八ヶ岳
久々に1号が参戦! と、のみならず関東より新人参加!
にぎやかになりそーです、この山行・・・




今回は久々に1号さんが参加してくれやした。
しかし、参加するにあたっては会社側と
“野次る、なじる、殴る、ド突く、咆えまくる”といった攻防戦を2時間に渡って繰り広げた結果、
目に涙して、頭に包帯巻いて勝ち得た山行参戦なのです。(ホンマかいな?)
この結果、彼が会社に戦力外通告を受けたかどうかは定かではありません。
知りたい方は「へなちょこ山荘」にでも書き込んで直接本人に聞いてみてちょーだい。

さらに今回は、このサイトを何かの間違いで発掘した稀有な人物が参加するという
ひじょーに?????な山行なのである。
何かの間違いでこのサイトを発掘したのはまぁいいとして
何を考えたら「へなちょこ野郎」と一緒に登りたいと思うのだろうか?
しかも東京から女性一人で夜行に乗って来るっていうからビックラこいちゃった!
なぜ参加したくなったかを詳しく知りたい方は、こちらも「へなちょこ山荘」にでも書き込んで
詳しい事、動機は本人に直接聞いてみてちょーだい。
この希少価値ある人物は今後、お転婆または4号と命名される。(本当か?)
何はともあれ4人で八ヶ岳に登る事が決定した。
久々に参戦する1号は気合バッチリのむっちりで、鼻血の逆噴射が毎夜天井を赤く染めているという・・・
東京から来るお転婆(4号)は、これまたひじょーに楽しみにしておられる様子。
それに引き換え2号は「まぁ、越後を制覇した我々にはハイキングの延長だね」と強気発言。
3号にいたっては3週連続の山となる故か「まぁ、そこそこに」とのんびりムード。
こんなメンバーで八ヶ岳に臨む事となった。


集合ポイントは茅野駅、時間は午前3時。
急行アルプスが新宿からコトコトやってくる時間に合わせて名古屋組が出動。
駅で合流後、駅近くのファミレスへ行って朝食(?)を摂る。
4時半頃ファミレスを出発して多少迷いながら美濃戸口へ向かう。


朝焼け(正面は赤岳)朝焼けが東の空を染め始める頃、我々は正面に赤岳を見ながら
美濃戸口へ向かう。

サンルーフから撮った画像だが、
1号しゃん、もう少しおとなしく走ってね。
手ブレばりばりだからさ。


やまのこ村5時半頃に、美濃口からさらに奥に入ったやまのこ村に到着。
ここのパーキングに車を停めて出発準備。
6時少し前にいざ出発!

歩き出して数分、さらに奥にパーキングがある!?
「体力を損したじゃんか!」と2号、3号。
セッコイ奴等だ。山登りをするのに体力をケチってどーする?


登り始めて30分もしないうちに強烈な睡魔が我々を襲う!!!
お転婆4号は電車が満員で座れなかったらしく、半徹夜状態。
1号は3号との待ち合わせ場所で1時間弱の仮眠。
2号と3号は移動中の車中で1時間ほどの仮眠。

これじゃあ、眠いわなぁ

っていってる矢先にこれだ・・・
お昼ね全員が生あくびを噛み殺しながらの歩行になったので
立ち休憩を取ったのだが、目を離したスキにやられた!

へなちょこの真骨頂、山行途中のお昼ね!

久々の参戦とはいえ、1号は忘れていなかった。
嬉しかったぜ! 大バカ者!!!

そっと置いていこうとしたのだがバレちゃった。


しかし本当に眠い・・・
2号は生あくびを速射砲の如く連発!
「バババババッ」 ならぬ 「ふぁふぁふぁふぁふぁ〜ぁ♪」ときた。
先頭を行く3号にいたっては登山道の真中に生えている木に
「ゴギッ☆★!?」
なぜ歩行中に眠りながら木にぶつかる???

いくら平坦で安全な登山道とはいえ、気が緩みすぎだい!
2号、3号はいつものBGM(グレート矢沢)を車中で聴いてこなかったので「矢沢エナジー」が不足しているようだ。

さらに1時間ちょっと行ったところで軽食を取ると同時にこんどは3号がお昼寝。 zzz・・・


行者小屋2時間のコースをのっけから5割増の3時間で行者小屋に到着。
ゼッコーチョーのへなちょこ振り! お転婆4号もへなちょこ要素十分と見た!

この頃(9時頃)から日も高くなり気温がグングン上昇中!

我々の空腹感と食欲もグングン上昇。
ってことで朝食とも昼食ともとれる食事を取る事に。


昼食?ここで問題が発生した。
食事の準備はいいのだが、3号のお食事分まで2号さんが
「ハイッ、どーぞ!」
別にそーゆー関係じゃありません!

