【乾杯/長渕剛】

改・完敗 硬いカボチャを がぶりと噛んで 刺さって取れない ある秋の夜 歯茎はぐらつき 前歯がぐらぐら 血をにじませていた あの日 あれからどれくらい 抜けたのだろう 差し歯 何本 取り替えただろう 故郷の友は 今でも自分の 歯で きちんと 噛んでいますか そうさ今 僕は上あごの 右と左の前歯を抜き 最後残る親知らず 抜いてしまえば 僕は 総入れ歯さ キャンドルプレイに夢中の二人 見えない振りして横を向いてる 大きな女と 小さな男の 涙なくして語れない ロウソクの雫を背中に浴びて 手足縛られ そのままいればいい 風に吹かれたり 雨に打たれたら ロウソクの火は消えるさ そうさ 今君は恋人の 大きな大きな お尻の下 熱い 痛い 恥ずかしい 重い 汚い 君の趣味 あきれた