親父の小言
居酒屋の額や箸袋で見たことがある人もいることでしょう。
これは、昭和初期に福島県は大聖寺の住職であった
暁仙和尚がまとめたものです。
現在の暮らしの中でもつい忘れがちで大切な事柄を、
小言という簡潔なことばで見事にまとめています。
しかし、居酒屋などで見かけるものは、
オリジナルとはいくつかの点で異なるものがあります。
ここに紹介しております、「親父の小言」は
暁仙和尚の息子、青田暁知(あおた・ぎょうち)氏
(大聖寺現住職)が、
その思い出や、小言の楽しみ方などを紹介した
本から引用させていただきました。
まさしく元祖「親父の小言」です。
親の小言と
冷酒は後で効く (^ ^
□ 親父の小言 □
火は粗末にするな
人には腹を立てるな
恩は遠くから返へせ
人には馬鹿にされていろ
年忌法事は怠るな
家業には精を出せ
働いて儲けて使へ
人には貸してやれ
女房は早くもて
ばくちは打つな
大めしは喰うな
世話やきにこるな
火事は覚悟しておけ
戸締りに気をつけろ
捨は届け身につけるな
何事も身分相応にしろ
神仏はよく拝ませ
人の苦労は助けてやれ
朝はきげんよくしろ
風吹きに遠出するな
年寄りはいたわれ
子の云うことは八九きくな
初心は忘れる勿れ
借りては使うな
不吉は言うべ可ら須
難渋な人にはほどこせ
義理は欠かすな
大酒は飲むな
判事はきつく断れ
貧乏は苦にするな
水は絶やさぬようにしろ
怪我と災いは恥じと思へ
小商ものは植切るな
産前産後大切にしろ
病気は仰山にしろ
家内は笑う封せ
大聖寺暁仙僧上為
一家族繁栄胎之
青嶺
さればとて暮に
着物は着せられず
合掌
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ヾ(@⌒ー⌒@)ノ