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H.G.W.V History
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『私の山旅』 早川寛志 山に登ると云う行為を、西洋では挑戦、征服等と云って一つの闘争と考えたのは、山を悪魔の住みかとしたキリスト教のせいであろうか。 日本では、山を神の座として打ち仰いでいたせいか、山は闘争の場としてではなく、信仰の場として古くから親しまれている。 北海道の山々の名も、ほとんどがアイヌ語の呼び名から日本語に置き換えられたものであるが、山を神の座と仰いだカムイ(神)、やイナウ(稲穂)等、神事にちなんだものがある。 私が山に登るのも、山を征服すると云うよりはむしろ「山に親しむ」の感がある。山の高低を問わずずいぶん歩いたものだが、一度行ったきりの山、二度、三度と足を運んだ山、なかには二十数回登った山々もある。 人にそれぞれ個性がある様に、山にもそれぞれ個性がある。同じ山でも、季節によって、登るコースによって、色々な面を見せてくれるし、登る人の心によっても、山の様相が異なって見える。 登山を始めた最初の頃は、ただガムシャラに歩きがちであるが、山行の一つ一つ、一歩一歩が心に残る楽しい山を、ワンゲルの諸君に伝えて行きたいと願ってやまない。 (昭和56年度版『稜線』より転載させていただきました) |
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稜線52(昭和52年度版『稜線』たぶん4号) ※表紙クリックで拡大 |
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No.1(昭和53年度版・『BERG』の名前で創刊号) ※表紙クリックで拡大 |
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No.2(昭和54年度版・『北彷』に改名第1号) ※表紙クリックで拡大 |
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No.3(昭和55年度版・飛ぶ鳥落とす勢い号) ※表紙クリックで拡大 |
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No.4(昭和56年度版『北彷』・合併活動開始号) ※表紙クリックで拡大 |
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稜線56(昭和56年度版『稜線』・合併活動開始号) ※表紙クリックで拡大 |
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No.5(昭和57年度版『北彷』) ※表紙クリックで拡大 |
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稜線57(昭和57年度版『稜線』) ※表紙クリックで拡大 |