けいちんの旅日記

けいちんにとってそれは学生生活最後の夏の旅だった。

そんなけいちんの旅日記です。

まだまだ少しずつ少しずつ更新中

 

                    

 

旅をすることについて

今回の旅でけいちんは大きく成長した。かどうかはわからないけど、いろんな人や自然と出会ってけいちんはいろいろなものを得たような気がする。それは友であったり充実感であったり開放感であったり。口では到底言えないくらいたくさんだった。失ったもの。それはマネー!!確かにお金はいっぱいかかってもうけいちんの財布は極寒のように吹雪いてるけどけいちんはちっとも後悔なんてしてない。
ってことで今回の旅のテーマは“一期一会”。そう大きく書いてあるけいちんの日記帳にはたくさんのおもひでが詰まっている。
その日記帳から少しだけけいちんの旅の世界に・・・

 

 

 

8月12日〜屋久島〜大三島〜21日

12日 黄檗→京都→姫路→岡山→徳山→糸崎→小郡→下関→小倉→大牟田→熊本→荒木→荒尾→出水
今日からいざ屋久島へ。
6:29
黄檗発の電車に乗って京都駅でクレイジーくんと合流。
ガタゴトと電車に揺られてひたすら鹿児島に向かうけいちんなのであった。
ここで驚き!!一日で結構行けるもんやねんね。たまたま接続がうまいこといったってのもあるんやけど。この日は鹿児島県の「出水」ってゆー駅まで行けた。
実は途中で知り合った昇さんという人が泊まりにおいでと誘ってももらったのでけいちん&クレイジーはノコノコと泊まらせてもらうことにした。
土屋さんという人も一緒に泊まることに。
で、出水駅から昇さんの家に向かう途中、24時間営業のスーパーに寄ってもらった。正直、このスーパーを見るまでは鹿児島をもっと田舎扱いしていた。でっけぇーし安いスーパーだった。なぜか時間も遅かったのに人はそこそこいた。でも、やはり周りに明かりが見当たらなかったのは気のせいだろうか・・・
って感じで一日目は過ぎていったのだった。

13日 阿久根→西鹿児島→天文館→鹿児島港→安房港→屋根付き公園
昇さんと別れ、最寄駅の阿久根駅に。土屋さんと共に西鹿児島駅に向かう。
ここで最南端の駅に向かうという土屋さんと別れ、けいちんとクレイジーはフェリーの時間までかなりあるということなので天文館ってところの「むじゃき」って店で白熊を食べることに。白熊ってのはめちゃめちゃデカイかき氷みたいなやつで確か630円ぐらいやったと思う。高いけどそれなりにでかくてうまかった。
それよか店にはかなり迷惑な客やったと思う。だって、混んでる中をでっかいザック持った奴がドシドシと2人も来てんから。んー迷惑やな(笑)。店の人も迷惑そうやった。
とりあえず食ってからフェリー乗り場へ。けいちんが乗るのは“トッピー”ちゃんってゆー船やった。それがまたずごい。まず、エンジン音。まるで飛行機かと思ような「きゅいいいいーん」って音をたてて、その上、「シートベルトをお締め下さい」ときたもんだ。おいおいこれから何が始まるねんって感じやった。飛んだりしてなぁ〜んてジョークがホントに起こりそうで笑いが止まらなかった。けいちんが座ってる所からスピードメータが見えるねんけど80KM/h出てた。途中、トッピーちゃん同士がすれ違うところがあるねんけど船とは思えないスピードやった。だって80キロ同士で相対スピード160キロやもん。屋久島行く時はぜひトッピーちゃんをお薦め!!
そんな感じで船の上は充実していた。開聞岳を見て次はあれだなとか思ってた。
屋久島に上陸した時にはもう日も暮れかけていた。入山届を出してさっさと今日の寝床を探さないと・・・とか思いつつ、なんとか屋根付きのベンチを発見。そこで寝ることに。
いきなり運がいいのかどうか??大雨に降られた。でもどしゃ降りの雨が止んだ後の空は満天の星空だった。

14日 屋根付き公園→ヤクスギランド→安房登山道→石塚小屋
早朝2時半ぐらいに起床。 寒くてあんまり寝れなかった。夜、ネコが自分の頭のトコにいたり酔っ払いが泣き叫んでいたりしてたし。で、3時過ぎに出発。とりあえずはヤクスギランドへ15KMの登り。
ヤクスギランドまではアスファルトの道。普通の人はバスや車で行くらしいがけいちんは歩きたかった。5時を過ぎると車がけいちんたちを通り過ぎていく。それでも何台かは止まってくれて「乗るか?」などと言ってくれた。でも、けいちんは自分の力で歩きたかったから断った。クレイジーはもう歩いているときからバテ気味。
ヤクスギランドに着いたのは9時半だった。で、ヤクスギランドから安房登山道へ。ヤクスギランドでは入るときにお金を払わなければならないらしいけど人がいないしどーしょーもないから払わずに入った。当然、人の気配はまったくなし。思えば、これが始まりだった・・・!?
安房登山道。結論から言うと「使うべきじゃない!!」
後からの話では他の人はヤクスギランドよりも車で奥に行ける淀川登山道から入るらしかった。だから安房登山道は誰も入らないんだと・・・
ホンマ、2人で助かったわ。1人やったらけいちんはもうここにいないかもしれん。道は荒れ放題で道とは言い難かった。途中で道が途切れていた。テープも途中でなくなってた。だから目印に途切れている所で何度もザックをデポして道を探しに行った。屋久島の山はもうジャングルみたいになっていて、道を探すのも一苦労やった。しかもその道も荒れまくってるのでどれがホンマの道なんかもわからへん。とりあえず、地図とコンパス持って方角的にはこっちなんやけどなぁ〜とか言いながら探しまくった。しかも何度も何度も。おかげで時間がやばくなった。計画では余裕もっても3時に石塚小屋に着くばすが3時になってもまだ全然進んでない状況に追いやられた。クレイジーはもうバテバテでかなりしんどそうやった。だからペースも落ちていた。でも、ここらへんにはヤマヒルがいっぱいいて実際、けいちんもクレイジーも血を吸われたりしてたしこんなとこで野営したら朝になったらミイラになってそーやった。 だから日が沈むまで行けるトコまで行くことにした。こんなめちゃめちゃな道、ライトで行ける自身がなかったし。小屋までは行けなくても途中の展望台までは行こうって感じで歩いた。
まぁ実際はなんとか日没ぐらいに石塚小屋にたどり着いたんやけど。もう小屋が天国のように見えた。いやぁーよかったよかった。

