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2−1.アブラムシ

あぶらむし・油虫・aphids・アリマキ

 繁殖力が強く、最盛期には生まれたばかりの子虫のお腹に既に子供が居る(妊婦の赤ちゃんが生まれてくる)という、まさに「子を産む機械」の異名を持つ害虫です。

 樹上で卵が越冬するほか、時おり翅のある子供が生まれて飛んできます。種類によっては、樹皮下に潜り込んだり根に寄生します。
 蟻んこが運んだりするのは定着して繁殖した後の話です。
 反射テープを枝の先端より高い場所に設置するとかなりよく飛来を妨害できます。

 他の害虫と同様、葉の裏で生活する事が多いので雨滴で叩き落とされるのを待つのは期待薄です。
 大量に繁殖すると、直下の葉表に落ちたまま居る事もありますが、通常は葉裏で生活するので見つけにくく、おしっこだかうんこだかの液体(甘露と呼ばれる)が下の葉っぱの表側に落ちてべたべたと照ってきたり、そこに黒いカビが生えたりしてはじめて気がつく事が多いものです。

 net上の園芸相談では、「アブラムシといってもゴキブリのことではありません(笑)」と書き出すのが慣例ですが、ゴキブリは茶褐色で油を引いたような体表の様子から別名「アブラムシ」と呼ばれるのに対して、こちらの本家「アブラムシ」は、排泄物が落ちて照かってベトベトなった葉の様子に由来します。
 排泄物と言っても、多くは汁液中の糖分が濃縮されたもので、水分とアミノ酸やタンパク質などの必要なものだけ取った残りだそうです。

 不完全変態ですが、他の虫と同様に脱皮して白っぽい殻を残します。普段は風で飛んでしまうのですが、葉がべたべたしてくるとくっついたまま残るのが観察できます。

  以前から、アブラムシの被害と無機態チッ素濃度の関係が高い事が知られていますが、肥料成分のマンガンが欠乏した状態の葉で特異的に増えるアミノ酸がアブラムシの繁殖に必要だという説があります。
 マンガンが欠乏すると、これを必要とする酵素の活性が低下するので、本来なら別の物質に作り変えられるはずのところで溜まってしまうので、これを好むアブラムシが集まり、盛大に繁殖するのだそうです。。
 マンガンは作物体内で再移動しにくい成分なため、新しく出たばかりの葉で欠乏し易く、春から初夏に掛けては枝の先端付近で繁殖しますが、老化した葉でも溶脱して欠乏するため、夏以降には枝の付け根付近の葉でも繁殖します。

 マンガンは、鉄・カルシウム・ホウ素などと同様に体内での再移動が制限される要素なので、前年に吸収したものが貯蔵成分として役立つ事は無いので、春先の新芽は常に欠乏状態で、葉面散布を行っても次々に若い葉が出る時期に効果は期待できないが、夏以降の老化葉で発生しやすい種類(ユキヤナギアブラムシ)などには極めて有効。

 稀に「樹上越冬」と云う言葉が独り歩きして、黒木防除(発芽前に農薬を散布すること)が指導され、発生すると農薬の散布が下手なせいにされる事もありますが、「樹上」は作物の上ばかりとは限りません。
 他所で越冬して発生したものが高密度になると羽根の生えた奴らが産まれて拡散を始めるので、僅かに発生時期を遅らせる効果しかないのがほとんどです。

 繁殖力が強いため、初夏には頻繁に殺虫剤が散布される事が多く、連用によって農薬の抵抗性が出来やすくなります。
 自園での農薬使用に注意を払っても、他所で抵抗性害虫を育成していれば、いずれやって来ますので、アブラムシの種類ごとに効果の判定を行って薬剤の選択を行う必要があります。
 現在、家庭菜園の入門書に載っているマラソンやスミチオンなどは全く効かなくなっています。
 効かなくなった農薬も、使用を停止すればすぐに効き目が戻りますが、「残すともったいない」し、「本に書いてあるから間違いない」ので、効き目が復活する事はありません。

 ワタアブラムシやモモアカアブラムシに効果のある殺虫剤が無くなった頃、アドマイヤーという商品名の新型農薬が発売になりましたが、、運悪く「木酢液」のブームと重なり、木酢を展着剤代わりに使うと2倍に薄めても良く効くという噂が広まりました。
 実は、木酢液にその様な効果は無く、加用しても・しなくても、規定濃度で使えば99%以上の殺虫力があったものが、2倍に薄めても95%程度に低下するだけだったのです。
 殺虫率95%というのは、1週間で元の密度に戻ってしまう繁殖力を持ったアブラムシにとっては屁の河童。1週間置きに同じ農薬が散布され、数年で2倍の濃度にしなければ効かないまでになってしまったのです。
 アドマイヤー登場以前の抵抗性が出来た農薬に較べると極めて優れた殺虫力だったのと、薬剤が高価であったために、(極めて一部の)注意を呼び掛ける声も虚しく、多くの農家が実行しました。

