
山頂北側の斜面に向かう。

がっびーーーん!

山頂直下の北斜面は急勾配の上に結構な雪渓が・・・
ズリッとやろうものなら場所によっては
「あ〜れ〜・・・」
ってことになりかねない。


そーろりそーろりと歩みを進め
何とか急勾配は乗り切る。
その後は岩場の降下を続けて谷合にでる。



西斜面の下山ここは割と歩きやすい下りだった。



CRUSH!さすが「へなちょこ」
やる時はやってくれます!

CRUSH!

本人は 「SLIP! SLIP!」と言っておりますが
審議会はK.Oと判定しました。



ズボッ!3カメ(最後尾)を演じていたカメラマンも

さりげなくやっていました。
気付かれないように。

自らが深雪を踏み抜いた瞬間画像です。

スボッ!



足跡登る足跡、下る足跡が交差しながら
下のほうまで続いている。



途中、何度か沢を横切って一般道に出た。
ロープーウェイ乗り場までのこの一般道が長かった。

駐車場に着くと3人とも割と疲れていた。
帰る途中に温泉に入り、さらにグッタリ。


春山でも侮れない鈴鹿山脈。

お疲れ様でした。






BACK     山行紀TOPへ     NEXT