夜な夜な一人で
船橋一団では代々伝えられているインディアンダンスを維持保存していかなければならないのだ。
「ところで、誰がやるんだー」
「やっぱり隊長でしょ」
「俺たちバイトがあるから」と言い残し、一人また一人と出ていくのであった。
隊員の保護者の方から「合成皮が余っているけど使いませんか」
と連絡があり、もらうことにした。
最近の隊員は体が大きくて、昔の衣装が入らなくなっているので
何とかしなくてはと思っていたところだった。
作業は夜中。毎日こつこつと仕上げていく。基本はミシンを使用して
縫わない。ポンチで穴をあけひもを作り結んでいく。
出来ていく喜びに時間を忘れ、ポンチで穴をあけていたら、女房に
怒られた。時計を見たら午前0時を回ったところでした。

色つけで苦労してしまった。合成皮なので色が乗らない。
落ちて元々と思いアクリルペイントで書いてしまった。
完成に酔いしれていると、また女房からクレームが。
大事にしていたトールペイントの筆を駄目にしてしまったのだ。
完成に2週間、満足のいく出来だ。
いけない、大きめのサイズに作ったつもりだったが、着てみたら
自分にぴったりだった。
(ま、いいか。)