台木の養成から接ぎ木、定植まで
2007/2/27
【重要!】 2007年の種苗法改正により、登録された品種を増殖した場合、無償・有償を問わず、権利者に無断で譲渡すると罰せられることになりました。
苗は自分で作りましょう
通常、リンゴの台木には台木専用に選抜された下垂性マルバカイドウを挿木繁殖して用います。
下垂性とは、枝がしだれ柳のように垂れ下がる性質を云い、この性質が強すぎると枝の先端が地を這うように伸びるので支柱が必要で、台木の養成が面倒なのと、ヒコバエが発生しやすくなります。
接木後の性質は穂木品種によって異なり、特に「ふじ」を接いだ場合に大量のヒコバエが発生します。
挿穂は専用のマルバカイドウを養成して採取するか、接木の度に不用となる切り落とし部分を使って挿木繁殖します。
穂木品種を採取する成木のヒコバエから養成する事も可能ですが、ウィルスの重複感染の恐れがあるため、地上(穂)と地下(台)が同じ母樹由来となる組み合わせ以外は避けるのが賢明と思われます。
モモの台木と較べて生育が遅く、挿し木後の1年間ではほとんど太らないため、春に挿し木して翌春に接木するためには、相応の太さの挿穂が必要になります。
接木が可能な太さの台木があれば、ここから採取した切り落とし部分の枝は翌年接木可能な太さの台木となります。
通常は、発根促進剤がなくとも発根しますが、使用した方が早く生育します。