スライドショー
 昔、自分の不注意で車に轢かれそうになりました。自転車で角を曲がったら、こっちに曲がろうとした車と、あと数センチ!ってとこでお互い止まりました。ワタシは迫ってくる車のバンパーをゆっくりとスローモーションで近づいてくるのを見ながら、一瞬、頭の中に閃光が走って何も音が聞こえなくなるのを感じたの。

 その時、ワタシは高校2年生だったのだけど、17年間分の記憶の中に映像でしまわれていたものが、次々に頭に浮かんで行ったの。スライドみたいに。カシャカシャって。小さい時からの記憶が順番に蘇ってきて、忘れてしまっていた友達の名前まで思い出した。
たぶん、1秒とか2秒とか、ものすごく短い時間しか流れていないと思うけど、あの時に見た画像は結構タクサンあったんだよ。カラー写真みたいな綺麗な記憶だった。

 それでワタシ思ったんだけど、もっと強いショックを感じたら、お母さんのお腹の中での記憶とか、前世の記憶とかも見れるのかなぁ・・・って。
全ての身体の感覚がなくなったような気がしたから、交通事故って案外痛くないのかもしれません。

 やはり不注意で道路に飛び出して、横から来た車に轢かれそうになった時は、ビックリした運転手の顔しか見えませんでした。どうも、正面から来た時じゃないとスライドショーは見れないみたい。
今はオトナだから、ちゃんと確認しながら道路を使っています。

2001年8月29日

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