 天敵による防除は、アブラムシが発生した後に(遅れて)飛来した肉食の昆虫類によるものなので、最終的には駆逐できる事もあるのですが、一次的にでも密度が高まると排泄物に2次発生するカビ類で汚染される事が多く、商品に難点が残ります。
 人工的に繁殖させた天敵類を導入する場合でも、ある程度アブラムシが発生していないと他所に移動してしまったり、餓死するので、効果は期待できません。
 アブラムシの防除は、有翅虫の定着を防ぐのが大前提で、天敵による防除は散発的に定着して密度が低いうちに限られます。





モモアカカアブラムシ


(宿主:モモ・まどか)

 春〜初夏に多く、薄い黄緑色の奴等や薄いピンク色の奴等が混じっています。葉が縮れて巻いてきますし、新芽が伸びなくなるので被害も重大です。

 新芽付近に寄生して吸汁された部分が縮れてしまう。
葉が展開できずに黄化〜枯死する事もある(右上)。
硬化前の新梢にも寄生し、枝が曲がる事もある。

左の写真で所々に照って見えるのが、アブラムシの排泄物で、糖分が濃縮された状態のため、黒色のカビが繁殖し、果実に付着した場合は汚れて商品にならなくなってしまう(アブラムシ全般の被害)。

 白いゴミのようなものは、脱皮した抜け殻。ふつうは風で飛ばされますが、排泄物によって粘って来ると落ちずに見る事が出来ます。(見る事が出来ないほうが幸せ)





ワタアブラムシ

 体色は様々で、黒っぽい事もある。尻太りの体型とお尻の角がポイント。ルーペで拡大すると顔つきの違いも判る(モモアカよりも凶悪顔)
 ワタアブラムシは、ワタ(綿花)に寄生するアブラムシとして命名されたもので、多犯性で多くの作物や雑草に寄生する。
 名前の似た「リンゴワタアブラムシ(リンゴワタムシ)」と混同しない様に注意が必要。
 モモアカアブラムシと違って、寄生されても葉が巻く事はなく、新芽の伸びが悪くなるだけです。

捕食されているところ。白い縁取りのゴミのようなものがアブラムシの死骸。
 ハエの仲間の幼虫らしいが、種類は不明(ショクガタマバエ、に似ている。この種類はもっと大きくなる)





モモコフキアブラムシ

 初夏から晩夏に多く発生し、古い葉に多く寄生している。移動が億劫らしく、びっしりと重なって生活する。葉の変形が起こらないので外から見えにくいが、大量の排泄物が集中して落ちるので、下方の葉がテカテカと光ったり、黒色のカビが繁殖して発見される事が多い。
 蝋状の白粉を出し、虫が居なくなった後も葉裏に残る。
 中央の大型の虫は天敵の幼虫。

 捕食されているところを拡大したもの。
 透明なゼリーにに包まれたような体がヒラタアブに似ているが、とりあえず不明。(ヒラタアブの蛹と成虫は下方の別項参照)

 農薬への抵抗性は出ていないのですが、薬液をはじくので、びっしりと繁殖してからでは効きにくくなります。





リンゴワタアブラムシ(わたむし/ゆきむし)


(2008/11/14撮影)捕捉した有翅世代。

 新梢上で繁殖した様子。右は羽毛状分泌物を除いたもの。
 寄生された場所の枝が膨らんでいる。
 手で潰すと、濃紫色の体液がベットリと付着する。

 明治時代に輸入害虫として定着したアブラムシで、晩秋に綿状の大きな卵嚢を抱いて飛んでいる姿から「ゆきむし」とも呼ばれることもある。
 天敵の導入によって一時は問題にならない密度に維持されていたが、近年復活して被害を広めている。 大発生して問題になる以前は、降雪が近いことを知らせるという呑気な風物であった。
 晩秋の飛来初期は芽や枝の表面に寄生して吸汁する。
 その後、枝や根の内部に侵入して瘤を作って越冬するため、多くの殺虫剤は効果が無くなり、大量発生すると枯死に至る厄介な害虫。

 「ワタアブラムシ」と名前が似ているので、混同されがちですが全く別の種類で、角状管(お尻から突き出たツノ状のもの)が無いのが特徴。
 ※ワタアブラムシ:綿花(ワタ)の害虫として命名されたが、所構わず寄生する
  リンゴワタアブラムシ:綿状の分泌物を背負っていると云う意味

 寄生場所を選ばず樹全体に及ぶが、落葉跡や芽の周囲、傷口を覆う癒合組織などを好んで定着し、周囲に広がる様な増え方をします。
 写真は冬の剪定時のもの。綿状物質を出しながら外部で繁殖したものが食入する訳ではなく、中に居るのはその後に新しく生まれた仔だけ。

