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毎年2月末、北海道壮瞥町が大きく揺れる。事実上雪合戦の世界一を決める大会、昭和新山国際雪合戦が開催されるからだ。全国各地から昭和新山の麓に集結し勝者を決める。そしてこの大会の勝者を決める決勝戦は特別な位置づけにある。それは決勝戦のためだけに用意されたセンターコートだ。大会初日より男女上位2チームのみ足を踏み入れることが許されるコート。各チームはこのコートを目指し二日間に渡り熱戦を繰り広げる。今回はそんな決勝戦についてだ。
昭和新山山麓メインスタンド横に”センターコート”が見える。コートの出番は大会二日目の午後3時過ぎだ。準決勝戦までは各コートで行われ、一般の準決勝終了後、レディースの決勝戦、一般の決勝戦と試合が続く。コートは一度も使用されることなく、万全の体制で選手を待つ。
いざ決勝戦が始まるとなると、上の写真と比較していただきたいが、かなりの注目を浴びることとなる。これが昭和新山国際雪合戦の決勝戦という重みだ。審判、各選手のコールから試合は始まる。選手・審判員とも自分の名前のコールに合わせ、手を上げ頭を下げ、センターコートにフェアプレーを誓う。
写真はすべて第19回大会のものだが、ここでレディース・一般ともに優勝チームについて軽くふれることとしよう。レディース優勝チームは北海道のシェイカーズ。毎年レディースでは最初に優勝候補として名が挙がるチームだ。自慢の肩を武器に順当に勝ち残る。第20回大会では、優勝候補のシェイカーズに対し、各チームがどれだけレベルを上げてくるか。第20回大会の予選組み合わせは終了している。それ次第ではあるが、今年は何かありそうな予感がする。
第19回大会優勝チームは、”第N回優勝札幌チーム。こちらも毎年優勝候補として名の挙がるチームだ。もちろん第20回大会でも上位は確実視されているだろう。このチームを表現するには”安定性”という言葉が合う。確実に一人ひとりアウトにする攻撃力と当たらない守備力。
雪合戦の王者として有名なのはSKYWARD。このSKYWARDの試合スタイルを”動”とするなら第N回は相対する”静”と表現できる。
侵略すること火の如く
動かざること山の如し
昭和新山の麓、今年は火(動)V.S 山(静)の対決は見られるだろうか。
決勝戦の重みを肌で感じることができる4チーム。第20回大会もこの4チームを目指す熱い試合をレポートしたいと思います。(2008.2.12記)