2002年
5月
2002年、長い冬も終わり、シーズン到来である。
カナダにBASSがいる事は2001年に実証済みである。昨年は情報を元に色々な湖にルアーを投じて来た。そんな中で、いつでも安定してBASSが出て来るSurveyor's Lakeを2002年最初の湖に選んだ。2001年は30pが限界であったこの湖もサイズアップをしており、30p〜35p程のBASSが次々に現れた。写真はTOPに出てきた30p程のBASS。この程度のBASSであれば、いつでも誰でも簡単に釣れるこの湖は、シーズン当初に感を取り戻すには最高の湖である。しかし、面白みには欠けてしまう。なんせ、やたらと釣れるのである。時にはフックを外す事が嫌になってしまうほどである。実際に一つのポイントから、同ペンシルで25匹をあげた。
Surveyor's Lakeで半日も釣れば気分は盛り上がり時には盛り上がりを越えて飽きてしまう事もある。そこで、このままこの湖で釣りをしていても仕方が無いので、サイズアップを目指して、Duck Lakeと言う別の湖に移動する事を決定。 しかし、そこは広大なカナダ。早めに次の湖を目指してもごらんの通り、到着した時にはルアーがやっと見えるか見えないかの時間になってしまう。如何にか夕マズメに間に合ったが、色々なルアーを試す程の時間の余裕はなかった。それでも、1時間程で30匹は軽くこえていた。
疲れた体を休め、次の日にサイズアップを目指して昼から釣行再開。
本来であれば朝マズメから狙うのが定説なのだが、前日だけで500qも走り、疲れきった我々に昼からの釣りが精一杯。
しかし、1投目から、Surveyor's LakeのBASSよりも良いサイズが姿を現した。
写真は30pを少し越えた程度の物だが、この後、次々と40アップのBASSが我々のタックルをうならせる事になったのである。我々よりも先に来ていたカナダ人は我々の爆裂振りに何処かに行ってしまった。
少ないポイントを荒らす事無く、効率的に釣りを行うために、ある程度色々なリグでバスを引き上げたあと、しばらくポイントを休ませてあげる配慮が必要になる。カナダには比較的大きな湖が多くある事は知られている。だからといって、釣りを出来るポイントまで多く存在するとは限らない。 ラージマウスが生息する湖としては知る人ぞ知るこの湖も例外では無く、大きく言って、たったの2箇所しかポイントが無い事を考えると、一つ一つが大切になってくる。ボートを出す手もあるが、皆でワイワイ楽しむならオカッパリ。それでも十分過ぎる程の釣果になるのだ。
そんな大切なポイントを効率的に、多くの人で楽しむには、休ませながらの釣りが必要になってくるのだが、休ませた後に、サイズダウンしては意味が無い。最初に試した時にパターンを掴み、次にルアーを投入するときには確実にサイズアップ出来る様に、出来るだけデータを効率よく取って置く事も必要になる。十分休ませた後、パターン通りにルアーを投入し、慎重にルアーに命を吹き込むと40アップのバスが次々と出て来る。CANADAで40アップが出るとは我々も思ってもいなかったが、この日だけで10匹以上が40アップであった。
バスを飽きさせない程度に、でも狙ったポイントはじっくりと時間をかけて探っていくと、日本でもまぁまぁのサイズがアシの陰から飛び出してくる。BASSの釣り方にも色々とある。場所を次々に移動する釣り方と、同じポイントであの手この手でサイズアップをする方法。その両方が楽しめるとは、結構カナダにも良い湖があるものだと思う。 今回の釣行でバス釣り初めての仲間もいれて、2日間で200本を軽く越える数をGetできたと思う。スポーニング前の太ったバスは最高に嬉しい限りである。是非、次回は50アップを狙いたいと思う。今後とも、色々な湖に遠征したいのだが、仕事を休んでばかりは居られないのが悩みの種だ。
2001年
10月
2001年シーズンの最後と思われるこの季節。カナダには確実に冬が近づいており、我々の住む場所では紅葉も終っている時期だが、釣りに行く場所付近ではまだ紅葉が真っ盛りであり、シーズン最後の期待を持って釣行に出かけたものの、我々の住む場所よりも温かい場所ではあるとは言え、冷たい空気が支配し、湖の水温も下がってしまった事から、今回はいつもの湖では不発に終ってしまった。良く考えてみれば、寒いところに住む者が移動をしてその場所が暖かいと感じても、そこにずっと生息しているBASSにとってはやはりCANADAの10月終わりは寒いのである。
しかし、そのままで終ってしまうのは悲しい、今年、色々な湖で幾度となくルアーを投げて、我々の得た情報が正しいのかを確認して来た。そこで、今回の休みを無駄に釣れない湖で時間を潰す程愚か者ではない。結局3泊4日で2500qの行程を走破し、20以上の湖で情報収集を行った。いつも行く場所から遠くはなれ、ビクトリアにまで遠征を行ったのである。友人に話をしたら、笑われたほどである。なんせ3泊4日で2500q。いくら信号の少ないCANADAであってもその距離は尋常では無いのである。この努力は来年実らせる事にして、2001年のシーズンを終了した。
8月
8月に入り、カナダの夏も終わりに近づいてきました。日本では夏真っ盛りと感じる季節であると思いますが、カナダでは秋の到来を感じ始める季節であります。と言う事は、カナダではBASS釣りシーズンの終わりが近づいている事を意味します。
情報によると、ラージマウスが生息するカナダの湖の中でも指折りの湖であるDuck Lakeと言うのがある。その湖でのポイントを掴めないまま、この季節にまでなってしまったので、今回はDuck Lakeを中心にポイントを探す事になった。近くの町の釣具やで実際に話を聞く。写真を見せてもらい、実際にBASSが居る事を確認した。
