8月25日。前編

 まぶしい光で目が覚めた。朝だぁ。とりあえずテントを抜け出して顔を洗う。そしてたまっていた洗濯物をトイレで洗い、ロープを張ってほす。あぁ、まるで自分の家のよう(笑)。洗濯をし終えて、今日はどうしようかと思い地図を眺める。
横波キャンプ場
 「あんちゃーん。」地図を眺め始めた俺に向かって、昨日の子ども(四人ちっちゃい子がいた。)のうちの一番ちびすけが真っ裸で俺の方に走ってくる。うーん。なつかれるのは気持ちがいい。楽しんで相手していると、いつのまにか四人とも集まっていた。そして、朝ご飯もご馳走になる。コーヒーとトーストという、なかなか洋風チックな朝食に人との出会いを感じながらひたっていた。
 子ども達は、海へ泳ぎにいった。海岸から、「あんちゃんもきぃ〜。」とよんでくる。もちろん、四国の海で泳ぐことを目的の一つとしてきている俺としては行くしかない! しばらく、テントの中をかたずけて荷物を出しテントを干す。そして、海水パンツに着替えると一目散に海を目指した。
 海水浴場にはなっているものの、泳げるスペースが少なすぎてつまらない。かといって、遠くに行き過ぎると子ども達がついてきてしまう。 どうしたらいいだろう。悩んだけっか、思いっきり子どもと遊べば関係ねぇや!という結論に達した。  
 力いっぱい海の中で遊んだ俺たちは、次なるプランへと変更していった。その名も、「砂浜に、プールを作っちゃえ大作戦」なんとも素敵なネーミングである。この作戦はその名のとおり、砂浜にどでかい穴を掘って水を引き、プールを作ろうという作戦である。まずは、みんなで穴を掘るところからはじまった。  
 自らの手を犠牲にし、着実に穴を掘っていく四人。何が楽しいのだろう?何の疑問も抱かずに穴を掘りつづけていると、そこに難関がぶつかってきた。でっかい石だ。まぁ、砂浜を掘っていたらあたりまえのことなんだけど。この石を掘り起こし、「あんちゃんすげ〜」といわれて気を良くしている俺。単純だ…。
 大分掘り進み、子どもが2人、余裕では入れるくらいの穴が出来上がった。ここで、動水を汲むかが問題になる。すると、子ども達のうち一人が、スーパーの袋を拾ってきた。しかも、かなりでっかい。こいつは使える!!これを使って水を汲み、ほんとに小さなものだが一応プールが出来た☆
 そうこうしているうちにお昼近くなり、もうあがって準備をしなくてはいけない。子ども達もみんな上がって、帰る用意をする。バイクに荷物を積むための準備をしていると、もう向こうは準備が出来たようだ。待っていてもらうのは悪いので、別れの挨拶をして先に行ってもらった。本当に面白い体験をさせてもらった。ありがとう。

中編