2号から食事をもらったのはいいのだが
オニギリやらきゅうりの塩漬けやらで重量のかさばる物ばかり。
これで2号さんの荷物は軽くなったはず。
3号さんの荷物重量は変わらないのネン。
トホホ・・・


3号が日のあたる場所で本格的な昼寝を敢行している間
他のメンバーが何をしていたのかまったく知らないので
ここでは記述のしようがありません。
ただ一つ言えるのは、寝ぼけていた事もあって
ここまで撮影した画像は ピンボケ・手ブレ・被写体がどこにあるのかわからない?・真っ黒け・・・
により、使用できるものがほとんどありません。すごい寝ぼけっぷり! 感心するよ、まったく。



赤岳1時間少々の大休止を終えると我々は文三郎尾根を使って
直接赤岳には行かず、阿弥陀岳に向かうことにした。

ここからはようやく勾配のある登山道になる。
今まではダラダラとした登山道でいい加減に飽きがきていただけに
少々嬉しかったりもする。 うひょ!

文三郎尾根の途中で赤岳方面と阿弥陀岳方面への分岐点が現れる。
我々は右へ進路を取り、阿弥陀岳方面へ向かった。

ここから所々急な登りがある。


登山道横岳辺りは樹林に覆われていて比較的涼しい。
北側斜面ということもあるのだろう。

登山道自体はとても歩きやすい。
さすが観光地と言われるだけの事はある。

後方を振り返れば横岳が樹木の間から見え隠れする。

しかし実によく晴れたもんだ。
稜線に出たときの直射日光を思うと気が滅入る。

「さぞかし あっちーだろうな」


昼寝とりあえず休憩を一本取ろうか、ってことで休憩をする事に。
目を離したスキにまたこれだ・・・

今度はお転婆4号がやってくれました。
おいおい、いきなりへなちょこ規範(いつ出来たんだ?)に載っている
山行途中の昼寝を実践するとは、おぬし 只者ではないな!?

その隣ではまたまた1号がグー・スカー・ピー・・・

2号と3号は通り過ぎる登山客に
「適当に踏んでいってください。生ゴミと同じですから」
「月曜の朝には分別収集に出しておきます」
なーんて訳のわからないことを言って誤魔化している。



お二方がお昼寝から醒めてから出発する。
2,500m付近から樹木が低くなり直射日光をビシバシ浴びる事になる。
このころになると阿弥陀岳が見上げるような位置にある。
「ひょえーーー」
あんなとこに行っちゃうんですか?
そして視界を左にターンすると赤岳がこれまたふんぞり返っている。
直射日光をビシバシ浴びてから少し行くと稜線が見えた。
阿弥陀岳と中岳を結ぶ吊尾根のような鞍部である。


3号1号えっちらおっちら登る2号さん(左)
フンガッタッタと登る1号さん(右)

ようやく尾根に辿り着いた。
ここは非常に見晴らしがよく、南方面は南アルプスが一望できる上に風の通り道だ。
今日は富士山もクッキリ見える。
その代わり直射日光のおまけがついてくる。


相談中かな?ここで1号、2号、3号は阿弥陀岳頂上に挨拶をしに行く事に。
(何の挨拶じゃ???)
お転婆4号は尾根にてお留守番ということになった。


阿弥陀岳登坂下から見上げる限り、阿弥陀岳は岩稜の丘といったような頂上でそれなりの登坂が待っていそうな感じ。

登り始めてすぐに 「やっぱりかぁ」

まぁ、荷物を置いてのピストンだから苦労はない。


阿弥陀岳頂上20分もしないうちに頂上へ到着。
周囲にさえぎるものがないので眺望は素晴らしい。

南アルプス、富士山、八ヶ岳の全容、北アルプス・・・

よか眺めバイ!
(いつから九州男児になったんじゃ?)

左画像の後方に見えるは赤岳なり!
本当に赤いぞ。


下降下降2お転婆4号が待つ尾根に戻る事に。

登りが急なら下りも急って事。
やっぱり下りのほうが面倒ですな。
3カメから1カメへの移動は大変なんだよ、分かる?

上から下からと2人を追いかける。

カメラマンも大変なんだぞ!


中岳までの登り再び合流後、赤岳山頂を目指す。
風が右から左へと流れて心地よい。
埃っぽい登山道をヘコヘコ登る。
4号! ほれ、頑張れ!


この登坂の途中で休憩を入れたのだが
また1号が昼寝をかましてくれた!
画像はあるけど繰り返しになるからHPにはUPしてやんない!