15日 石塚小屋→花ノ江河→宮之浦岳→新高塚小屋
朝、起きると6時半。2人とも目覚ましに全く気付かなかったらしい。まぁ昨日どえらいことしてたししゃーないな。用意して出たのは7時半前。いざ、花ノ江河へ。
花ノ江河へのルートは昨日と一転、きれいな道やった。花ノ江河に着くととりえあえず人の多さにびっくりした。ええー!!昨日なんか誰にも会わなかったし人の気配自体なかったのにいきなり人がいることにびっくりしてた。思わず話しかけたりしてしまった(笑)。
花ノ江河の水は少し鉄分っぽい味がした。
そこから宮之浦岳の頂上までは登りまくり。でも、昨日と比べたらすっげー歩きやすい道やった。まぁ当たり前か・・・
頂上付近で雨がぱらぱらと降ってきた。でも、がんばって登った。頂上では360度の視界やった。と、言っても360度の雲!!それでも達成感はあった。たぶんすべては昨日の登山道が演出してくれたんやと思う。
そこから新高塚小屋に向かう。 途中の展望台で鹿を見たりとだらだらしながら向かった。それにしも今日の登山道は整備されすぎ!!んーもっとほったらかしてもいいんやないんかなぁ。
で、新高塚小屋。ここは昨日と打って変わって(昨日はうちらだけの貸し切りやった)人がいっぱいいた。後から来た人なんかは寝るところがなくって廊下みたいなところで寝てた。人が入りきれてない。こんな人だかりの山小屋なんて富士山以来や。そう言えば、けいちんは運がいい。だってここに着いた途端、雨がザーっと振り出した。ここの雨は結構キツイ。でも、昨日降らなくてよかった。雨は屋根の下にいるときに降ってくれるし。

16日 新高塚小屋→縄文杉→白谷山荘
人いっぱい超満員の山小屋は朝っぱらからすごい現象が起きた。5時くらいにあらゆるところから一声に目覚ましが鳴り出して人が行動し出したもんやからものすごい騒ぎになった。そんな現象をのんびり眺めていたらあっと言う間に人はおらんくなった。まぁおかげで小屋を世話する人と台風情報について話すことができた。
今日は下りばっか。縄文杉はかなりでっかかった。写真3枚にやっと収まった。
トロッコ道では楽しく歩けた。途中の川でちゃぷちゃぷ浸かって遊んだり。なんや充実した一日やった。
白谷山荘には昼過ぎに着いたけどでは東京から大阪を遊び回って来たという3浪の兄ちゃんと芸大の兄ちゃんとクレイジー、けいちんの4人でしゃべりまくってたらもう夜の9時半になってしまった。2人にはこれからも無事に楽しい旅を続けて欲しい。旅にはこうゆう一期一会があるからこそおもしろいというのもあると思う。すべての旅人に楽しい旅を。と、一人の旅人は垣間見る星空に向けて思ったとさ。

17日 白谷山荘→白谷雲水峡→宮之浦→宮之浦港→鹿児島港→天文館→公園
今日はとうとう下山の日。
朝起きてびっくりした。置手紙があった。それは昨日、話していた東京の兄ちゃんからだった。くそぉーかっこいいことしやがってと言いつつ2人で物思いにふけざるを得なかった。なんて奴だ。
朝食は3人で食べ、芸大の兄ちゃんと別れを告げ、雲水峡へ。
雲水峡は奈良の山奥を思わせるものがあった。
雲水峡から宮之浦までクレイジーはバスに乗りたいと言ったのでけいちんは一人で歩くことにした。まぁ10KMぐらいやしそんなに時間かからんし。でも、歩いて正解やったと思う。ゆっくりと今まで通った道や山を見たりしながら歩いた。川はきれいすぎてびっくりした。道行く車がけいちんを見てビビッてるのもおもろかった。車乗って楽してる奴とかとはちゃうわい!!真似できるもんならしてみろっつーの!!とか思ってた。
宮之浦のバス停で合流して、とりあえず飯を食うことにした。京都を出て以来、けいちんはろくなもんを食べてない。食料はかさばるからってのもあった。だからパンをかじったり、味噌汁やコーンポタージュの元をなめたり、米を芯があっても半生で食ったりしてた。ってことで「潮騒」ってゆーなんか高そうな店でから揚げ定食造り付き1450円を食べた。久しぶりのちゃんとした飯で腹はビビッてた。
それにしても下界はすごい人やった。おかげでフェリーターミナルの近くのスーパーの食料は全滅してた。 フェリーの時間まで時間があったのでお土産屋に行ったりした。そこのあばちゃんとしゃべったりしてたら写真をもらった。その写真は宮之浦岳の晴れた時の写真でものすごくきれいやった。大事にとっておこう。
トッピーちゃんは海がしけていたこともあって飛びまくってた。それでもけいちんは爆睡やった。鹿児島港に着いてけいちんたちはまた「むじゃき」に行った。で、ちゃんぽんセット&白熊で1430円。おいおい。エンゲル係数高すぎや!!今日は、フェリーターミナル近くの公園で寝ることにした。クレイジーはなんか知らんけどビビッてた。公園で寝ることに抵抗があるらしい。

18日 西鹿児島→上川内→水俣→銀水→大牟田→小倉→下関→岩国→海田市→糸崎→尾道
公園での意外に快適な野宿から一夜。4時半頃、公園を後にした。
後はひたすら電車。寝まくっていた。
大牟田駅でスタミナうどんを食った。うどんにキムチが入ってた。変な感じ(笑)
クレイジーは瀧口の家(福岡らへんの田舎)に行くというので赤間で降りるはず・・・やったのに福間で降りた(爆)。
後で、赤間駅に着いたときはけいちん一人で笑ってしまった。なんもこんなところで体をはったボケかまさんでもええのに・・・(笑)
尾道までは風景見たり人間観察したりと一人旅を楽しんだ。
今日は尾道の美術館の銅像みたいなやつの後ろで寝た。警備員に見つかって怒られるかなぁーとか思ったけど見つかりもせんかった。
明日からは新たにまたみんなと合流して大三島だ。楽しみ。

19日 尾道→広島→大三島
まだ薄暗い中、ぼけーっと目覚めた。結局警備員に追い出されることはなかった。
そして尾道駅へと行く。でかごんは明け方尾道駅に来てってゆーてたから。でも、いつまでたっても来ない。あ〜さてはどっかで寝てるな。って思ってけいちんはふと思った。
「あの城まで登ってみよう」
ってことで尾道駅から見えるちょいと小高いとこにある城まで行くことに。ただひたすらに。コンパスも地図も見ずにカンで行った。結構行けるもんやな。城の隣の展望台にまだよじ登ってぼけーっとしたり歌を歌ったり詩を書いたり写真撮ったり。朝から充実した気分やった。
そんな時にとうとうでかごんから電話が。そしてみんなと合流するために尾道駅へと降りた。
みんなはけいちんを見てなんやかんや好き勝手ほざいてた。てめえら・・・
ここからはさんざんと言えばさんざんで人の温かみを感じる日でもあった。
尾道から三原へ向かう途中ってかイキナリやけど助手席に乗ったけいちんがちょい車の水温計を見ると。。。
お、おい。ちょい水温計上がってるぞ!!
つまり、オーバーヒート。あーぁ。
広い所に止めてもらって早速ボンネットを開けた。
煙がもくもくもく
あーやっべぇーってことで急いで冷やして応急処置。でも、結局はまた走り出しても水温計が上がってくるため、近くのガソスタへ。
ラジエーターが錆びて穴があいてることが発覚。このガソスタはお金はいらないと言ってくれた。もう絶望状態でとりあえずえりちゃんを迎えに三原港へ。でもえりちゃんは来た意味なかったな(笑)
ってゆーのもまたすぐにオーバーヒート。もうあかんわーってことで交番で水を借りたけれどウメ家のランクルはトヨタの人を呼んで持ってってもらった。んでもってえりちゃんのおっちゃんがわざわざ車を持って来てもらって貸してもらうことになった。このときはホンマに感謝やった。
自分自身なんとかなるやろーとは思ってたけどこーゆー形になるとはおもわへんかった。
で、その車を借りて広島へ。原爆資料館に行った。自分は2度目やったけど見入ってしまった。ここに来ると自分の知らない世界がよみがえってくるようだ。目をつぶれば自分の中での風景が入り乱れてくる。戦争とはってゆー普段絶対考えないようなことを少し考えさせられた。
次にお好み焼き村ってのに行った。“水軍”ってとこで食べたけどなかなかうまかった。でも高かったな。やっぱ観光客相手の商売やし高いんかな。
そんな感じで広島観光は終わり、いざ大三島へ。
大三島に上陸して車を貸してもらったえりちゃんのおっちゃんにみんなで感謝しつつ早速温泉へ。塩水の温泉があったりとかなり満足できる温泉やった。っちゅーか俺がお風呂に入ったんが久しぶりやったってのもある。服もずーっと着てたからかなり臭かったしえりちゃんちで洗濯機を貸してもらった。んで、コテージでそうめんを食べて宴会が始まったのであった・・・

