1999/12/31
2005/4/1
最適pHによる作物の分類は、改訂の度にアルカリ側にシフトしてきている。
多くのミネラルは土壌がアルカリ性化すると溶け難く、作物にとって吸収し難くなるが、最適pHの改訂は、これらのpH上昇に伴って相対的に不足する成分を肥料資材として補うことが前提になっている。
よって、中量〜微量要素の補充無しに石灰類だけ投入した場合、「最適pHになったのに、収量は以前より減った」という事態も発生する。
作物別最適pH・(資料発行年次不明〜2000年以前) 【安田典夫:土壌pH.農業技術体系・土壌肥料編−基本105-110pp.】 ■ pH領域:6.5〜7.0(微酸性〜中性) (穀類・工芸作物・牧草) アルファルファ,サトウキビ,ビート (野菜) エンドウ,ホウレンソウ (花卉) ガーベラ,カスミソウ,スイートピー,トルコキキョウ (花木・植木) ハイドランジア(レッド) (果樹) ブドウ ■ pH領域:6.0〜6.5(微酸性) (穀類・工芸作物・牧草) アズキ,オオムギ,クワ,コムギ,ソルゴー,ダイズ,トウモロコシ,タバコ, ハトムギ,ホワイトクローバー,ライムギ,レンゲ (野菜) ・アスパラガス,ウド,カリフラワー,サニーレタス,シュンギク,セルリー, タカナ,ナバナ,ニラ,ネギ,ハクサイ,パセリ,ハナヤサイ,ブロッコリー, ミツバ,ミョウガ,モロヘイヤ,レタス ・インゲン,エダマメ,オクラ,カボチャ,カンピョウ,キュウリ,ササゲ, スイカ,スイートコーン,ソラマメ,トウガラシ,トマト,ナス,ピーマン, メロン,ラッカセイ ・コンニャク,サトイモ,ヤマノイモ (花卉) カーネーション,キク,グラジオラス,サイネリア,シクラメン,スイセン, スターチス,ストック,ゼラニウム,パンジー,フリージア,ポインセチア, マダガスカルジャスミン,ユリ (花木・植木) バラ (果樹) オウトウ,キウイ,モモ ■ pH領域:5.5〜6.5(微酸性〜弱酸性の広領域) (穀類・工芸作物・牧草) イネ,エンバク,チモシー,ヒエ,レッドクローバー (野菜) ・キャベツ,コマツナ,サラダナ,チンゲンサイ,フキ ・イチゴ ・コカブ,ゴボウ,ダイコン,タマネギ,ニンジン,レンコン (花卉) アンスリウム,コスモス,マリーゴールド (花木・植木) (果樹) イチジク,ウメ,カキ,ナシ,ミカン,リンゴ .page ■ pH領域:5.5〜6.0(弱酸性) (穀類・工芸作物・牧草) イタリアンライグラス,オーチャードグラス,ソバ,トールフェスク (野菜) サツマイモ,ショウガ,ニンニク,ジャガイモ,ラッキョウ (花卉) セントポーリア,プリムラ (花木・植木) (果樹) クリ,パインアップル,ブルーベリー ■ pH領域:5.0〜5.5(酸性) (穀類・工芸作物・牧草) チャ (野菜) (花卉) アナナス,シダ,洋ラン,ベゴニア,リンドウ (花木・植木) アザレア,サザンカ,サツキ,シャクナゲ,ツバキ,ツツジ, ハイドランジア(ブルー) (果樹)