鈴鹿登山第4弾は谷、沢コース。もう真夏のように暑くなってしまったので、低い山にはあまり登りたくない。私の”涼しい所へ行きたい”というリクエストを受けて、いつもの”鈴鹿スペシャリスト”氏の案内で、ミニ”大杉谷”という感じの大瀞、七丈淵へ行ってきた。
出発時には、天候の不安は全くなかったのだが、10時を過ぎて出発するという横着な態度に山の神様が怒ったのか、突然の雷雨に会い悲惨な目にあった。山へは朝早くに出発しましょう。また、晴れていても必ず雨具を持っていきましょう。
なお、今回のルートは、特に峠より滋賀県側では、木の枝や笹が道に迫り出していて、通る人も少ないようであった。踏み跡が明確でないため、道を見失い立ち往生することもしばしばあった。
我々は、出発が遅く時間がなかったが、ヒロ沢出合からもう少し足を延ばして白滝谷まで行っても面白かったかもしれない。今回のルートでは、大瀞まで見所、展望がないので、根ノ平峠から水晶岳に登って展望を楽しんだあと中峠から大瀞へ降りた方が楽しく、かつ所要時間も少ないと思われる。
97. 7. 6 晴れ一時雷雨
| 10:20 | 四日市発 | |
| 11:05 | 朝明渓谷着。 国道306から”朝明渓谷”の案内に従って細い道を山へ向かうと、朝明ヒュッテのバス停前の大きな駐車場(無料:季節により有料(1日500円)になるみたい。)にたどり着く。ここから先は未舗装路で、さらに奥へ車で入れるが、山荘の有料駐車場ばかりで路駐できるスペースは少ない。 | |
| 11:10 | 登山靴に履き替えて出発 地図では、根ノ平峠への道は、未舗装路に沿ってしばらく歩き伊勢谷小屋から山に入るよう記されているが、登山道の案内板もなかったので我々は通り過ぎてしまい(要は、地図を見ていなかった。)、熊沢小屋の案内板から川を渡り、山へ入った。山荘の看板ばかりで、根ノ平峠への登山道の案内板は目立たないので注意が必要だ。(伊勢谷小屋の所には案内がなかったと思う。) しばらく歩くと、伊勢谷の沢に出る。左手に国見岳を見上げながら、沢に沿って山道を登っていくと根ノ平峠に出る。残念ながら展望はない。 | |
| 12:05 | 根ノ平峠 愛知川への案内板に従って、今度はタケ谷の沢に沿って下っていく。今回は谷ばかり歩くので、ほとんど日陰のため”風さえ吹けば”涼しい。(しかし、ほとんど吹かない。) | |
| 12:30 | タケ谷出合(昼食) 林の中を沢沿いに下ると広い河原に出る。この川が愛知川(神崎川)だ。我々はこの河原で昼食を取った。冷麦を川で冷やして食べるという、風流な企画であったが、3人前の冷麦は風情を味わう間もなく、あっという間になくなってしまった。 | |
| 13:35 | 昼食を終え出発 コースは川の対岸へ続いているので川を渡らなければならない。 昼食の間はやや曇りがちながら、夏空が広がっていたのに、歩き始めて間もなく、突然激しい雨音のような音が聞こえてきた。しかし、雨は落ちてこない。風かなと思っていると、音が大きくなりしばらくして雨が落ちてきた。”林の中を歩いている間はたいして濡れないな”と思ったのも束の間、そのうちに雷も鳴りだし滝のような豪雨になった。道も川のようになり、靴の中はもちろん、パンツの中までチャプチャプ状態になってしまった。 しかし、大瀞に着く頃には雨も止んで、さっきの雷雨がうそのようにまた暑い夏空に戻っていた。 | |
| 14:05 | 大瀞 道は川に沿っているものの、ずっと林の中を行き、川はほとんど見えないので、”大瀞”の案内板を見落としてしまうと、通りすぎてしまう。案内板にしたがって河原に降りると、そこはミニ”猪ヶ淵(大杉谷)”という感じの渓谷美が楽しめる。 しかし、我々は渓谷美を楽しむ前に、衣服の脱水という大事な作業を行わなければならなかった。釣をしている人が3人ほどいたが幸い女性はいなかったので、上着はもちろん、靴下から短パンまで絞って干した。裸足になった勢いで、川に入ってみた。非常に冷たくて気持ちがよい。 | |
| 14:45 | まだ濡れている服を着て出発 また林の中をヒロ沢出合に向かう。幸い雨は上がったものの、夏の日差しで発生した蒸気が林の中にこもって湿度100%の熱帯ジャングル状態となり、不快指数も100%であった。 恵みの雨に喜んだ蛙が、道端で飛び跳ねているのをあちこちで見掛けた。雨蛙より大きな蛙をみるのは本当に久しぶりだ。 | |
| 15:15 | 七丈淵(ヒロ沢出合) 道が再び河原に出るとそこがヒロ沢出合。羽鳥峰峠への道は川を渡らなければならないのだが、水量が多く靴を濡らさずに渡ることはできなかった。(と言っても既に靴は中まで水浸しであるが。) 今度はヒロ沢に沿って、何度も沢を横切りながら羽鳥峰峠に登っていく。この道も雨に濡れた木の枝や笹が道に張り出し、歩きにくい。 | |
| 16:00 | 羽鳥峰峠 湿地(ヘビの絵が描かれた看板が立っていたのでこの湿地にはマムシがいるのかもしれない。)を抜けると、突然視界が開け、展望の良いザレ場に出る。ここが羽鳥峰峠で、御在所-釈迦の縦走路や朝明への下山路を示す案内板が立てられている。かなり西に傾いた日差しを浴びて、国見岳から続く尾根が美しく輝いて見えた。 最後の休憩ののち、猫谷から下山した。また沢に沿って下って行くと、行きの未舗装自動車道のずっと上手にでる。途中奇麗に整備された公園があった。 | |
| 17:00 | 朝明渓谷駐車場に帰着 | |
| 17:30 | 四日市帰着 |