20日 大三島
今日の午前中はみんなフリーってことででかごんとぱらっちょと小西は釣りに行った。まこちんは睡眠中(??)。俺とゆーきとうめで歩いて散策をすることにした。ゆーきと幸せの鐘を突いた(笑)。んで、水軍跡と。でも、潮は満ちていて水軍跡には渡れそうにもなかった。荒神社とやらの山を少し登ったけどたいしたこともなかった。
午後からはバーベキューのための準備って事でえりちゃんちに集まった。んで、まこちんの作ってくれたカレーを食べた。うまかった。おー意外。。。カレーにうれしくていっぱい食べてしまった。
で、BBQまでまだ少し時間あるってことで今度はみんなで車を使って島巡りをした。滝を見たりダムを見たりと意外に充実した。うめは立宇治ぐらいの時の写真でいぢめられてた(笑)
で、BBQ。肉を食べた。肉なんてすっげー久しぶりな気分。なぜか野菜が取り合いになってた。んー珍しい光景や。いつも男だけでやるときは肉だけしかないしなー。
続いて今日も飲み。
けいちんは炭酸水を飲まされまくって気分が悪くなった。あーまぢぃ〜
そして花火をした。手をやけどして痛かった。ぱらっちょの付いてる花火がけいちんの手につけよった。
星を見て花火をして。ええ感じやった。

21日 大三島→福山→京都→我が家
昨日、遅くまで起きていたせいかみんなで寝坊。そして急いで片付けて温泉へ。
んで、えりちゃんちで昼食。毎度お世話になりました。
で、もう大三島出発。
思ってたよりももっといい島やった。こーゆーとこに住みたいな。また来よう。と思いつつバスに乗る。みんなは福山駅からバスに乗るけどけいちんはまだ18きっぷが残ってたから電車で帰ることにした。岡山、三石30分待ちを食らわされた。こっち向きはかなり接続悪いわー。JRはイッタイ何考えてこんなダイヤ作ったんやろ!?
まぁ急いでるわけじゃーないからいいねんけどこの日に帰れないと困るしって思ってたりしたけどバス組みとほぼ同時刻で帰って来れた。さすがに新快速乗ったらすぐやった。
京都駅からゆーきと一緒に帰った。でも、この2人は不自然やったやろーと思う。だって、普通の旅行バック持ったゆーきとザックでがちがちに固めた俺がどーゆー共通点あるんやろーって思われてたと思う。
そんな感じで屋久島&大三島の旅は終わったわけやけどホントに行ってよかった。
次の旅の一期一会も大切にしたい。もっといろんなものに触れて感じてみたいって思った。

 

8月26日

けいちんたちは宇治校時代の仲間とよく集まって遊んだりする。今回もその集まりのひとつに過ぎない。けど珍しくけいちんが幹事みたいになってた。
京都駅7時に
集合、けいちんは一番乗りやった。ってもちょっと待ってたらゆーき、ごー、ほりの、もめんが来た。行ったのはほりのが予約した阿里山ってゆー店。中華料理なんやけどうまかった。男4人やからガツガツ食べてた。そしてけいちんにしては珍しく酒を2杯も飲んだ。いつもはグラス半分〜1杯ぐらいしかのまへんのに。ジュースを飲まなかったのは初めてやったかもしれんな(笑)。5人でかなり盛り上がった。うるさいぐらいに。
その後、なぜか七条の鴨川で花火をした。ごーが花火をほったりしてヤンチャしてた。
楽しかった。就職してもまた集まればええなーってゆーてた。っても言わんでも勝手に集まるやろうけど。

8月27日〜28日 広島

今回はタモリが車を出すことに。で、タモリはアニキのインプレッサStiをパクって来た。これがまためちゃめちゃうっさい。けいちん号よりも(笑)。俺は結構気に入ってたんやけどタモリは自分でうっさいゆーてた。これでウーハーを付けるともうでっかい声で話しても聞きとれんぐらいうるさかった。でも、ウーハーいいなー。俺も欲しいって思った。で、この車は予想以上に速かった。2代目けいちん号を思い出して懐かしくなった。レガシィーターボには乗ったことないけどどれぐらい速いんやろ??これよりちょい落ちるぐらいか?全然ちゃうんかなー?まぁ、こんなに速くなくてもいいや。こいつで宇治川ラインぶっぱなしたらかなり気持ちよかった。なんか負ける気がせんくなる。でもけいちんの性格的には欠点があるぐらいの車の方がかわいく思えるわ。
まぁ車の話はこれぐらいにして、広島までは順番に交代して下道で行くことに。
R171の王将まではけいちんが運転した。昼飯まで
ってことやったし。で、王将で飯食ってけいちんは寝た。
姫路でまた代わって尾道まで運転した。で、尾道ラーメンを食べた。けいちん的にはおいしいって思った。なんか何杯でも食えそうな感じのラーメンやった。その後、ゆーしゅんちを発見!!みんなで詐欺やとか言ってた。そのくらいでかかった。そら金持ちやわ!!
この日は尾道城の展望台で寝ることに・・・
あれ?ここ何日か前に来てなかったっけ?(爆)
まぁまぁ。。。
でもここではあんま寝れんかった。他の奴らも寝れてなかった。だって蚊の集中攻撃を食らうんやもん!!おかげで病気になる勢いで刺された。20ヶ所ぐらい・・・
っちゅーことで結局はみんな車の中で寝てた。