 天敵(寄生蜂)の減少は農薬によるものと考えられており、かなり以前から被害が起きていたらしいが、合成ピレスロイド剤などの数キロ先の天敵まで皆殺しにしてしまう農薬が普及した事で爆発的に被害が広まったらしい。

与太1・2000年前後に公開された松竹映画、釣りバカ日誌・番外編「花のお江戸は大騒ぎ」--西田敏行、三国連太郎、黒木瞳、ほか--では、終盤に「間もまく雪が降るのを知らせに来る虫」として登場します。
 もともと時代考証むちゃくちゃなんで構わないんスけど、この時代には未だ居なかった虫ね。

与太2・図鑑などの記載には「樹上越冬する」とあるため、一生をりんごの木の上で暮らす虫だと勘違いされる事があるようです。
 夏・冬で渡りをするので、晩秋にりんごの木に飛来する虫ですから飛来前の農薬散布は全くの無駄ですし、定着後は樹皮の下に潜るので写真下のような状態になってからでは効かなくなります。
 もちろん、発芽前のマシン油乳剤散布は全く効果がありません。

与太3・合成ピレスロイド剤は、蚕に害があるため、養蚕地帯の付近での使用・販売が禁止されていたが、速効性ゆえに人気が高く、使用制限の原因である養蚕農家の存在を敵視し、規制の無い隣町に出かけて購入するなど違法使用によって養蚕を放棄せざる得なくなった地域も存在する。同時に円高などの経済事由によって養蚕の廃業が進み、使用地域も広がった。
 除虫菊の有効成分を真似て合成したもので、蚊取り線香や家庭用のハエ・カ殺虫剤(これらは農薬ではない)もこの種の薬品である。人畜毒性が低いと云われるが、農薬として登録されたものの多くは「医薬用外劇物」に指定されている。
 当初からハダニを増やすなどの副作用が知られていて、作用の似た同系剤を併せて年1回の使用に留めるように自粛が指導されていたが、違法使用の摘発や農薬取締法改正(2003年以降)に伴い、周辺の作物へのドリフトを考慮すると実際に使用できる農薬が激減したため、積極的に使用を薦める指導体制となり、成分が似たものでも商品名が違えば良いことにした地域もある(らしい)。・・・と聞いたのも束の間、2007年の伝聞情報では、自主規制の年1回に制限を撤廃して、適用登録通りの4〜5回フルに使って良い事になったとか。

 天敵に対する害は当初から知られているが、他の農薬を含めてハダニの天敵「チリカブリダニ」以外への影響は公言を自粛するのが慣例になっている。
ハダニ・チリカブリダニは昆虫類とは遠縁の頭足類(クモの仲間)であって、これらに効果の無い殺虫剤は、「天敵に影響が少ない」と表示できて都合が良いためである。





クビレブラムシ

2次寄生は葉裏が中心(400*400) 親子接写(200*400) 排泄物による煤カビ(200*400)
 種名は長らく(???)でしたが、2009年始めに公立の研究機関に写真を持ち込んで確認しました。
 腹の縞がクッキリしたスイカのような模様で、被害を受けた葉がくしゃくしゃに縮れるのが特徴。

 一般には、リンゴの枝上に卵(黒色)で越冬するので、休眠期のマシン油乳剤や開花前の殺虫剤で簡単に防除できると指導されており、発生は防除の手抜きか稚拙な散布法方が原因とされている。
 アブラムシの吸汁痕が果面サビに発展する事も公には認められていない。(盛大な被害痕が出来る新種じゃねぇの?・・・と云う案は却下された。)

 当園では、早咲の品種(王林など)が開花する直前頃に有翅虫が飛来して蕾や花叢葉を中心に定着・繁殖するので、飛来前の防除は効果が無く、他所で繁殖し高密度に達した後に有翅虫が発生して飛来するものと考えられる(←これが妥協案)。

 開花期の前後に有翅世代が飛来して定着するため、王林などの早咲きの品種がある園に集中し、周辺での被害も大きくなる。
 ワタアブラムシのように殺虫剤への耐性が無く、薬剤による防除は容易で、放置しても2〜3週間で終息するが、やや遅れて発生するワタアブラムシと交代するので、発生が続くように見えてしまう。(ワタアブラムシが繁殖しても葉は縮れない。)

 【写真・右】(一般に認められる被害)、花叢葉に寄生したものから落ちてきた排泄物が幼果に付着すると、カビが繁殖して収穫期まで残るので、商品価値を損ねる。

花梗への縦隊寄生(600*450) 終盤になって有翅虫が発生(600*450)
 【写真・左】開花前に花梗上で生まれた子は、産み落とされた場所(親のお尻付近)で吸汁するため、花梗上では維管束に沿って縦一列に並ぶ外観となり、成長に伴って徐々に移動するので何度も挿し直している筈で、吸汁痕は果梗から果実に掛けて一筋の亀裂が入ったように見える。
 新たに生まれた子は胎児のうちから妊婦なので、母親が次の子(次女)を産むよりも早く孫が産まれる。

