ふだん通勤に使っているJR常磐線。列車から景色を見ることもできないくらいに満員の朝。疲れて眠りこけてしまう夕方。窓の外に広がっている景色をクローズアップし、ふだん見ることの出来ないモノを見に行く……常磐線随一の商業地「柏」まで全5区間のウォーキングがいよいよ始まりました。
記念すべき第1回は上野駅から北千住駅まで約9.6kmのウォーキング。ほとんど平坦な道なので初心者でもラクに歩けそうです。かねてから降雨の心配がありましたが、見事に予想を裏切って晴れ間が見えるほどの天気に。それでも油断は禁物、キチンと折り畳み傘を持って歩きます。午前9時前から受付を済ませて続々と出発する人たち。地図無しでは正しいコースを辿るのが少々難しいので、よく確認しないと迷ってしまいそう…。
上野駅から下町の風景を眺めながら歩いていきます。途中に永昌寺、入谷鬼子母神などにも立ち寄り、入谷・下谷では風情を感じるお店がズラリ。東日暮里の商店街の桜並木は、1週間前なら見物だったのではないかと思いました。それにしても交通量が多く、途中何度か狭い歩道を歩くことに。どうしても駐車車両がネックになってしまうのは都会のサガ…?
隅田川方面へ向かって歩いていくと、右手には「チンチン電車」の都営荒川線が見えます。コースでは荒川区役所前の道を北へ直進するのですが、荒川線沿いの遊歩道を歩いてみることにしました。どう考えても本線よりこっちのほうが歩いていて楽しいです。荒川線の電車を見送り、ふたたびコースへ復帰。次はしばらく京成本線と並行して歩きます。
三河島処理場の外周からいよいよ隅田川河川敷に。川に沿って大きなマンションが林立している「アクロシティ」の横を通ります。ここまで雨も降っていないので、遊歩道で散歩している地元のワンちゃんも楽しそう。列車が通る音が後ろから聞こえたので、ふり返って見てみると京成本線に見慣れない車両が走っている……あの新3000系!今日ほど自分の歩行速度を恨んだ日はないですね。(笑)
隅田川から一旦離れ、荒川総合スポーツセンターを通る頃には風もでてきました。季節が季節だけに桜吹雪が舞いはじめ、その景色に思わずうっとりしてしまいます。千住大橋を渡り、いよいよ足立区入り。旧日光街道は今となってはごく普通の商店街ですが、その昔、松尾芭蕉はここを起点に旅立っていったのです。私が今年度ハイキングで歩く距離は芭蕉の旅の距離には遠く及びませんが、私もここを「起点」にして、がんばっていこうと改めて思います。
商店街を行き交う人の波をかきわけ、北千住駅前に到着です。最初にも記した通り雨の予想がありましたが、結局私が歩いた時間では全く降らないまま完歩。ゴールで麦茶を(2杯も)いただき、ゴール記念の缶バッヂを貰います。しかしなぜ常磐線ウォークで「E4系」(新幹線車両)なんでしょう?(笑)
都市景観を楽しむウォーキングですが、正直なところメリハリに欠ける気がしました(都市なんだから当然といえば当然なんですけどね…)。平坦な道は初心者でも無理なく十分完歩はできますが、達成感はイマイチなのかも。このコースは「星ひとつ半ですっ!」ということで…。

スタート地点であるJR東北本線「上野」駅

永昌寺

入谷鬼子母神

「入谷朝顔発祥之地」。夏には「あさがお市」も開かれます

都電荒川線(荒川二丁目〜荒川区役所前)

隅田川河川敷

桃の花(素盞雄(すさのお)神社境内)