この日はたるの知ってるオススメのお好み焼きを食いに行くもほとんどが定休日とかで全滅。。。
やっと見つけた所も開店待ちやった。まぁ当たり前やな。朝やったし。朝からお好み焼き屋も開いてないわな。で、開店を待って食べた。量はイマイチやったけどうまかった。もっと食いてぇーって感じやった。で、食ったら早速帰ることにした。帰りはタモリとしょーちゃんが南京町まで運転してた。で、南京町で晩飯を食った。食べてばっかやな(笑)
っても明日から北海道に向けて出発やし今の内にいっぱい食べとかんとな。
帰りはそのまま俺んちによった。ってのもタモリが舞鶴まで送ってやるから今から用意しろとかゆーたから。いちいち天理まで帰ってから明日来るのもめんどいから滋賀に泊まるぞーってゆー親切なんか理不尽なんかよくわからんんけど。ってことでみんなに待っててもらってけいちんはさっさと北海道の準備をしてチャリだのザックだのをインプレッサに積み込んだ。こんな適当な準備やった。
で、滋賀でけいちんはワンピースを読みながらたるんちで寝たのだった。

8月29日〜9月20日 北海道

29日 出発 たるんち→舞鶴港 そして出航
ごきげんようの時間までまだワンピースを読んでいた。その後、近くの180円ラーメンに行き食べる。そして出発。
まずは早速FLET'Sに寄ってもらって食料を買う。で、舞鶴へ。
舞鶴ではジャパンに寄っていろんなものを買った。後々、ここで買ったものが役立つことに。
そして舞鶴港に行く前にさびれた定食屋が意外とうまかったりするって話になって行こうってことになった。舞鶴の町をあっちこっちさがして“天婦ら”ってゆー明かりは付いてるけど怪しげな店を見つけた。
で、やっぱり見た目通りやった。店は開いてるのにイキナリご飯が炊けてないってゆわれた。おおーかなり期待通りな感じ。待ちます。ってゆーて待ってたけどこれまたおっちゃん作るの遅すぎる。。。1100円する天ぷら上定食が出来たのは4,50分経ってからやった。腹が減ってうますぎ。そして天ぷらでかすぎ!!多すぎ!!
そして舞鶴港に着いてタモリは帰っていった。サンキュー!!
んで、ヒマなけいちんは本格的に荷造りをし始めた。ここに来て初めてちゃんと荷造りをした。なんとでもなるやろーなんて思ってたし旅なんやからきちんとすること自体がおかしいやって思ってたから。んーまぁなんとかなるかな。って感じでなんとかチャリに荷物を積んだ。
やっと船に乗り込んだときはもう眠かった。だから船に乗って風呂入ってすぐに寝たのだった。

30日 船上の俺
船の中はもうピークは過ぎて人が少ないとはいえ、ある程度の活気はある。
こんなざわめきの中けいちんはふと思った。
こんなににぎやかなのはもう当分ないかもしれない。と。
だってこれからは一人だあることが確実に多いし、そんな中、雨や風が吹く中けいちんは耐えられるのだうか。
そんな弱い自分に直面しているけいちんがいた。
と、言ってもそれは自分の中の少しであってこれからの旅が楽しみなことに変わりはない。どんなことが待ちうけているのかもう気持ちは膨らむばかりだった。
一期一会が僕を迎えてくれる。
そんな気持ちを抱きながら眠りについた。

31日 小樽→札幌→北広島→岩見沢
朝4時、 とうとう北海道に上陸。さっそく一昨年も行った市場へ朝飯を食べるためにチャリを飛ばす。やはり荷物が多すぎる為か、こぎ始めはかなり重い、、、
いや、でもスピードにのってくるといい感じだ。
朝食は「のんのん」ってゆー市場の食堂で食べた。一昨年はその隣で食べたしってことでそこにした。
そして“小樽丼”を食べた。うまい!!
さらっと食べてしまった。しかも1500円なり。
でもなぜか1500円ちょうど払ったのに100円返された。
「??」
負けてくれたんかなーって勝手に思って再びチャリをこぎだす。
とりあえず北広島に行こう。
そー思ってた。
なんたって親戚がいるし。一昨年もお世話になったし。
しかし、快調なのはほんのちょっとだった。
カーブの時にあまりの荷物の重さにずり落ちてくるのだ。
これは困った。
ってことで急遽近くの広場で対策を練る事に。
あれやこれやとやってるとどんどん朝になってきておばちゃんとかが何やってんのーって集まり出して来た。
んで、あーやこーやと言い始めた。
まぁ協力してくれようとしてるだけでもありがたかった。
で、こんな感じでなんとかもちそうな感じになってそのまま行くことに。
壊れたらその時に直したらいいやって思ってたから。
小樽→札幌はイキナリ峠越えやった。
ふぉーふぉーってゆーて登った。
でもこんなのは序の口やった。
札幌は普通の都会と変わらない。
それは自分にとってかなり辛かった。
信号で止まって。またこいで。
これの繰り返し。
全然前に進まない。
これは予想もしてなかった。
街って車のことしか考えてないんやなってことがしみじみわかった。
なんとか札幌駅に着いたのは9時前やった。
なんか変わったかなぁって思いつつせっかくここまで来たし時計台に行くことにした。
一度行ったし、あまり建物とかには興味ないからどーでもよかったんやけど来た証拠に絵葉書でも買って帰ろうって思って買う為に入場料を払って入る。
絵葉書を買って満足して出てきた。
よし、次は北広島だ。
ってことで向かう。
登りが多く感じた。
まぁ初日やし苦しく感じるのは当たり前かなって思いつつ。
途中のコンビニで昼飯に牛乳と100円のドーナツを食べる。
これで生き返ってまた走り出す。
北広島は行けばなんとか親戚の家を思い出しながらも行くことが出来た。
おばーちゃんは初めは?って思いつつもわかってくれて快く迎えてくれた。
そこであばーちゃんはその荷物どーにかならんのか?
って言われてとりあえず直すことに。
またまた近所の人が集まってきて板とか工具とか持って来てくれた。
まぁ工具はちゃんと積んであるんやけど。
これで立派なキャリアが完成。
これで当分は落ちることないやろー。
早速みんなに助けられた。
おばーちゃんに別れを告げ、日が暮れるまで行ける所まで走る。
とりあえず、次の目標は旭川。
この日は岩見沢の公園で寝ることに。
夜はかなり冷えるや。
やっぱこの時期にタンクトップ&半パンなんは俺ぐらいか・・・
まぁいいや。ってことで寝袋に入った。

9月1日 岩見沢→旭川
今日もいろいろ充実していた。
自転車をこぐこともそう、
登っても登ってもある坂道をひたすら登る。
早速、ケツの皮がめくれたようだ。
サドルに座っただけでも痛い。
でもそんなこと言ってられない。
とりあえず今日は旭川まで行かなきゃってことでひたすらこいだ。
そんな中道中で会う人たちが疲れを癒してくれる。
道行くバイクははげましてくれる。
まぁ坂道で励まされてもこっちはいっぱいいっぱいで返事を返す余裕もないんやけど。
途中の野菜の直売所で100円3つのトマトをかじってたら車が止まって栄養ドリンクとどら焼き&おかしをくれた。
これはかなりうれしかった。がんばろーって気になれた。
次によった直売店では3つ240円のとうきびを買ったら冷えたトマトをもらった。
やっと旭川に着いたときはキャリアの重さに耐えきれなくなってチャリが壊れかけていた。
これはさずがに予想してなかったので旭川のチャリ屋に行った。
そこでも茹でたとうきびをもらった。
でもこれはカラスに食べられてしまった。
うーん。茹でたやつを持ち歩くのは危険らしい。
ここまで来てカラスにやられるのは悔しかった。
旭川では“蜂屋”に行ってラーメンを食べた。
ここは一昨年も行った。
観光地化しまくりのラーメン村なんかに行く気もなかったしここで十分うまかった。
銭湯やコインランドリーにも寄った。
この日は旭川の道の駅で寝ようと思ってたらこれは道の駅なんか?
って感じでなんかイベントとかしてて寝れる状況ではなかった。
ってかあれを道の駅って言わんといて欲しいなぁー
まぎらわしい。
ってことで河川敷で寝る事に。
寒くてさずがに寝れん。
しかも微妙に坂ですべっていく。
何度も起きてしまった。