しかし、大雑把な地図を元に、湖に出る場所を探す事は、思ったより時間がかかり、根気のいる作業となる。BASS釣りに興味の無い人には考えられない行動かもしれない。時には断崖絶壁、時には超浅瀬と、上手い具合に場所を見つける事が出来ないでいたが、夕マヅメギリギリに如何にかポイントらしき場所を発見した。しかし、高鳴る期待とは裏腹にサイズが小さい。この湖のBASSの食べ物となる物を確認するには時間が遅すぎた。写真の様に暗くなってしまったのである。各々、自分の一番得意とするルアーを信じて投げ続けるしか無い。ルアーの飛んでいった場所さえも分からない、アクションも見えず、水面をかき乱す音を頼りにするしかなくなった時間にようやくまぁまぁのサイズで、太ったBASSが出てきた。34pと、日本では小さい方に入るであろうBASSでも、水草の中に元気に逃げようとし、ミディアムのロッドが根元からグニャリと曲げられてしまう。慎重に、また大胆にBASSとのファイトを楽しみランディングをする。丸一日かけてようやく見つけたポイントでのGetは嬉しい物である。とりあえず、釣具屋の情報が正しい事が分かったのと、実際に自分たちでBASSをGet出来た事に安心したのである。10lbBASSが居ると言う湖のポイントを見つけた嬉しさと、次回、40アップを!と言う決意を持ってこの湖を後にした。
7月
さて、今回は、友人と共に、我々が得た情報が果たして正しい物であるのかを確認する事を第一の目的として、釣行に出かけることにした。我々の住む場所から、500q圏内が2日の休みを得て行く事が出来る最大の距離であると考えられる。その中で一番楽しめる湖と、サイズを狙える湖を見つける事が出来れば、今後のBASS FISHINGの楽しみが大きく変わって来る事になる。情報を元にルアーを投じると、写真の様に釣るのが難しいとさえいえるバスしか出てこない湖もある。更には、ロッドを振る事さえも出来ない湖もあるのである。日本の様に全てが整備されている分けでは無い、個人所有の湖さえも存在するのである。
時には雄大な景色の中を走り、車を止めて写真を取りながら、次なる湖に期待を寄せて、少ない時間をより有効的に、現地で情報を得ながら、湖を探す事を続けたのだが、情報とはかけ離れた湖も多くあった。上の写真の様に、小さくてもBASSが出てきてくれれば良いが、全く反応が無く、BASSが居るのだろうかと疑問を持つ湖も多く存在した。 数年前の情報が昨日の事の様に流出している事もあるのだ。更には開発によって、環境が大きく変わり、BASS自体が生息出来なくなってしまい、死滅してしまったと思える所も多くあったのである。情報に裏切られながらも、次の湖を信じ、車を走らせたのである。
今回は、往復約1200q程の行程中、約20近い湖を試す事から、一つの湖にかける事の出来る時間は限られていた。時間と状況から、一番有効と考えられるリグをセットして釣果を確かめる。しかし、自分のやりたい釣りとは異なる事から、集中力が切れそうになりながらも、次から次へと湖をあたり、自分たちなりに湖の評価をつけて行くのだが、一番悔しいのは、プライベートプロパティーの為、思う様に湖を試す事が出来ない事である。
しかし、今回の釣行である程度の情報確認が出来た事が、今後の釣果に大きく影響をするであろう事、更に、効率良く時間を無駄にせず、BASS FISHINGを楽しむ事が出来るであろう事に繋がるのだと思うと、ワクワクする気持ちが一杯で、疲れなど飛んでしまうのである。
6月
仕事の都合で、いつも行かない場所に行く事がある。そんな場所に行く事になった前の日、偶然にも友人が雑誌でBASSが存在する湖が記事に載っている事を発見した。
私がカナダに来て4年。ロッキーは、BASSさえいたら文句の無い場所であると感じていたが、遂にBASSのいる湖を発見となるのである。カナダは非常にBASSの情報が少ない。マスやサーモンが有名であり、カナダといえばフライフィッシングを連相させる。私もカナダに来た時には、BASS FISHINGを諦める事を覚悟で来た。色々と本を読んで、BASSの情報を得ようとして来たが、本の多くがマスについてであり、BASSの生態については書かれているが、どの湖で釣れるのかまでは書いた本に出会うことが出来なかったのである。
日本を出る時、BASS FISHINGとは無縁な生活になると思いつつも、居るかもしれないという期待を心の片隅に持っていた事もあり、タックル一式をCANADAに持って来ていたのだが、スピニングロッド以外は部屋の片隅に眠ったままであったのです。しかし、タックルケースとベイトロッドを車に積み込んで出かける時が来たのです。 こんな寒い国CANADAに本当にBASSがいるのだろうか、日本のBASSと同じなのだろうか、CANADAにしか居ない変なBASSでは無いだろうか、等と色々な不安を抱きながら湖を目指したのである。実際、パーチという魚を学生時代に留学先で釣った事があるが、カナダ人はBASSの一種だ、と説明していた事が気になったのである。
しかし、4年数ヶ月ぶりにBASSに対面する事になるとは思いも寄らなかった。静かな湖面に久しぶりのルアーを投じると、3投目に元気なBASSが勢い良く飛び出して来た。マス釣りでは物足りないと感じていた私にとって、この1匹がより一層カナダでの生活を活き活きさせる物になると感じました。仕事帰りと言う事もあり、自分の住んでいる場所から400qも離れている事から、数時間しか時間が無く、近くの湖を色々と見たいという気持ちから、実際には湖一つにつき1時間も無い、慌しい状況であったが、それでも十分楽しい時間を持つ事が出来、今後の釣行がとても楽しみになりました。






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