とりあえず中岳へ向かったのだが、変な事に私には記憶がまったく無い。
中岳は巻いたのだろうか? 頂上はあったのだろうか?
はて???


謎の宇宙人に中岳の記憶を持ち去られた私を先頭に赤岳を目指す。
周囲にストーンサークルがないか見渡したが無かった(なんのこっちゃ!?)


登坂登坂あー、ほれほれ、頑張って登ってきなちゃい。
上はいい眺めだからね、ホラ。 うひゃひゃひゃ・・・

赤岳山頂に到着!
5時間くらいの行程を8時間近くかけてのんびりやってきました。
いやぁ、天気がいいってのはいいことだ。
最近、頂上での天候には恵まれていなかったからね。
すかさず1号が
『これで晴れ男が誰かわかったな!』 なんてぶっこいてござる。
『ボケェ! 薬師岳で台風に遭遇し、槍ヶ岳で暴風雨に雷、豪雨、地震、落石に遭ったことを忘れんな!』


赤岳山頂小屋に泊まることにして、小屋前のスペースで夕食には早く昼食には遅い食事を取る。
と同時に恒例のBEERタイム。
山頂小屋では冷蔵庫で冷やされた缶BEERが・・・(何故冷蔵庫???)
プシュッ! うめーーーー!!! 止められまへんなぁ。

それぞれが担いできた食糧に舌鼓を打つ。 (ヘロヘロへロ・・・)
ある程度食べ終わったところで3号がゴゾゴゾ準備を始める。 ???
タピオカを作っちゃる!
と意気込んだのはいいが、鍋が小さいのと元来の面倒臭がりな性格が災いして
非常にテキトーな調理方法によるタピオカ製作となった。
水1リットルに対して700ccほどで調理開始。
シロップを作らなくちゃいけないが面倒なので同時進行。 
砂糖80gが面倒なのでスティックシュガーを適当に35本ばかりザラザラと入れる。
グッツラグッツラ煮込んで火を止める。 ここでシロップ用のパウダーを入れるのを忘れる。
「ええぃっ!」とばかりにタピオカ本体の鍋に全部ザラザラと入れちゃった。
これが後々の甘さを激増させる結果となった。

出来上がりはというと、これが大変不評!
「てめぇら、人様が作ったものに文句つけんじゃあねぇ!!! 世が世ならたたっ切ってやらぁ!!!」
2号と4号は「甘すぎる」だの「濃い」だの文句を言いながらも食べた。
1号は「甘いものは苦手だから」と絶対手をつけようとしない。
残った大量の山岳用タピオカを自身で処理する事に。
(うーん、確かに甘いな・・・)
と、水をドボドボ継ぎ足したら良い味になった。 しかし、量が激増した・・・
缶BEER3本と大量の山岳用タピオカの大運動会が胃袋の中で繰り広げられる中
スヤスヤと私は睡眠に落ちた。 風が心地よかった。

1時間ほど寝ただろうか? 突然、うえっぷ・・・
山岳用タピオカとBEERは食いあわせのようです。 気を付けませう。
何とか嘔吐することなく山小屋の布団でさらに zzz・・・ この時は眠いのではなく気分が悪かったので・・・
これを自殺行為というんでしょうか?

5時半頃にムックリと起き出して夕飯の準備にかかる。
1時間ほど前に「ぐえっぷ」、「おえっぷ」、「うえっぷ」とやっていたのに頼もしい胃袋だ。
食後のウイスキーもチビリとやって寝る。 いつものようにグビグビはさすがに止めておいた。



朝焼け翌朝、4時半に目が覚めると空が赤く染まっていた。
(やった! やたやたやたやったぁ!!!)
久しぶりにご来光が拝めそうである。
寝床でゴソゴソしている中間を尻目にザック担いで外へ出てみる。
東の空が赤く燃えていた。 小屋の前、頂上付近にはそれなりの人がいた。


日の出間際日の出5時10分頃の日の出である。
画像は赤岳山頂から撮った物。
赤く染まった雲海が南から北のほうへ流れるのが綺麗だった。

朝焼けの雲海から姿を現した富士山は見事だった。


朝焼けの中の阿弥陀岳御来光を見る人達(山頂小屋前にて)

振り返ると、昨日登った阿弥陀岳が赤く染まる。小屋の前には御来光を見る人たちが・・・


この日は恐ろしく晴れ渡った。
北アルプスは槍ヶ岳の三角から穂高連峰全容が。
南アルプスは北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈岳が。
さらに北のほうへ目を凝らすと白馬三山、薬師岳、五竜、鹿島槍、谷川連峰、越後三山etc
見えるわ見えるわ、えらいこっちゃでぇ。


