ガセネタ・コレクション(農業)
注意! 以下の表題は一般流通している伝説です。要約ではありません。


INDEX
  1. 塩化カリよりも硫酸カリの方が吸収されやすい
  2. グリホサート剤(ラウンドアップ、三共の草枯らしなどの除草剤)
  3. BT剤
  4. 農薬を3剤以上混用するときは展着剤が要らない
  5. 4植物は大気中のCO2濃度低下に適応して登場した
  6. 霜害を防ぐには、草を刈り取った方が良い
  7. 気温2℃で降霜が起こるのは放射冷却現象
  8. 枝打ちと節穴
  9. 樹形
  10. 整枝と剪定
  11. 2年草
  12. りんご・リンゴ・林檎
  13. サクランボ・桜桃(おうとう)
  14. 根圏・根域
  15. 糖度計(糖度と糖分含量)
  16. 桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿
  17. チッ素は葉肥、リン酸は実肥、カリは根肥

塩化カリよりも硫酸カリの方が吸収されやすい

グリホサート剤(ラウンドアップ/三共の草枯らしなどの除草剤)

 この種の除草剤について家庭菜園の先生方が語る「土に付いてもすぐ自然に還る」というのはまったくのガセでした。
 「土に触れた成分は吸着されるので、植物に吸収されないから効果が無くなる」という意味の文章が拡大解釈されたようです。
 その後に微生物による分解を受けますが、農薬登録の用件として半年で半分以下の濃度になるという以外、消失時期や分解して出来た物質の毒性は全く不明(未解明)です
 また、原体の成分はアミノ酸に分類されますが、これはあくまでも化学的な定義上のもの−−アミノ基とカルボキシル基を持った化合物−−で、生物の体を構成する成分ではなく、致死量(飲んですぐ死ぬかどうか)以外の毒性も安全性も不明です。

BT剤

「鱗翅目昆虫(蝶や蛾の仲間)だけががもっているアルカリ性の消化液で分解されて始めて毒性のある物質に変わる」というのはウソ!

人間も酸性の胃液を中和するためのアルカリ性の消化液(胆汁)を出しますから、もし本当なら、胃液の分泌が十分でない幼児や胃切除をした人たちはとても危険なことになります。

日本では販売されていませんが、アメリカなどでは鞘翅目昆虫ののコガネムシを殺すためのものが市販されていますし、遺伝子組換え作物(今のところ、トウモロコシ、のみ)に入っているのもこのタイプの毒を造る遺伝子です。

実際に人間に害が無いといわれているのは、死者が出て有名になった大腸菌o-157のように腸壁細胞に特異的に結合する(磁石みたいに吸い付く)タンパク質が無いために、毒性を持っていても発揮できないだけです。この特異性というのは腸壁に吸い付く確率が低いというだけなので量を多くとればとても危険です。
 低いと言っても、1/1000程度なので、合成農薬と違って勝手に増えますから、1000倍に増えるのは、この細菌が2つに分裂する時間のたった10倍(2^10=1025)の時間でしかありません。

この種の毒を持ったものは、殺虫剤ではないけれども虫を殺す効果のある資材として有機農法や減農薬栽培用の資材に採用されています。
植物の活力を増して害虫への抵抗性を高めるという資材(バイオ型葉面散布剤)にも、多くの銘柄に入っています。
開発者本人が何が入っているのか判らないという「EM菌」の場合、製品ごとのばらつきが大きいために分析すら困難なのですが、2/3の確率で分離できます。(少し習えば素人でも簡単に分離できます)

この毒素を作る細菌は非常に繁殖力が強く、簡単に培養できるのでアメリカの有機農法では盛んに使われていて、20年以上連用した愛好家たちに発がんさせていた事が確認されているのですが、摂取源の多くは台所で繁殖したものという可能性が指摘されています。(→散布に従事しない人も危険)
日本でも有機農法が流行する前は、これを防止するための死菌製剤が主流でした。キャベツなどの害虫「コナガ」に対する特効薬だったのですが、新タイプの良く効く合成農薬が登場して一時駆逐されかかりましたが、有機農法の普及に伴って「化学合成では無いのでイメージが良い」という理由で(農薬の)出荷量が増えつつあります。
 毒素を保ったまま殺菌するための高い製造技術が必要(ゆえに製造コストも高い)なのと、「勝手に増えてくれるので効くような気がする」という無知が手伝って新規登録された薬剤も発売され、有機農法以外の農家も生菌製剤を使うのが主流になりつつあります。

【注】食中毒によって死者を出した「病原性大腸菌o-157」の毒性物質は、大腸菌そのものが持っているタンパク質ではなくて、このタイプの大腸菌だけに寄生するファージウィルスの外殻成分だそうです。
 同じ o-157 でも毒性があるのと無いのがあるとか(→寄生されていない大腸菌は安全)、
 抗生物質を使うと症状が重くなる(→均衡する腸内細菌が死ぬのと、宿主が死んで外に出てくるため)などという判りにくい報道が行われたのは、マスコミ記者が理解できずに割愛されたからなんだとか。
 この寄生ウィルスの外殻タンパクが”ヒト”の腸壁細胞とも親和性があった為に、牛などでは発病せず、ヒトの口から入ったときに悪さをした。

農薬を3剤以上混用するときは展着剤が要らない



4植物は大気中のCO2濃度低下に適応して登場した



霜害を防ぐには、草を刈り取った方が良い



気温2℃で降霜が起こるのは放射冷却現象



枝打ちと節穴



樹形

整枝と剪定

2年草

りんご・リンゴ・林檎

サクランボ・桜桃(おうとう)

根圏・根域

糖度計(糖度と糖分含量)

桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿

チッ素は葉肥、リン酸は実肥、カリは根肥

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