2日 旅の転機 旭川→遠軽
今日は予想もしなかったことが起きた。
自転車がぶっ壊れたのは旭川→上川に向かう旭川郊外でのこと。
サドルのポールがぐにゃりと曲がってしまってこぐことさえできない。
しかたないからもう一泊旭川でする覚悟で旭川に戻る。
昨日のチャリ屋に行ったら直すのはムリと言われ、もう一軒行くことに。
そこはなんかスポーツ系のチャリを扱ってる所やった。
そこでもこれより固いポールはないとのこと。
また変えてもつぶれるのは時間の問題だって。
しかたないからもう歩いてでも旅してやるって思った。
ってことでチャリは京都へ送り返し。
この日は暑かった。
旭川で32度だったそうな。
チャリ屋さんにチャリと工具を送り返してもらってとりあえずザックをしょって旭川の駅に行った。
これからは電車も乗るってことで時刻表を買って今から行ける所を調べてみる。
すると、次が最終で遠軽に行ける。
っても昼やってんけど。
遠軽には一昨年大雪の旭岳で知り合った人がいたから会いに行くことに。
電車を待つ間、また“蜂屋”のラーメンを食っていざ遠軽へ。
電車の中でたくさんの人と話した。
あっさんはあれ食えこれ食えと焼き鳥を5本と駅弁をくれた。
肉なんか食べるのはすごい懐かしかった。
駅弁は食べるのさえもったいなかった。
あばちゃんもあめとサプリメントをくれた。
なんでサプリメントなんか持ち歩いてるんか不思議やったけど。
とりあえずみんないろいろくれてありがたかった。
電車の中はみんないい人ばかりだった。
みんなはチャリが壊れた自分を励ましてくれて応援してくれた。
遠軽で降りてちょっと待つと内堀さんが迎えに来てくれた。
あらかじめ旭川駅で電話しておいた。
内堀さんはかなり懐かしがってくれた。
次の日は用があってイキナリの訪問も歓迎してもらった。
夜遅くまで近況を報告したりして話をした。
人とこんなに話をしたのがすごい懐かしく感じられた。

3日 上湧別→遠軽→網走→知床斜里
朝、内堀さんとお別れをする。
あえて写真は撮らなかった。
撮らなかったことでまた来ようと思えると思ったから。
と言うかまた来たい。
内堀さんは最後まで自分を歓迎してくれた。
最後にはコーヒーやらおにぎりやらをたくさん持たせてくれた。
僕はこーやって人の世話になりながら生きている。
網走に着いてからは少し観光するこに。
っても監獄はもう一昨年行った。
だからとりあえず海を目指した。
オホーツクの海は・・・普通だった。
網走で見るものが思ったよりなかったのでさっさと知床斜里に向かうことに。
知床斜里の駅から2〜30分歩いたところの公園で寝る事に。
まだ日は昇っていて噴水にはたくさんの子供たちが遊んでいた。
何を思ったかけいちんのツェルトに水鉄砲でかける子がいて追い掛け回して遊んでいた。
集中的に水をかけられてた。
明日からは知床だ。
やっと来たって感じだった。
もうヒグマの生活圏内に入るんだと思うと自分の中で高まる緊張感があった。

4日 知床斜里→知床自然センタ→フレペの滝→岩尾別温泉・木下小屋
朝起きて駅へ。
駅前のコンビニで久しぶりに牛乳を飲む。
バスに乗って自然センタへ。
バスから見える景色は僕の心を躍らせるものがあった。
自然センタで降りて絵葉書を買ってからフレペの滝に向かう。
とうとうヒグマに会ってもおかしくないところまで来た。
しかも今回は一人だ。
滝への道の途中、熊が爪をひっかいた跡が何ヶ所かあった。
ちょっとビビって鈴の音を大きくして歩いた。
でも、一度人を見かけたらなんか安心してもう気がねなく気持ちよく歩けた。
滝は圧巻やった。
海側からも見れるらしいし、そっちから見たらすごいんやろーなぁって思った。
この滝は別名乙女の涙ってゆーけど、ちょい泣き過ぎやろ!!!
なぁ〜んて思ってた。
そこから岩尾別温泉まで歩いた。
山の中でアスファルトの道を歩くのってなんかツライ。
やはり知床だと思ったのはこのとき。
歩いてたらすぐそこには普通に鹿とかキツネが見える。
木下小屋には思ったよりも早く着いた。
そこで小屋の人にあいさつをして小屋でくつろくことに。
そこでは熊についての衝撃的な話を聞かされた。
これは書いてもわからない。
あの場所にいてあの状況であの話を聞かされた者にしか味わえない話だった。
でも、かなり貴重な体験談を聞かせてもらった。
やはり山小屋にはいろんな人がいる。
同時に熊との共存を考えた瞬間でもあった。
ここの温泉は気持ちよかった。
寒くても温泉でのぼせてそのまま寝れば温かいままで寝れた。
そこは山の中のオアシスやった。

