本土寺の紅葉

2007年12月2日


「そうだ、本土寺に行こう」
日曜日の朝、妻が突然言い出した。なんか、JR
東海のCMみたいだけど、ぼくも「そうだ、行こう。
行こう」と答えた。
鎌倉だとちょっと遠いが、松戸の本土寺(松戸市
平賀63 рO47−341−0405)なら自宅から
1時間もかからない。
ことしは紅葉が随分遅い。もう12月だけれど、こ
れからが、本番だ。
本土寺は春は桜、初夏は紫陽花が美しいことで
知られている。
しかし、紅葉がこんなに美しい寺だとは知らなか
った
明治の廃仏毀釈で衰滅するまでは、日蓮宗の本
山のひとつとして大伽藍を誇っていたという。
JR常磐線北小金駅北口から歩いて行くと、すぐ
本土寺に向かう杉の並木道がある。
「なかなか、いい雰囲気だねえ」
ゆっくり10分もすると、左手に仁王門があり、紅
葉がぱっと広がる。
日曜日とあって紅葉狩りの人の列が引きも切ら
ない。
モデルのような素敵な和服の女性がいたので、
パチリと1枚。紅葉をバックになかなか素敵だ。

境内は紅葉真っ盛りだった。
燃えるような紅葉に息を飲む。
「鎌倉よりいいじゃん」
「近場にこんな穴場があったんだねえ」
ほんとにきれいだ。

境内に入ってすぐ左手に五重塔がある。
その付近はイチョウ、もみじが鮮やかだ。
そのまま、まっすぐ行った本堂の周囲はカエデ
が真っ赤に燃えている。
紅葉のトンネルをくぐってぐるりと回ると菖蒲池
の前に出る。
ここからの眺めも絶景だ。
池の向こうにイチョウが黄金色に染まっており、
それをつつむように赤い紅葉がある。
ベンチに座って大気を思いっきり吸い込む。
とっても良い気持ちだ。

小さな滝があり、弁天堂の周囲も素晴らしい。
この時期、日曜日を除いた毎日、本土寺では「もみじツアー」というのが
あるそうだ。
本堂で和尚さんの法話を聞いた後、一般には入れない本堂、茶室、像
師堂などを見学、懐石膳の昼食を食べる。
ひとり5000円だそうだ。
こんなに素晴らしい紅葉スポットがあるとは知らなかった。何か幸せな気
持ちだった。


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