芽傷パッド

主にリンゴ用

発泡ウレタンシートに両面テープを付けた小片で、収穫直前におこる花芽による刺傷や、玉回し作業の後に縒り戻って擦り傷になるのを防ぐのに使います。


2009/10/15(ver. 3.3)


準備

作り方

  1. 発泡ウレタンシートの全面に両面テープを貼り付ける。
     両面テープどうしの隙間は2mm 程度離す。
  2. 貼り付け完了後、平らな場所において板を載せ、重石をかける
     粘着剤をなじませて、両面テープの剥離紙を剥がす時にウレタンシートから取れてしまわないようにするのが目的。
     アクリル系の粘着剤が発泡ウレタンに馴染むには30℃以上の気温が必要で、盛夏季なら数時間で十分だが、低温時は1週間置いても馴染まないので、布団の下に敷いて寝押しを掛けるなどの措置が必要になる。(準備は早めの、気温が高い時期に行うとよい)
  3. 両面テープに沿ってナイフで切り離す
     テープ同士の隙間が片側に寄る向きに切り離す事。この後の作業が楽になるように、完全に切り離さず、手でちぎって離せる程度に留める。
  4. 裏紙(台紙/剥離紙)を剥がし、1〜2mmずらして貼りなおす
     ・普及品(安価)の両面テープを使用した場合、小片に切り離した後で裏紙を剥がすのは予想以上に手間が掛かるため、予め剥がしやすくしておくのが目的。
     ・両端の引きちぎった部分は裏紙が剥がし難くなっているので、少し離れた場所から剥がし始めるが、竹串などの先端を使って剥がすとよい。
     ・安価な普及品は剥離紙が薄くて剥がし難く、値段の張るタイプだと裏紙が厚く硬いので簡単に剥がせる事が多いが、予め剥離紙をずらして貼り直しておくと設置作業は格段にはかどる。
  5. はみ出した粘着剤部分にコーンスターチを散いて、ちり紙や布を丸めたもので塗り伸ばす。
     ・コーンスターチは、トウモロコシから採った澱粉で、製菓材料として販売されている事が多い。ゴム手袋などの長期格納時にくっつかないようにする時も使えるので、常備を進めます。
     ・調味料容器などに入れておくと便利です。
     ・ジャガイモ澱粉(片栗粉)でも代用可能だが、やや使い勝手が悪い。ベビーパウダー(粉末タルク)でも良い。
  6. ハサミで細片に切る
     長さは1〜2cm。大きすぎると日陰をつくってしまうので、1cm を基準にするが、いろいろなサイズがあった方が都合が良いので、長さを切りそろえる必要は無い。
     端が切れずに繋がってしまっても、使用時に手でちぎられれば構わない。
  7. 菓子箱などに入れて、散らばらないように保存する

使用方法



補足


 包装材料として市販されているものは連続発泡スポンジと呼ばれる種類で比較的柔らかい。
 他に、独立気泡スポンジと呼ばれる堅い製品があるらしい。
 かつて 3.5in FDD が全盛の時代に、郵送用に使われた様な、気泡が肉眼で見えないほど微細なスポンジ状シートが入手できれば、極めて具合が良い。



【改良履歴】

ver. 1.0:住居の扉などに使用する「隙間テープ」と呼ばれる製品を切り離しただけのもの。ホームセンターなどで、幅15mm×2M のものが100〜198円で市販され、隙間風を防止するためのもの。
 ハーベスタなどの農業機械にも、エンジン(エアクリーナ部分)や本体の開閉できる部分に使用されているので、修理にも重宝する。

ver. 2.0:ニトムズ製両面テープ「のりタイプ」を使用して、現行と同様のスポンジシートに隙間なく張ったものを切り離したもの。
 試作段階で、一般の両面テープを使用したのでは切り離したものから剥離紙を剥がす手間が掛かりすぎる事が判明し、剥がしやすいものを捜し回った結果。
 剥離紙の幅がが10mmに対して、粘着部分が 8mm と、のりの付いていない部分があるため、簡単に剥がす事が出来る。
 メーカーの供給停止により使用できなくなった。

ver. 3.0:仕方なく、一般用両面テープを使用したが、剥離紙に厚みがあって剥がしやすい製品を使用。
 割高なため、安いものしか売れない御時勢に押されて、これも入手できなくなった。

ver. 3.1:仕方なく、10mm×20M で 98円の製品を購入。
 細片に切り離す前に剥離紙を剥がし、1mm程度ずらして貼りなおす事を思いついた。現行バージョンの原型。

ver. 3.2:露出した粘着剤がそこいらじゅうに張付いてしまうのを防ぐため、コーンスターチを散いたもの。