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2007シーズンより新ルールが適用された。その中でも
・スタート時にもてる雪球は2球以内
・フライングをしたチームは警告となる
この二つが試合に影響をあたえた。これらのルール改正が試合にどう影響をあたえたのか、試合を振り返り考えてみた。

センターの攻防

まず、近年の傾向を見ると、以前よりスタート時にセンターシェルターを狙うチームが多いということ。各チームにはそれぞれフォーメーションはあるが、センターに二人入ったときは大きな攻撃力を見せつけられる。また試合を有利に運ぶことも可能だ。 センターに二人が入って大きな攻撃力を見せ付けられた印象的なチームは、決勝戦での”ゆだホワイトベアーズだ。このレポートに関しては、以前の昭和新山国際雪合戦でのレポートで書いたため、後日アップしたい。 話を戻して、センターシェルターを取りにくるチームが多いということは、センターを取り合う確立も高くなる。第18回大会の特集で激しいセンターの攻防に触れたが、年々激しさを増している。これは審判を悩ますことにもなる。センターの攻防は波乱を呼ぶ。以前にはジャッジ不能なゲームもあり、再スタートもあった。それが今回の改正につながったかどうか真意はわからないが、フライングの警告を危惧し、センターを狙わないチームの出たのではないだろうか。


スタートの変化

もう一つのルール改正、。「持ち球2球以内」もスタートに変化を見せた。この改正は飽くまでも予想だが、センターの攻防で持ち球が多ければよりジャッジはしにくくなる。一度アウトになった選手が手に持っている雪球をなげればそれが相手の選手にあたるとアウトになる可能性もある。これではフェアな試合はできない。アウトコールを受けてからも雪球を投げてしまうかどうかは選手によるところが大きいが、ルールでも規制をかけたのではないだろうか。
では、どのように変化したかというと写真だが、バックスの選手はスタート時は投げるのをやめ、フォワードの選手がスタートの合図とともに雪球を受け取り、シェルターへ走る。ただし、この方法だとスタートが若干遅れるためセンター狙いは厳しいといえる。この雪球の受け取りが戦況にどのように影響があるのか。センターの攻防には有利になるであろうがスタートは出遅れる、であれば狙うは1シェルとなる。しかし、1シェルに入るためにバックスから受け取ってまで雪球は必要か?2008年度は改正から一年後、どのようなスタートになるのか、スタート時の持球の数は影響あるかどうか、確認してみたい。


赤い彗星vs SKYWARD

また、改正したルールではないが、以前からあるルールの
・4人目が敵陣に入った時点でそのセットは負けになる
というルールだが、19回大会でも大きく勝敗を分けた試合があった。前回大会優勝のSKYWARD対広島県の赤い彗星だ。1セット目は両者譲らず引き分け。2セット目は赤い彗星が取った。3セット目、もう後がないSKYWARDはセンター2枚攻撃から相手1シェルをアウトにし、旗を狙った。
雪球を構える赤い彗星、敵陣へ突っ込んだSKYWARD、そして試合終了のホイッスル。SKYWARDの4人目がセンターラインを越えたのだ。圧倒的な強さを見せるSKYWARDがルールに嵌った。しかし、これが雪合戦の魅力のひとつでもあるといえよう。


ルールが改正されることはいいことだ。スタート直後という一つの課題を考える機会となった。今後のスタート直後のセンター攻防に注目しよう。