5日 木下小屋→羅臼岳山頂→木下小屋
朝、起きたのは5時。やはり小屋だからゆっくり休める。
小屋の中でもさすがは知床の山の中。かなり寒い。
早速、冷え切った体を温泉で温める。
ここの温泉はいつも一人で貸し切りだ。
源泉が垂れ流しで川から引いてる水の蛇口をひねって湯加減を調節する。
そして6時頃小屋を出発した。
最初から登りがキツイと聞いてたので飛ばした。
弥吉の水まで2時間かかるところを1.5時間で行った。
途中の岩礁から小さく五湖が見えたときはおおーって思って感動した。
自分はあそこらへんからずーっと自分の足だけで来たんだって思ったら自分に自身が持てた。
弥吉から少し平たんでまた急な登り。ここが正念場だと思ってひたすら登った。
そして大沢に・・・
なんじゃこの沢は!!
って思える大きなオープンの沢。
上も下も見える。かなり大きな沢で沢登りやった。
でも、しんどくてもここは景色が見れて全然飽きなかった。
そして羅臼平に到着。ここからの頂上も見え、かなり圧巻。
おおーっと。国後が見える!!
国後はそんなに見れるもんじゃないってゆーしこれを頂上で見たい。
って思って早速頂上へ。ここの最後の登りは岩登りやった。
他の人は羅臼平にザックをデポして(置いて)頂上に向かってはるんやけどそんなん今の自分には ザックは命の次に大切やしそんなものをデポするなんて到底できなかった。
もっとも頂上で飯食ってやるってゆー野望もあったけど。
そーゆーわけで30キロのザックを頂上まで持って行ったんやけど岩登りのときにかなり邪魔になって苦労した。
やっと着いた頂上は素晴らしい眺めだった。
国後も見える。雲もあまりない。
イオウ山のほうに雲がかかってるだけだった。
そこで、イオウ山の雲が晴れるまで時間がかかりそうだったから早速、ラーメンを作って食べた。
他の人はうらやましそうにけいちんがラーメンを食べるのを見ていた。
そんな時、イオウ山の雲が晴れた。
めちゃめちゃすごい眺めだった。
思わず用意していたカメラのシャッターを押した。
自分にはあの景色の方向に思いもかけない冒険が待っているような気がした。
実はこのままイオウ山の方へ縦走してカムイワッカの方まで行こうと思ってた。
でも、昨日寝るときに聞いたラジオではこれから天候が崩れるとのこと。
しかも今日は天気が良すぎる。
こんないい天気過ぎるぐらいの日は次の日かその近いうちに雨が降るのを経験から知っていた。
しかも入山届を書いた時点では山の中で泊まるのは自分一人だった。
こんなでっかい山の中でただ一人寝袋に包まりながら星空を見たかった。
問題は縦走するなら後、少なくとも2日は山の中だってこと。自分はテントじゃなくってツェルトで雨対策のシートもないってこと。
まぁ後者は経済的にムリやってんけど。
そこで、頂上までずっと頭の片隅で考えてた。
でも、カムイワッカまで行きたかった。がんばって行って誰もいない朝のカムイワッカの滝に浸かりながらぼけーっとしたかった。星空を見たかった。
それでも結局諦めて下山することにした。直感でなにかイヤな予感がしたのもあったから。
その予感は後に的中することになる。
次の日の昼から2,3日どしゃぶりの雨が降った。
で、まぁ下山しまた木下小屋に帰った。
小屋の人たちは戻ってきたけいちんを暖かく迎えてくれた。
この日は一緒に泊まってる大阪から来たおっちゃんに釣ってきた魚を食べさせてもらった。
ここにはいろんな人が集まっている。
話を聞いてるだけでも飽きない。しかも温泉付き。
やっぱりここはオアシスだった。
そうそう、今日五湖で熊に会ったという人に会った。
その人はかなり興奮していて震えていた。
しかも明日には羅臼登るんだと。
図太い神経やなーって思った。

6日 木下小屋 → 知床五湖 → 知床斜里駅 → じゃがいも亭
朝5時。勝手に目が覚める。
朝の小屋はどたばたしている。
今日登る人がせわしなく用意をしている中、のんびりと風呂につかっていた。
みんな忙しくて誰も入ってくるわけがない。
ぼけーっとしてるといつのまにか小屋が再び川の音に包まれている。
そして今日で小屋を出るという阿久津さんと平田さんを見送る。
また風呂でぼけーっとする。こんな日もあってもいい。
そしてけいちんも小屋を出る。
おやじさんに赤飯にぎりの選別をもらった。
みなさん本当にお世話になりました。そしてよい旅を。
またバス停で待つ間ホテル地の涯の露天風呂で足湯をする。
バスが来てとりあえず五湖へ。
ここでは絵葉書とソフトクリームを買ってバスが来るのを待った。
一昨年も来たから特に新鮮味はなかった。
ただ羅臼岳の方が気になった。もう山の半分ぐらいは山に囲まれていた。
もうあっこは雨が降っているんだろうか。今日登った人は大丈夫やろうか。
って思いながら見ていた。
そしてまたバスに乗って駅へ。
バスに乗る前からぽつぽつと降り出した雨は駅に着いたときはもうどしゃぶりの雨に変わっていた。
だから駅に着いてとりあえずまだ早いけど今宵の寝床を探すことにした。
そしてこれからの計画を練ろうと思った。
しかし雨と風ははきつくなるばかり。
さすがにこの中で寝たら風邪ひくかなぁ。風もきついし屋根があるところも役に立たないなって思って駅前の案内所で安い宿を探すことにした。
そこで見つけたのが“じゃがいも亭”。
1泊2食付きで3000円ぐらい。
とりあえずここにビビッときたので早速電話すると駅まで迎えに来てもらった。
宿では暖かく迎え入れてもらった。
なんか最近人に恵まれすぎている。
夕食前には温泉に連れて行ってもらった。
シャワーが付いている温泉なんて久しぶりだった。
夕食は食べきれない程出てきた。
北海道に来てからお腹一杯食べたのなんて内堀さんに食べさせてもらって以来だ。
それまでスープの元を舐めたりチョコをかじって飢えをしのいでたからうれしくってお腹一杯になってもひたすら食べつづけた。
もう明日動けなくってもいいって思った。
それでもここのご飯は予想をはるかに上回る量だった。お腹が痛いのがうれしい悲鳴だった。
晩飯の時もたくさんしゃべって笑った。
チャリが壊れて雨が降らなかったら今俺はここにいないんだなぁーって思ったら運命みたいなものを感じた。

7日 マスたたき体験&温泉
今日は4時に目が覚める。そして雨だった。
ここではまるで別荘にでもいるようなのんびりした時間が流れる。
コーヒーを飲みながらマンガを読み、朝を過ごす。
そのうち、福島から来たというにーちゃんが起きてきて川まで様子を見に行くと言うので一緒について行った。
そのときは雨はマシだったけどそれまでどしゃぶりだっただけあって川はかなり増水していた。
それでも川には一面に遡って来るマスの姿があった。
それはかなりの数でまさしく川一面だった。感動モノだった。
そこでは・・・・
・・・・(バシ!)←叩く音
・・・・
公共では到底言えないことを体験した。(笑)
ゆーてるよーなもんやけど。。。。
簡単だった・・・・(え?何が?って?)
そして帰って朝食を食べた。
その後、また行ったらしい。スバル乗りのおねーちゃんと一緒に。。。
その日は雨ということもあって一日中マンガを読んだりしゃべったりとぐうたらな一日を過ごした。
あまりに快適過ぎて動けなかった。
後発隊が帰って来てその持って帰って来たモノをさばくことに。
自分は魚をさばいたことなかったから見ていたらにーちゃんがほとんどやってくれていた。
俺はイクラを入れるタッパを買いに行っただけ。。。
そんなこんなでイクラの塩漬けは出来あがった。
午後はそのにーちゃんの車でねーちゃんと3人で温泉めぐりをした。
まず、越川ってゆー源泉垂れ流しで、プレハブが建ってるだけの温泉に行った。
男湯と女湯が板一枚で仕切ってるだけのホンマに簡易温泉やった。
でもここの湯はなかり熱かった。
次にスキー場の端から始まるダートの道をひたすら行ったところの終点にある薫別の温泉に行った。
ここはプレハブもなんもない。
ただ川より数メートル高い所のちょっとへこんだ場所に湯が流れてるだけやった。
で、バケツとヒモが置いてあるだけ。
これでバケツをほって川のくみ、薄めろと。。。。
にーちゃんと交代交代で水を汲んだ。
めちゃ楽しい温泉やった。
でも一人で来ても水汲みつづけなあかんし熊も出るらしいし、ダートでスタックでもしたら困るしお勧めは3人かな。
そして帰って晩飯を食った。
その時にマスターの娘さんがけいちんにメロンパンを2つ買ってきてくれた。
タッパを買いに行った時に売っていたメロンパンがうまそうだったって言ったかららしい。
就職祝だよって言ってくれた。
うれしかった。
みんなもおめでとーって言ってくれた。
今日もお腹一杯に食べた。
明日は斜里岳に登る予定だったので早く寝た。