十分に堪能した後、朝食を取るかどーするか迷ったが
「そんなに腹減ってないから行っちゃおう!」 ってことで
6時ごろに出発。頂上小屋から展望荘までヒョイヒョイ下る。
赤岳山頂から展望荘へ滑りやすいし、浮石が多いから気をつけてね。


展望荘で小休止をし、横岳を目指す。
が、やはり飯も食わず1時間も行動すれば腹が減る。
適当な場所が見つからないので、日陰だが風のあたらないような場所を選んで朝食とする。


朝食後ろのオジちゃん、岩を落とさないでね。
ここは登山道の真下なのである。


富士山を背に富士山を背に横岳を目指す。

にしても君はいつもファインダーの中に入ってくるねぇ。
狙ってんのかな???


横岳山頂にて

横岳に到着。
天気がいいせいもあって気分的に非常に楽である。
途中、核心部のようなところもあったが、うひゃひゃひゃと
いつものようにクリア。


硫黄岳山荘で「空爆」を行う者は行い、すっきりした気分で硫黄岳に向かう。
ここで1カメさんは3カメさんに変身。 最後尾から全員を狙う。
(うっしっしっし・・・ おもろいシーンを見せとくれ)

そんなカメラマンの希望をよそにテクテク進む。
硫黄岳手前はコマクサがたくさん咲いていた。


硫黄岳に迫る硫黄岳手前のケルン左の画像は3カメさんによるもの。
右の画像は1カメさんによるもの。
このダラダラした登りを最後尾より50m近く後ろから最前列より30m前まで追い抜いて撮影するのって大変なんだよ。
カメラマンは息がアガッテマス。 皆はそんなことお構いなしにマイペースで登って行っちゃうからさ。
ゼィゼィ、ハァハァ・・・
カメラマンの毎回の努力を認めてもらいたい2カットでした。

にしてもいいですねぇ、「3匹荒野を行く」 って感じで。
別に3匹って馬鹿にしてるわけじゃないよ。
そーゆー本があるの。 現実に。 アメリカ文学で!
あれは犬2匹と猫1匹だったかな???



硫黄岳はのっぺりとした山頂であった。
しかし、昼寝をするには石がゴロゴロしていて背中が痛そうだし
何より日陰がない。 大きな丘の上といった感じだ。
というわけで周囲の眺望はお見事!


硫黄岳より阿弥陀岳、赤岳を望む昨日登ってきた阿弥陀岳(右)、赤岳(左)がよく見える。

硫黄岳爆裂火口硫黄岳爆裂火口硫黄岳爆裂火口の様子を撮ろうとしたけど無理だった。
被写体がでかすぎてデジカメのファインダーには収まりきらない。
一眼レフで広角を使わないとダメだね。
なかなかすごい絶壁が見れるから一度は行ってみてくださいな。
よそ見して近づくと下まで落っこちます。 フェンスも鎖も目印も何もないので。


硫黄岳より下山我々は硫黄岳を後にして下山を開始した。
何気なく撮った画像だが、背後のピークにオッチャンらしき人影が仁王立ちになっているのが不気味だ。
いつからいたんだろ?
1カメさんはじぇんじぇん気付きませんでした。 オホホ・・・


ここからの下りはそれほど急でもなく歩きやすかった。
樹林帯の中を行くので暑いかと思ったが、逆に日陰で風もあり快適快適。
のんびりと2時間ほどかけて赤岳鉱泉へ降り立つ。

いやぁ、待ちに待った最終のBEERタイムですねぇ。 うひょ!


BEERタイムこの画像はあるサイトのある山行紀のオープニングに使われている構図をまねた物ですが、大きな違いは中身が入っているか入っていないかの違いです。 (著作権の侵害だぁ! なんて事は言わないでね。お嬢さん。)
中身が入ったまま写すなんて。。。 僕は我慢できませんでした。 手にした瞬間、グビグビいっちゃいました〜。


帰り道帰りは沢に沿ってトコテクトコテク・・・
途中からの林道が嫌だったけど、天気いいから許します。



にしても、皆さんお疲れ様でした。
天候にも恵まれ、食糧にも恵まれ(?)のんびりとした山行が出来ました。
お転婆4号さん、また機会があったらどこかの山に登りませう。
今度登る時は睡眠不足ではなく、始めっからハイテンションをキープしていきたいものですな。

美濃戸口から車に乗り、原村の「もみの湯」でさっぱりしてから茅野駅でお別れ。
4号は特急あずさで新宿へ。
1〜3号は中央道で名古屋へ向かいましたとさ。




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