Treasure03
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シルバーナイフを初めて見たのは、1990年です。柘パイプの柘さんの所で、<面白いモノがあるけど、どう?>7-8本並べてその、遊び心に富んだ小物に圧倒されました。すごく新鮮でした。それ以来ずーっとはまっています。
その頃ナイフは実用・実用ってうるさくて、ネームを隠すと、区別のつかないモデルばかりでしたので、このシルバーナイフには、とても影響されました。田崎さん、四郎さんもとてもこのナイフには詳しくて、色々教えてもらいました。確か、中村英二氏も田崎さんと一緒にこのナイフを見に来ました。彼とはそれ以来です。随分おとなしく田崎さんの隣で静かに頷いていたのを思い出しました。全部で200本以上仕入れましたが、全て売れました。やはり、はまったお客様と随分と盛り上がりました。それ以来、オーダー品以外は、ラブレスモデルばかりのメーカーとは疎遠になりました。いわゆる分岐点となった記念のナイフなのです。ただこのナイフは
1.中古しかない。2.シルバーは切れない。この2点を補う為に、香川さんに切れるナイフで再現してもらいました。ナイフマガジンへの広告もそのころから当店だけ変に浮いていたのは、その為でした。AKIRAさんのホームページでも紹介されているのを見てとても嬉しくなりました。人とのつながりを感じさせるナイフとなったのです。
ここで香川さんに作って戴いたのは、シルバーナイフそのものを再現する意図ではありません。
Treasureで四郎さんにシルバーナイフの説明を展開して頂きましたが、ブレードを鋼もしくは440cを用いて、ハンドルを素敵にアレンジもしくは、シルバーナイフのかっこいいスタイルで表現してくれという観点です。簡単に言い過ぎると、ハンドルいやヒルト部分をパールの加工まで含めてパクッテとの事です。随分と香川さんには、辛い仕事だったのですが、<なんだ、できねぇのか>の挑発にわかっちゃいるけど、のってしまう。香川さんのプライドそして、<やりましょう>と言ってしまって作ってしまう、技術には敬服しました。きっとむきになっているなぁとおもいながら、ついつい<ここまでは、流石に出来ないよなぁ昔の人はすごい>このフレーズにも、彼は弱かったのでした。<これ、疲れるんだよね>と言って10本位が限界でした。勿論完売です。べっこうと金のヒルトは逸品でした。現在香川さんは本業が多忙です。そして、田崎さんは放浪癖が出て充電中です。最近では、素直なメーカーが多くて、<むずかしいです。手間がかかります>とあっさりしています。
中村英二氏・鈴木新吉氏のこの二人は、そんな事言わないのです、言えないのです。言ってはいけないのです。メーカーも嫌なディーラーにかかるとかわいそうです。他人事ながら・・・・?