8日 斜里岳
朝、5時起床。
今日はにーちゃんが斜里岳の登山口のバス停まで送ってくれることになっていた。
すると、ねーちゃんが起きてきてマスたたきに行くというのでにーちゃんを起こしに行った。
おかげで出発は予定の6時より早くなった。
朝食を食うことはできなかったけどマスターが作ってくれたおにぎりと前日もらったメロンパン2コ。これがあるってことで気分はかなりウキウキだった。
そして、にーちゃんに登山口のバス停まで送ってもらった。
ここから本当の登山口まではダートの道を歩く。
30分ぐらい歩いただろうか。そこへ車が通って手を上げてみたらなんと止まってくれて登山口まで乗せてもらった。
とても親切な人だった。
登山口で山小屋のおっちゃんに水場についての情報を教えてもらい、いざ出発。
斜里岳は沢登りだと聞いてたけどもこれがめちゃめちゃ楽しい。
荷物を半分ぐらいじゃがいも亭に置いてきたこともあってぐんぐん登れた。
川の中をじゃぶじゃぶと登る感じ。
あまりの楽しさに標準時間3時間のところを1時間50分弱で登ってしまった。
最後の登りが少々つらかったけど。
そして頂上。
あー下の景色がなーんもねぇー
雲海だぁーうおーーーーー
雲海は雲海でいいんだけど斜里岳はそこから見る下の景色がきれいって聞くのに。。。複雑。
と、思いながら 頂上で会ったバイクで旅してるというにーちゃんと話をする。
2人で晴れろ晴れろーって言ってた。
でも、おにぎりを食べても晴れなかった・・・
しばらくして、あきらめて下山することにした。
早めに下らないとバスがなくなるし、最悪、歩いて帰らなきゃならないかもしれんし。
下りはまた違うルートで帰ることにした。
これがまただる〜い下り。
途中まで登ったり下ったりして下る。なんか登りが楽しすぎた分、このルートを選んだことを後悔していた。
でも、頂上で会ったにーちゃんとおっちゃん2人としゃべりながら歩いてた。
そのおっちゃんの1人がバス停まで送ってくれることに。
ありがたかった。バスの時間がギリギリだったから。
バイクのにーちゃんともバイバイして結局バス停までが清里駅まで送ってもらった。
ホントに感謝だった。
その駅前でチャリダーがいたので見たら
あれ?知ったような奴が・・・・
・・・・
おおおおおおおおおーーーーー
りょーたやん!!
思わず叫んでしまった。
りょーたもびっくりして叫んでた。
すごい確率だと思った。
この広い北海道で会うなんて。
北海道に来てるのは知ってたけどまさか道東の方に来てることさえも知らなかった。
自分がこの清里駅に着く過程を少しでも変わっていたなら会わなかっただろう。
清里駅で今までのことをお互い話していた。
電車を乗ることさえも忘れていた。
でも、次の電車は4時間後やった・・・・
話している内にじゃがいも亭の話をしていたらりょーたも来ることになったのでそこからじゃが亭まで走ることにした。
距離にして10km弱で初めは気持ち良く走ってたんやけどだんだん苦しくはないのに足が上がらなくなってきた。
さすがに山登ってから10km(荷物付き)走るのはきつかった。
そうそう、斜里岳を下るときぐらいに右目のまぶたの所を虫に刺されたっぱい。
それからどんどん目は腫れあがった。
ブヨだと言う線が強い。
じゃが亭に着いて福島のにーちゃんには“負けたときのジョー”みたいだって言ってた。
右目が見えにくいのはかなりうっとおしかった。
晩飯は次の日、帰る人が多いのもあってか結構な盛りあがりを見せた。
その内、みんなで越川の温泉に行くことになった。
ろうそくやら晩飯の残りやらを持ってじゃが亭のみんなで大占領。
まぁ電気もないようなところに誰も来ないけどな。
そこで風呂場の大宴会。
風呂場で宴会なんて初めてやった。
楽しかった。酔っ払いだらけで。
じゃが亭に帰ってからも夜遅くまで話をしたりしていた。
だって、けいちんも次の日からやっと違う場所に行くことになったから。

9日 斜里 → 陸別 → 日高 → 千歳
今日はじゃが亭から出る日。
思えば、けいちんがここに来る事になったのは雨が降ったから。
雨でもあのどしゃ降りじゃーなかったらどっかに泊まろうとは思わなかっただろう。
そして何気なく見つけたじゃがいも亭に来なかったらこんなに楽しい日はなかっただろう。
運命とは不思議だなぁー。
これこそ旅のなんだなって感じた。
そんなことを思ううちに4人組みの人たちが帰っていった。
上富良野から来たと言うおねーさんも帰って行った。
とうとう自分たちが出る時間になった。
オーナーを待っていたけど帰ってこなかったので仕方なく帰ることにした。
みんなで京都大会であおーぜ!!絶対に。って言ってた。
最後までみんな手を振って別れた。
また来よう。そう決意してじゃが亭を出た。
そう次なる目的の場所へ。
そのためにはまず札幌まで出なければならなかった。
しかもじゃが亭で知り合いになった町田さんが千歳に帰るから送ってもらえるという。
ものすごくありがたいことだった。
とりあえず陸別に用があるとのことだったのでそこに向かった。
ところが途中でトレーナーがひっくり返ってて道をふさいでしまっていて全く通れない。
引き返して別ルートへ。
ところがそのルートは災害で通行止め。
もうこーなったら意地でも行ってやるってことでひたすら大回りして陸別へ。
ここの大回りは距離にするととてつもない。
やっとのことで陸別に。
そこでコーヒーとカステラを食べる。
そして出発。北海道の道に変化がないことを再認識。
助手席に乗ってたらそれは痛いほど伝わってくる。
車に乗って新鮮だったこと。
それは音楽を聴くことだった。
それまでは自分が歌い、叫び、音楽だった。
少しうれしかった。
千歳に着いたのは夕方7時を回っていた。
町田さんお勧めの天ぷらやさんへ。
すごくうまくて腹いっぱいで650エン。
天ぷらを食って出発の時を思い出したのは言うまでもない。
と言うか、最近食い過ぎだなぁ。
明日からは控えていかないと。
と、思いつつ、ラフォーレとかゆー風呂屋(温泉)へ。
結構キレイな感じで500エンだった。
そこの風呂は黒っぽい感じで珍しかった。
実際、こんな街中に沸く温泉&黒っぽいってことで珍しいらしい。
おかげさまでタオルは黒っぽくなって乾かすと汚れてしまったみたいになっていた。
もう十分汚れてるけどね!
そこではじゃが亭で一緒だったジープ乗りのおにーちゃんも合流した。
気持ちよく風呂から上がって牛乳を飲み、そのにーちゃんはフェリーを乗りに苫小牧へ。
じゃが亭で会った人たちはほとんどが社会人。
それでも少しの間を見つけてはここに来る。
それだけじゃが亭がいい場所なんだって思った。
そんな宿と人に会えた自分は幸せものだとも思う。
この日は町田さんちに泊めていただいた。
広くキレイだった。
町田さんは北海道が好きでここに移り住んだと言う。
そんな人にあこがれた。

