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ナイフ雑学その4 投稿者:古川四郎  投稿日: 6月 1日(金)02時02分13秒

今回は武勇伝をかまさせていただきます。
 私は良くいろんな人に絡まれる事があります。
だいたいに於いてナイフが高いとか手抜き仕事だとかといった事が多いのですが、ほとんどの場合本当の事なので大変失礼をいたしました、不徳のいたすことで申し訳ございませんでした。と言って誤るしかないのです。
この事はアメリカのギルドショーにおいてもほとんど同じで、中には挨拶代わりに絡んでくる人もいます。しかしながら言わせてもらえばいちいち気にしていたら切りがないので適当にすごしてるだけです。
 昔田崎さんと日本のショーに出た時の事でした、田崎さんが受賞して、どうも副賞として金一封をもらったらしかったのです。
その晩の打ち上げパーティーの席で誰かが田崎さんに「良かったなそのお金でここの宿泊代が只になっただろう。」見たいな事を言ったとたん「馬鹿野郎消費税にもならねーよ。」と間髪をいれずに切り替えした物でした。
田崎さんってつよーいと思いました。
「消費税にもならないってどこ泊まってられるねん」「何とかホテルや。」東京で言えばホテルオークラか帝国ホテル、並みのホテル名を聞いて、さすがの相手もそれ以上突っ込んでは来ませんでした。
その後どうしたらああ言う風に出来るのときいたら、「1%の才能と99%の努力だよ。ちなみに古川さんの場合は1%の才能がないからなー。相手が、がつんと殴ってこないと喧嘩売られてる事もわからないから、無理だよ。」だって。
 それでは今回のテーマに入ります。上述のように、一般的な喧嘩においては、何の才能もない、私ですが、喧嘩というと大げさかもしれませんが、大儀があれば議論する事もあります。
 7〜8年くらい前になりますが、アトランタのブレードショーに行ったときの話しになります。
 田崎さんとか岡安さんと行っていて、昼間はコカコーラ博物館に行ったり、風と共に去りぬ、で有名なアトランタ大炎上の舞台になった昔の駅の後のアンダーグラウンドを見物していました。
その後岡安さんが、今晩ブレードマガジンのブルース・ボイルス、と食事をするから古川さん達も来てよと誘われたので行くことにしました。
タクシーで20分くらいのレストランで1ポンドくらいのプライムリブを食べながらあのナイフが、どーだ、このナイフが、こーだと、とか当然ナイフの話しで盛り上がりました。
そのうち酔いが回ってきたせいか、ブルース・ボイルスが「ところで日本の有名な刀と言うのは、どうして何人、人を切ったとか、だれそれを切ったとかで有名になるんだ?アメリカのナイフではそう言うのは見当たらないんだけど。」
この場合これは、日本人の国民を象徴する刃物とも言える、刀の悪口を言われていると受け取った私は直ちに反撃に出た。
 私はこう言った。「へー、それじゃー、リオグランデ・キャンプ・ナイフは、何なんだ?」これにはさすがのブルース・ボイルス、も真っ青になりそれ以上言葉が出なかった。
 日本のナイフ界では余りなじみのないナイフの名前だが

ナイフ雑学その4 投稿者:古川四郎  投稿日: 6月 1日(金)11時47分23秒

 ネーミングからしてボーイスカウト御用達か、はたまたリオグランデ、名物土産物ナンバーワンナイフかと思われますが、ぜんぜん違うのです。
このナイフはアメリカの有名なカスタムナイフメーカーが良くコピーしたり、ナイフのネームに使ったりする、アメリカのナイフ界では超有名なナイフ、なのです。
 刃渡り9インチくらいのシェフィールド製のスピアーポイントブーイナイフなのですが、ブレードに、リオグランデ・キャンプナイフ、とエッチングしてある以外何の特徴もない、ナイフなのです。コピーするにしても、シースナイフ、なので、グラインダー、と鑢と、ボール盤、があれば誰にでも出来そうな、ナイフでわざわざアメリカのカスタムナイフの大御所がコピーしなくてもよさそうな、ナイフです。
 しかしこのナイフの名前だけで何故ブルースが黙ってしまったかと言うと、このナイフこそあの有名な誰でも知ってる、恐らく世界中の世界史を習った人なら誰でも知っていると思われる事件。
 「リンカーン大統領暗殺事件」の犯人、南部の役者だったビル・ブースが単発のデリンジャーと共に予備の武器として持っていたナイフだったのです。
 アメリカではこれ以上悪い人が使って有名なナイフが無いせいか、このリオグランデ・キャンプナイフが伝説として伝わっているような気がします。
 それ以後ブルース・ボイルスとも良い友達に成ってショーの会場で会うと数少ない絡まれない友達になりました。

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