● 揺り板 ● 選鉱パン
・写真左 日本の伝統的採取方法で最も基本的な道具。作者の揺り板は
柳の木でできており、正木の削り出しである。砂金堀りの師
匠に依頼し作成していただいた宝物。
・写真右 アメリカで生産されているゴールドパン。極一般的なグッズ。
(札幌では東急ハンズでGETできる)
● カッチャ(中カッチャ)
・左は全体、右は金属部分のUP。川底の土砂をすくいあげるのに使用、
必需品。写真は鉄製であるが、本来はハガネ製。先端部及び縁の部分
は研いで刃物のようになっている。作者の道具は錆びてボロボロだが
シーズン前に手入れする。
● カナテコ
・ただの金棒だが、人の手では動かせないような岩などを動かす際に重宝する。
写真は120cmのタイプ
● 箱メガネ
・メガネ堀りの必需品。漁師さんなどが使用する道具で水中がよく見える。
スポーツ用品店や釣具屋さんでGETできる。私は東京新宿歌舞伎町付近の
”上州屋”という釣具屋さんでGETした。
● 秘密兵器
・メガネ堀りの秘密兵器、左はスポイト、箱メガネでのぞき込んだ水中に砂金
を発見した際に使用する。右は”水中うちわ”川底の土砂を吹き飛ばす。
箱メガネと水中うちわ(正式には”あおり”という)とスポイトをセットで使
用すればとても効率が良い。
● ねこ ● 樋
上記は流し堀りに使用するもので、どちらも川の水流を利用して砂金を選鉱します。すのこ
状になっている部分に水を流すと、水流が階段状になりその間に砂金が止まります。すのこ部
分と枠部分に分かれており、その隙間に大きな布を入れて、一回の作業修了時に布にたまった
砂礫を揺り板で最終的な選鉱します。
・写真左 ”ねこ”は砂金の寄せ場下方に設置し、川上から砂礫をカッチャで直接流し込ん
で砂金を選鉱します。
・写真右 ”樋”は(トイ)寄せ場の砂礫をカッチャですくって別容器に移し、水流を調整済み
の樋の上に流し込む。主に水流の弱い沢などで陸(おか)堀りをしたときに有効。
普通、樋はねこに比べるとかなりおおきい。
● ロッカー
野村先生から頂いた写真です。基本的にネコや樋の様な機能をもっており
先生自ら制作なされたのでしょうか、試作品がずらり。
名前
ロッカー(Rocker)「揺する物」、別名はクレイドル(Cradle)「揺りかご」
特徴
水の少ない場所でも使用できる。選鉱の速さはパンニング皿の数倍〜十倍。
構造
底部に半円形の板が2枚付いていて、全体を左右に揺すれるようになっている。
最上部にはホッパー(給鉱部)があり、底が金網や穴あき鉄板になっている。
その下には斜めの板2枚、デフラクターとエプロンがある。小形のロッカーでは
この2枚の板が省略されている。
底板にはリッフルと呼ぶ桟があり、リッフルは取り外しできる。
底板に傾斜が付くように、半円板2枚の高さを変えた物、傾斜した台の上に
載せる物、台を石の上に載せて傾斜させる物の3方式がある。
使用方法と原理
ホッパーに土砂を入れ、「ひしゃく」で汲んだ水を上から注ぎながら、ロッカー
全体を左右に揺する。大型のロッカーではハンドルを持って揺する。小型では
ハンドルが無いので、適当にどこかを持って揺する。揺すり方は、できるだけ
シャープに。しかし幅はそれほど大きくする必要はない。
吸水はできるだけ絶え間なく。また、揺する動作も途切れないようにする。
ホッパーの中の土砂が洗い流され、礫(小石)だけが残っても、しばらくの間
水をかけながら揺すり続ける。礫同士がぶつかるうちに、こびり付いた粘土も
落ちて流れる。適当な段階で礫だけ捨てる。
水と共に下に落ちた土砂は斜めの板(デフラクター)で一旦前に送られる。
エプロンと呼ぶ2枚目の板で再び後方へ送られるが、この時、大粒の砂金は
ゆるい毛布でできたエプロンに引っかかる。エプロンは抜き差し式。
最後に底板の上を前方に流れ下るが、リッフルと呼ばれる桟を越えて流れる。
この桟に砂金が引っかかる点はスルース・ボックスや板ネコ、樋流しと同じで
あるが、大きく違う点は、桟の上流側に重鉱物が溜まることである。
ロッカーは常に揺すられた状態なので、砂は水と液状化現象を起こし、擬重液
となって底板を流れ下る。軽い砂は水と一緒にリッフルを乗り越えるが、砂金
は重いので底の方這うように下り、リッフルを越えられない。
リッフルの上流側に溜まった砂が少なくなったら揺するのを止め、ホッパーに
次の土砂を入れ、再び吸水と揺動を繰り返す。
水をかける動作で、最初は少しずつかけないと、溜まった砂と砂金が、一気に
流れてしまう危険性があるので注意。
ロッカーは、配置さえうまくいけば、溜まり水を使い回しして、非常に少ない
量の水で多量の土砂から砂金を選り分けられる。
ロッカーの設計図があるホームページは、
http://www.dnai.com/~wfw/rocker.html
である。
説明文:野村先生より(ありがとうございました。)
● かなザル
・揺り板やねこに砂礫を乗せる場合に、かなザルで砂礫にふるいをかけると大きくて余計な石を
取り除けるので作業効率がUPする。
● 砂金秤
・1999/8/29にGETした砂金秤、5瓦(g)まで計れる。凄く正確で手軽。
鼈甲の部分が割れているのが玉に傷。
● 天秤秤