10日 千歳 → 札幌 → 稚内
また、5時に目が覚める。
もう身体がすっかり覚えてしまっている。
目を触ってみる・・・まだ腫れている。
もう一度寝た。
町田さんが起きた時に自分も起きた。
そして朝から吉野家に行った。
牛丼と温泉卵を食べた。
んー朝から元気が出てきた。
そして町田さんとお別れ。
ありがとうございました。
また、お会いできる日を。じゃが亭で!!
心からそう願った。
千歳駅から札幌駅まで電車に乗った。
札幌駅では薬局に行って目の薬を買った。
そしてバスの時間を待った。
そう、行き先はいざ稚内!!
この旅で長距離バスなんか自分にしたらかなり贅沢だ。
トイレが付いていたり足掛けがあったり。
なんと言ってもうれしいのは飛行機みたいに音楽が聴けることだ。
ゆーことなし。
景色と音楽のハーモニーにちょっぴり感傷にひたりながら睡眠不足を解消したのだった。
稚内に着いてから買い物をした。
パンと500円の靴、絵葉書を買った。
なんとしても靴だけは欲しかった。
セッタじゃ走ることも山に登ることもままならないから。
だってこれから最果ての地に上陸するのだから。
寝床は当然フェリーターミナル横の防波堤。
ここでチャリダーと話をした。
その後、カレーを作り過ぎて気持ち悪くなった。
芯のある米でカレーはあんまし食べれないと学習。
ここは風がかなり強く、ツェルトと荷物共々飛ばされそうなのを必死でこらえた。
明日の朝起きたら海の真ん中なんてことはないだろうか?

11日 稚内 → 礼文  礼文上陸 桃岩荘へ
朝、早く起きた。
フェリーターミナルからの放送がすごく響いていたから。
風が強すぎて何度も何度も起きた。
全然寝れなかった。
チャリダーと別れ、フェリーターミナルに向かった。
既に人はいっぱい。
でも、難なく乗船
久しぶりにヒゲを剃りたかったけどとりあえずちょこっと横になったら
もう到着しましたと放送が!!
寝不足が祟ったのかぐっすり寝てしまった
甲板の外に出ると
おおおー旗を振ってる人が!!
あれかぁーあれかぁーなんて思いつつ“桃岩荘”と書いた旗を持ってる人の所に
「おかえりなさーい」なんて言われながらこれから始まる桃生活に楽しみを感じた。
イキナリ見送りなるものをした。
よくわかららんけどとりあえず見よう見真似で踊ってみた。
早速、ブルーサンダー号えーすなるクルマに乗り桃岩荘へ
タイムトンネルを抜け時差発生
まさに竜宮城のような歓迎を受けた。
着いてからはしばらくぼーっとしていた。
昼前にBEN&JOE HOUSE(便所の家??)に行ってシーフードカレーを食べた。
うまいっ!!
自分の作るカレーより遥かにうまかった。
それからそこにずーっといた。
本を読んだり話をしたり
絵葉書を買った。
ここはまた一段と時間の流れがゆっくりしてる。
礼文島の一週間は充実しそうだ。
晩飯は一人で自炊をした。
また、カレー。
昨日のカレーは失敗して吐きそうにまずかったけど
今日のはイケてた。
ここではみんなで寄ってたかって自炊する習慣があるらしい
それもそれで楽しそうだ
直後、夕日の儀式があった。
海に沈む夕日をみんなで眺める
そして歌を歌う。
一人で見るのとはまた違う感動があった。
礼文の夕日は僕らの歌を柔らかく包み込むように沈んでいった
そんな感傷に浸ってる間もなくミーティングが始まった。
これまたおもしろい。
まさに歌って踊る。
恥のかけらもなくあばれまくった。
ミーティングの後、8時間コースの説明会
8時間礼文を歩くためのコースがあるらしい。
正直、自分は楽勝だと思っていた。
しかし、この8時間コースはこのチームで行くという。
自分ぐらいの年齢の男もいれば女の人もいるし、年配の人までいた。
さて、仲良くなれるかななんて思いつつ寝る

12日 愛とロマンの??8時間コース
朝、5時起床
パンを食べ、ストレッチを開始、本日の運動に備える
さあ、6時に出発。
このときは8時間コースがこんなに楽しいものだとは思いもしなかった。
まずは礼文の最北端まではバスで移動。
そこから島を縦断して南にある桃岩荘まで8時間で帰って来いというハイキングコースらしい
バスの中では寝てた。少し寒かったが。
そしてノチャップ岬に到着。
イキナリ記念撮影。
さぁ歩き出す。
少しずつ話をしつつ歩く。
慣れてきたのかだんだんチーム内の会話も弾んできた。
先頭はリーダーに任せて自分は最後尾を歩いた。
自分が一番最後尾に行くべきだろうと勝手に決めつけていた。
きっと自分が最後尾を歩くことを心がけないでいれば自分だけ先へ先へと行ってしまい、ペースが速すぎてチームに迷惑かけると思ったから。
そこで、自分は重装備でいらんものまでザックに詰め込んでわざとザックを重くしていた。
これぐらいのハンデは必要なはずだと勝手に思っていた。
自分だけごっついものを背負っていることを他のメンバーも理解してくれたようだ。
今日は風が一日中きつかった。
途中、海岸線沿いを波打ちギリギリの所を歩くと言う珍しいコースもたどれた。
歩くにつれてみんな結構辛そうだった。
みんなに自分の体力をあげたいと思った。
チームやから役にたたないとって思ってても結局なぁ〜んも約にたってない。
自分はだらだらと歩き、最後尾に来る人にがんばってと声をかけて気がまぎれるように話しかけるだけ
それでも、自分には楽しかった。
愛とロマンは微妙ヤケド
ご飯だけの昼飯もうまかった。
後半はもうチーム内かなり仲良くなった。
終盤は名古屋から来たってゆーワンゲル部の冬帆と最後尾を歩いた。
なかなか世の中なめた奴でおもしろい
完歩できなかった人がいたのは残念だったがチームでなんとか完歩できた。
晩飯は桃岩荘で食べた。
ご飯は7杯おかわりした。
腹いっぱいでうまかったぁー
なんてこの日記を書いてたらまた腹が減ってきた。
風呂に入ってミーティングに参加
もうミーティングは終盤だった。
最後に8時間メンバ(実際には12時間かかった)と写真取ったり住所交換したりした。
明日帰る人がメンバの中に半分いた。
今日だけの8時間メンバじゃなく、これからも仲良く続くメンバでありたい
心からそう思った。