定規で引いたようなサビ(300*300) 果面サビ(300*300)
【写真・左】果梗に生じた吸汁痕はコルク化して盛り上ってくるが、開花から1箇月程度を過ぎると殆どが落果し、写真の幼果も、6月10日までに落果して追跡できなくなった。
 果実になる部分でも直線状のサビを生じる事があるが、果梗部分への寄生を免れたものしか収穫期に残らなし、縦隊を解いて散らばる前に薬剤で死滅したときだけ直線状のサビになって残る。
 開花期以降の寄生では果実部分のみとなり、散在して寄生するので網状のサビとなる。
 最初は濃淡のある線が入り乱れるが、次第に拡がって「ケロイド状」と呼ばれるサビになるが、こうしたサビを生じるのは開花後2週間以内に限られ、3週目を過ぎると果面への被害痕は残らないので、長い間、アブラムシと果面サビとの因果関係は無いと言われてきた。

 「寄生された果実の着色が悪くなる」との説は、農薬が掛かりにくい場所で繁殖しやすいので、たまたま日陰になる場所と一致しているだけの可能性が高い(追試中)。

【写真・左】所々に見える大きめの斑点が吸汁口で、周囲の平滑な部分は脚を食い込ませた跡らしい(未確認の思いつき意見。確認方法も不明・・・スマン^^;)


 これらの痕跡は、霜害と診断される事もある。(「リンゴのニセ霜害」を参照。)

 多くの殺虫剤が有効で防除は簡単だが、開花期直前に飛来して開花中に増殖するため、花粉交配用のミツバチが導入される場所では、農薬の使用が制限されて被害が甚大となっている。
 ただし、当地でのミツバチ導入時期は主要品種の「ふじ」が開花する10日以上も前で、この期間に開花するサクランボなどに集中するため、りんご園でミツバチを見掛けるのは、開花の早い「王林」のある場所でも稀なのが現状。
 被害の主体が越冬幹母に由来する2次寄生ではなく、有翅世代の飛来による1次寄生であることや、吸汁痕がサビに発展することを認めてもらえない限り、ハチの導入時期を遅らせて被害を食い止めるのは困難で、現在も指導機関と交渉中。





コブアブラムシ

 (写真はウメ)
 名の由来は、寄生された葉に気泡状の瘤ができることから。
 芽の付近に産み付けられた卵で越冬し、発芽直後から葉裏に寄生するので黒木防除(マシン油など)の効果が高い。
 寄生された葉はモモ・ウメなどでは縮れるが、厚肉の葉を持った柿などでは両縁が裏側に向かって巻き込みながら肥厚するので、アワビ(貝)のようにも見える。

 他所で繁殖したものが飛来する事で、遅れて発生する事もある。
 殺虫剤を使用しなければ天敵によって死滅し、被害も軽微で終息する事が多いので、薬剤による防除は中途半端に行わない(天敵の方が先に死滅する)。
 樹上越冬して春先から発生するようなら、黒木防除(発芽前散布)は必須。

 





アブラムシの天敵・アブラハバチ

 そういう名前の寄生蜂がいて、アブラムシの体の中に卵を産み付けていくんだそうな。
 もっと他にいるのやも知れず、こいつがそうだという自信自身はありません。参考までにこんな風になるってだけね。


 右下の写真(矢印の部分)のようなでっぷりした黄金色のアブラムシがマミーと呼ばれる寄生蜂の繭。





アブラムシの天敵・テントウムシ
(注意:継続観察したものではないので、同一種ではありません)


@卵

A孵化
卵は、はじめきれいな黄色で、次第に赤みが差してきた後、黒色になって、幼虫の色が透けて見えるようになる


孵化した直後は数日間、白く見える卵の殻の周りに固まっているので、遠くから見るとハマキムシにそっくり

B終齢幼虫

C孵化直前(蛹はお尻の吸盤でぶら下がっている)

D交尾、そして@へ戻る

アブラムシの天敵・ヒラタアブ(の仲間) 
ナメクジタイプの幼虫は、葉を食い荒らすモモハバチと良く似ているので注意!
モモハバチの幼虫は、葉の薄皮1枚を残して食い荒らします。
(以下の写真は、すべてリンゴのもの)


幼虫(表面は葛餅状のぶよぶよ)

蛹(表面はかたつむりの殻状で硬い)

違うかもしれない・・・
とりあえず親はこんな感じのやつ

アブラムシの天敵・クサカゲロウ


成虫

 卵