藤原岳(2000.11.11)


 鈴鹿でも結構北の方に位置する藤原岳。春から初夏にかけては「花の山」と呼ばれる人気の山です。

  <ルート>
  ・坂本(駐車場) → 坂本谷 → 白船峠 → 冷川谷の頭 → 天狗岩 → 藤原山荘
    → 藤原岳(展望丘) 【1120m】
  ・藤原岳(展望丘) → 藤原山荘 → 八合目分岐  → 聖宝寺 → 坂本(駐車場)
                              所要時間:約6時間 
 <見所>
  @:春先のフクジュソウ
  A:山頂付近の石灰岩質独特のカルスト地形
  B:天狗岩付近から見る谷の紅葉
  C:聖宝寺の紅葉
 


藤原岳への登山口はいくつかありますが
今回は坂本谷を登って裏道経由で聖宝寺へ下山します。
当日は雨でどうしようか駐車場で散々悩みましたが、
まあ”だめなら引き返す”覚悟で決行としました。
ところが、最初の坂本谷へたどり着けず、途中で出会った
お姉さんに声をかけたら同じ方向なので同行させてもらう
ことになりました。

  ↑
とにかく足場の悪いところを登っていきます。
大量の倒木も土石流の跡なのでしょう。

       しばらくいくと老夫婦のハイカーに合流し、 →
       いっしょに登り始めました。

このころから当初一緒だった女性は一気に加速し、完全に
我々とは別行動にになりました。
よほど私が足手まといだったのでしょうね。(すみません)
山のお話を伺いながらの登山ですが、さすがに私よりも
体力がおありで、着いていくのがやっとです。

  ↑
 峠が近いのか木々の様相も変わってきました。
 心配していた天気は一気に回復し、晴天の様子。

               木々の黄葉がきれいです。 →
 

しばらくいくとやっと尾根に出ました。
このご夫婦帰りは尾根伝いに下山するそうです。
私は山を縦走。
先ほどの女性はもう一山越えると言っていました。
ご夫婦のお話では、新緑のころもすばらしく、
汗をかいた後に緑の葉に覆われて、涼しい山の風が吹くと
「まるで緑の冷蔵庫のようよ!」とのこと。
また、山の楽しみが増えました。ありがとうございます。

     ↑
  峠に着くとトラロープが...
  土石流の恐れあり、坂本谷から下山禁止とのこと!
もう13時。もう3時間くらいで下山しないと!!
とっとと昼食を食べて先を急ぎます。
この間に数組のハイカーと会いました。心強い!
ご夫婦がもうしばらく付き合ってくれるとの事で、次のピーク
まで先導してくれました。
このあたりも春先は「花の山」とのこと。
ご夫婦とは、ここでお別れです。
高圧電線に沿って、先ほどの尾根に降りられました。
ここも遠くに伊吹山・霊山が一望でききれいでした。
ここから先は、ほとんどまっ平らで、笹や潅木の中を
抜けていきます。石灰岩特有の奇妙な岩がごろごろして
おり不思議な風景です。
途中、天狗岩へ向かいます。
15分くらいとのこと
標識に沿って潅木の中を歩いていくと天狗岩に出ました。
断崖になっていて、景色は結構良かった。
天狗岩から見ると滋賀県側の谷間(標高500m付近)が
メチャクチャ紅葉がきれいでした。
人の手の入った山は杉ばかりで落葉樹の山が少ない。
おそらく、茨川から真の谷あたりでしょうか?
うわさに聞く紅葉の名所ですが、山深く単独では不安な谷
ですが、こうやって見ると本当にすばらしい!!
さて、カルスト台地のような山をどんどん進むと、一気に目の前が明るくなり、笹の間を縫うような道が出てきます。 その先が避難小屋です。
避難小屋から急登を20分ほどで藤原岳の山頂です。 ここからの紅葉もきれいですが、もう1000m級の山に登っても紅葉はなく、はるか眼下の山をうらやむばかりです。
最初の目標どおり「聖宝寺」コースをおります。

ちょうど私の前に人影を発見したので、また勝手に
この人たちに着いていくことにしました。

途中途中に「何合目」という標識もあり、迷うこともなさそう
です。

尾根から沢伝いに降りていくと、伏流水が湧き出していました。もちろん飲めます。(写真左)

そのまま下山すると聖宝寺の横に出ます。

よく雑誌で紹介されているカットです。 近くには大きな滝もあります。